表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇と光ー壱の理ー  作者: ハイロリ
第0エリア
9/254

第9話 言質

オレは両手、両膝をつき地面に崩れ落ちた。

人間落胆した時って力が入らなくなってこうなるよね?これで話が変わってくれれば・・・ふはは。っていうか、オレのハイロリさんをかえしやがれっ!この先いったいどうすれば・・・。


「異世界選んだ人って戦闘試験で落とされてるはずなんだけどその子すごいわねえ。日本支部での合格者は今のところ3名しかいないのに。まだやってるのもちらほらいるけどね。


・・・って、なにそのthe落ち込んでますのお手本のようなスタイルっ!?」


へぇ・・・戦闘試験なんてあったんだ・・・。はぁ・・・恋のはじまりかと思ったが・・・はじまりもしないうちに終わっていたようだ。やる気が急速に失われてきた。なんかどうでもよくなってきたな・・・。


「ねぇ?げ、元気だして?(落ち込みすぎじゃないの?あ・・・そういえば私のこともタイプってさっき言ってたわよね?こうゆう感じの人のやる気を出すためには・・・)


じゃ、じゃあ特別にこうしましょう。チュートリアル終わってからなんだけど、参加者のサポート役として1人1人に人工知能を積んだナビが同行することになってるの。


身体強化をもし1日で使えるようになったら私がナビとして同行してあげるわ。現実で仕事もあるからずっとは同行してあげれないけどね?こっちで言うと5日のうち1日分くらいは私がサポートしてあげれるわよ。


まっ・・・あくまで1日で身体強化使えたらの話なんだけどね。一応私はその権限持ちの1人だから安心して(単純っぽいからこれできっと・・・やる気がでるはず!)」


「え!エチねぇがそばにいてくれるの?このいい匂いが定期的に堪能できるわけか。はいっ!頑張ります。エチねぇゲットのため・・・オレ頑張っちゃいますよ!ハイロリさんのことは惜しいけれども、エチねぇのことも気になるというか好きだしな。でもハイロリさんきちゃったら、エチねぇのこと振ってしまうかもしれない。許してくれエチねぇ。でもエチねぇから積極的にこられたら・・・オレはエチねぇの物に。虜になってしまうだろうな。うん。


ん?それ本当ですか?」



「いや、心の声ダダ漏れしてるからね!?(想像以上に単純だったわ・・・。私って・・・そんなに匂うのかしら・・・?いい匂い感じる相手って遺伝子的に相性はいいはず・・・。あれ?私ったら慶太さんとの相性良さげなの?急に意識させられると照れちゃうじゃない・・・)


っていうか心の中で勝手に私を振らないで!!私まだ告白してないからね!?


・・・できたらいいわよ。

まっ・・・1日で身体強化使えたならだけど(無理だろうなぁきっと)」



「ちょっと赤くなったエチねぇも素敵だね。というか1日と言わず1回でいい!もし1回でできたらお願い1つ聞いてくれたりなんかしてくれる?


ところでエチねぇ。さっきの姿より今の方可愛いよ。こっちの方が魅力的だね。


金髪のサラサラの長い髪、ピンクのインナーカラーも似合ってる。ギャルっぽいお顔にちょっと日焼けしてるような肌の色、セクシーな服装、ドキドキが止まりません。


左目の上にある4つのピアス、鼻のピアス、唇の下にあるピアスもとっても似合ってる。ちらちら見える舌のピアスも色っぽい。


そしてお顔にある黒子も素晴らしい。セクシーさが際立っております。


すらりとしていて、身長は少し低めの貧乳!スタイルも完璧です。貧乳最高!!!!

香水混じりの匂いもいいけど、その奥にあるエチねぇ本体の匂いも素晴らしい。


えっと・・・第2棟管理局長の涼宮美貴さん?美貴って名前もまたいい。名が体を表している。こんないい子オレにくださってありがとうございます」


「も、もう心の声を隠す気はないの!?

てかなんでよっ!?アバター姿なのになんで私の現実の姿がわかるのよ!?不具合でも発生してるのかしら・・・。


なにも起きてない・・・。


どうゆうことーー!名前まで・・・。あ、ネームプレート・・・。

っていうか、ひ、貧乳なんて言わないでよぉぉぉ・・・結構気にしてるんだから・・・傷口広げないでぇぇぇ!!」


「じゃあそれがホントの姿なんだね。とっても可愛いよ。


美貴ちゃん、安心してくれ。巨乳なんてただの牛だ!世界中のすべてが巨乳好きだとしてもオレだけは美貴ちゃんの貧乳を愛で続けると約束しよう!!!貧乳はステータスだ!!貧乳こそ美しい!!!


それで1回でできたらお願い1つ聞いてくれるの?」


「なんで・・・そんな笑顔なのよ・・・。も、もうわかったから、貧乳って連呼しないでお願いだから・・・。


ど、どうせ1回じゃできっこないからできたらいいわよ!なんでも1つお願いを聞いてあげるわっ!!」


「言質とったよ?なにしてもらおうかなぁ。あんなことやこんなこともいいなあ・・・。どうやってできたか判定するの?」


「はいはい。言質とらなくても約束は守るわよ。できてから考えてね。まったく・・・。

できたかは私が判断するわ。この機械で見ればわかるのよ。準備ができたら言ってね」


エチねぇ改め美貴ちゃんが出してきたのはあれだった。というかもはやスカウターにしか見えない。王子でも襲撃してくる予定あるのかね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ