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闇と光ー壱の理ー  作者: ハイロリ
第0エリア
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第55話 ハイロリの帰還

今日は56話まで投稿します

目が覚める。懐かしい景色だ。何十年ぶりに見る天井。色々な骨をポキポキ鳴らす。体を伸ばすと気持ちいい。体に3人の匂いが染み込んでいる。ありがとう。いい女を彼女にできてオレは幸せだよ。



庭にでてみる。なんだ?鳥が遠くにいっぱい見える。どうなっている。



「サモン。ピヨ吉。ピヨ子」



ピヨ吉とピヨ子を目の前に召喚する。目の前に現れたのはでかい鳥が2匹。え・・・誰こいつら。



「「あ、あるじ様ーーー!!」」



「おう久しぶりっ!よしよし〜〜熱烈な歓迎だな。人語話せるようになったのか。偉いぞお前ら。元気にしてたか?もふもふが気持ちいいな。・・・でかくなりすぎて暑苦しいんだよ!!」



「「えーー・・・」」



「まぁ落ち込むな。とりあえず誰の許可を得て大きくなっているんだ?あん?言ってみろや」



「「勝手に大きくなってすみませんでしたーー!!」」



「立派な土下座だな。美貴でも教えたのか。まあいい。んじゃお前ら小さくなれ。でかすぎて暑苦しい」



「「えっ・・・」」



「なんだそんなこともできないのか。退化させるとせっかく育ったのが台無しになるか・・・。んじゃそのまま小さくするぞ」



「「え?」」



「これで前のサイズよりちょっと大きめだな。これくらいなら可愛がれるな。うん我ながらいい出来だ」



「「ええええええええ」」



吉子の体はニワトリとひよこの中間くらいの大きさに小さくなっていた。吉子は困惑していた。しかし主人の手によってもふもふされて恍惚な表情になっていた。



「吉子。そういえば卵は?」



「すみません。まだ孵ってないっす」



「姉御達と配下のマナも注いでるんですがまだ足りないみたいなんですの」



「持ってこれる?」



「ただちに!お前ら大あるじの命令だ!死ぬ気で持ってこい」



6000羽くらいだろうか。鳥達が隊列を組んで飛んでくる。



「あるじ!紹介します!我らの配下です」



「あるじ様に敬礼!!」



「「「「「ピィ!」」」」」



「楽にしろ。しかし大家族になったものだな」



「ピィピィ(卵にございます)」



「そこに置いて少し離れておいてくれ」



置かれた卵にオレはマナを注いでいく。なかなか孵らないな。闘気を解放しよう。



「あるじすごい」



「あるじ様素敵です」



パキッ・・・パキパキッ!



「グガ?」



「「うまれたあああああ」」



「トカゲか・・・。まぁカメレオンだったしトカゲになるのか?まあいい。女の子か。名前はそうだな。サリー。君の名前はサリーだ」



「グギャー!」



「おおう喜んでるな。吉子。お前らマナで回復できるか?」



「できます!」



「姉御に仕込まれたので大概のことはできますわ」



「なら久しぶりに任務を言い渡す。サリーを高いところから落として死にかけたら回復させろ。ヌッシーは空を飛んでいた。だからサリーも飛べるはずだ。飛べるように鍛えろ。飛べないトカゲはただのトカゲだ!」



「「承知しました!」」



「・・・グギャ?」



「ちなみにサリーは吉子の妹分にしていいからな。ちゃんと育てろよ」



「「はい!!可愛がります!!」」



「んじゃオレヴェルンドのところに行ってくる。ちゃんと帰ってくるからアリス達が戻っても探しに行かないように伝えてくれ」



彼が言葉を放ち終えると彼の周りに黒いなにかが現れた。彼の姿がなにかに包まれていく。黒いなにかが消えると彼の姿が消えていた。



「あるじ。パワーアップしてるね」



「さすがあるじ。我らが大あるじ」



「んじゃやろうか。サリーいくぞ」



「サリーちゃんいくよ」



「ギャ?」



産まれたてのサリーは地獄を見ることになる。鳥達に上空まで運ばれ、そして落とされ、死にかける。吉子達によるスパルタ飛行訓練がここに始まった。サリー強く生きるんだ。




「あん?なんだこりゃ。誰だてめぇ」



「自分で渡した装備もわからないのか?」



「お前・・・ハイロリか?」



「ああ久しぶりだな。ヴェルンド」



フードから顔を出す。頼んでおいた武器がさすがにできているだろうと取りにきたのだ。ヴェルンドに伝えるとすぐ持ってきてくれた。



「もちろん出来てるぞ。これが6代目だな。てめぇの要求に応えようと努力したからな。感謝しろ。いない間に改良しまくってだいぶアップグレードしてるぜ。素材の産地はわからねぇがこないだとんでもねぇ素材が手に入ってな。それを注ぎ込んだ武器になっている。加工に苦労したぜ。オレの最高傑作だ」



「ほう。なかなかいいな。マナを放出して何にでもできる。マナの弾丸も発射できる。いいじゃないか。どのぐらいまで耐えられる?」



「嬢ちゃん達がデキウス様に祈って得られた鉱石だと聞いている。正直わからん」



「大切に使わせてもらうよ。で、それは誰だ?」



「なんだお前知らねえのか。デキウス様はこの惑星の神だ」



「ふーん。神ねぇ・・・。まあいいや。ありがたく受け取っておく。新しい硬い剣もくれてついでに助かるぜ」



「ところでなんで34本なんだ?」



「豆を歳の数食べる習慣がオレの世界にあってな。マメとマナって似てるじゃん?」



「・・・結局のところは?」



「なんとなくだ!」



「だと思ったぜ・・・。だがちゃんと使いこなせよ。武具を泣かせたらゆるさねぇぞ。これはお前専用のオリジナル武器だ。名前をつけてやれ。それと嬢ちゃん達にも感謝するんだな」



名前か。なにしよう。愛情たっぷりの素材か。さすがにそれを堂々名乗るのはやめよう。オレと彼女達がその事実を知っているだけでいい。彼女達との秘密に留めておきたい。あの光るセイバーに似てるけど同じじゃ芸がないよな。基本は剣で使うからそうだな。あれにしよう。こっちの硬い剣はどうしようかな。使い道は決まってる。じゃあ決まりだな。



「決めたぜ。ヴェルンド。34本のオレ専用武器。その名はハイロリソードだ!こっちの剣2本はハイロリシールドだ!」



「剣なのに盾なのかよ。あとでアデルソン様にも顔を出してやれよ。寂しがってるはずだから」



「しょうがねぇな。あの悪人も。寂しがりとか似合わないのに」



「じゃあまたな。助かった。またくるぜ」



「ああまたな。ってなんだそりゃ」



再び黒いなにかがハイロリを包み込む。なにかが消えるとハイロリの姿はそこになかった。



「英雄達の言う通り・・・とんでもなく成長しやがったな」




はい。やってきました。どこに?もちろん決まってる。あそこだよ!



「あ、お兄さん。久しぶりじゃない。寂しかったわよ。また会えて嬉しいわ。お兄さん達に会えなくてやる気がでなかった子いっぱいいるのよ。あたしもお兄さんの女にしてくれない?」



「すでに7人ほどオレの女が予約で埋まっている。ついてくるのは自由だが従者くらいにしかなれないぞ?何人増えようが面倒は見れるけど」



「本当かい?あたしみんなに伝えてくる。みんな喜ぶよ」



あれ?みんないなくなっちゃった。なんで・・・オレの聖地が・・・。とぼとぼ散歩するのは寂しいのでいくか。悪人のところへ。


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