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闇と光ー壱の理ー  作者: ハイロリ
第0エリア
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第40話 出会ってしまった2人

「はん?これを見てもまだそんな減らず口を言えるのか?」


「な、お前それは!?いくらだ!?」


やっぱり激レア薬草だけあるな。態度が変わった。


「あれあれ?アデルソンくん。さっきまでと随分態度が違うでないか?取引する前にすることがあるんじゃないかね?」


「・・・すまん。悪かった・・・」


「頭が高いように見えるのは気のせいかな〜〜。もっと地べたに這いつくばったら許さないこともないんだけどな〜〜」


「・・・ぐぬぬぬ」


「ご主人様・・・。悪ふざけはそこまでにして話を進めてください。大事な予定が控えてますので」


アリスさん?ちょっと怖いんですけど。耳元で囁いてくれたからそうしよう。アリスに激甘なオレだった。アリスの吐息には抗えない。


「定価の10倍と言いたいところだが、寛大なオレ様だ。新しく道場を建てる。その道場への武具の永久提供、メンテナンスでどうだ?」


「なんだ。その程度でいいのか。取引成立だ」


甘く見てるなアデルソン。人数を滅茶苦茶増やしてやるからな。あとで泣き言を言っても知らんぞ。


「じゃあ取引成立だな。その言葉忘れるなよ?」


「ご主人様行きましょう。早く次へ」


わかったからそんなに力を入れるなアリス。腕に気持ちのいいものが密着してるぞ。


「要件はそれだけだ。アリスが次に行きたいというのでゆっくりしていられない。次あたりは取引なしで遊びにきてやってもいいぞ」


そう言うとオレ達はアヤネの元へ向かった。


「・・・嵐のように去っていったな。アリスが幸せそうでなによりだ。今まで男がいなくて心配してたがよかった。相手があいつじゃなければもっとよかったが、アリスを大事にしているようだしまぁ許してやろう。中途半端なやつだったら私達がボコボコにしているところだ。アリスは私達の娘だからな。フーカがどう出るかはわからんが・・・。しかしハイロリのやつマナの質が前回よりも格段に上がっておる。なかなかに面白いやつだ」


アヤネの道場に着きました。アリスが道行く人に笑顔で挨拶している。そうゆう時は離れるんだぞ。アリス。自分のことを自慢してくれているようで嬉しかった。そんな大層な男ではないのだがな・・・。


「ご主人様。ここですね!?私が見極めて差し上げましょう」


気合たっぷりのアリスである。軽くノックするとアヤネがでてきた。


「あ、ハイロリ様待ってたわ。ってそちらの方はだれ?」


アヤネも若干怖いが気にしないことにしよう。


「はじめまして。私はアリスです。ご主人様の妻候補にして、現在ご主人様第1の彼女です」


「これはこれはご丁寧に・・・。私はアヤネ。ハイロリ様に養ってもらっていて熱烈に愛し合った彼女です」


おいそこの可愛い女子達。稲妻が君達の間を走っているぞ。そんなバチバチしなくてもオレは君達2人を愛してあげるぞ。アリスがいつのまにか離れてくれていた。奥からオレを呼ぶ少年がいた。弟くん元気になってよかったな。近くにいくと、内緒話でもするかのように小さな声で話しかけてきた。


「兄ちゃん。治してくれてありがとう。ボクはヨシツネだよ。あっちが兄ちゃんの彼女さん?綺麗な人だね。でもボク知ってるよ。お姉ちゃんと昨日隣の部屋で何してたか。お姉ちゃんが側室なのかな?お姉ちゃん、兄ちゃんの話ばっかりしてたよ。お姉ちゃんボクの面倒ばかり見ていて、可愛いのに男っ気がまったくなくてさ。お姉ちゃんも愛してあげてね。未来の兄ちゃんよろしく頼むよ。それじゃボクは久しぶりに友達のところにいって遊んでくるよ。またするんでしょ?いっぱい愛してあげてね」


昨日していたことがバレていたようだ。まぁいいだろう。話が早くて助かる。ヨシツネ。未来の弟だ。しょうがない可愛がってやろう。するとなにやら2人から話しかけられた。


「ご主人(ハイロリ)様!!審判をお願いします!!」


はい?なにがどうなったの?え、戦うの?なんで?戦う流れじゃなかったよね。


次回アリス、アヤネ大激突!!

チャンネルはそのままで!


次回予告してみたかったんだ。

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