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闇と光ー壱の理ー  作者: ハイロリ
第1エリア
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第104話 特別顧問現る

朝になってしまったようだ。ずっと愛し合っていたがお互い果てることはなかった。普段なら激しい時はマナで保護をしているのだが、フーカはいらないと言った。壊れるくらい愛して欲しいのだそうだ。



フーカのマナの量はオレと同じくらいであった。共鳴し互いのマナが増えていくのがわかった。ずっとこうしていたいと思わさせるほど心地よい。それと同時に戦闘の方も強いのだろうなとオレは悟る。5英雄・・・やはり只者ではない。



途中手料理も振舞ってくれた。料理中もネオは継続していたんだけど・・・それでも彼女はいとも簡単に作っていた。どうなっているんだ・・・。お味はと言うと、はっきり言ってしまうとアリスのより美味しい。というか今まで食べた中で一番美味しいと感じた。さすがアリス大先生の師匠である。フーカのスペックも相当高い。



様々な体勢の共鳴を2人で堪能した。彼女のテクニックは恐ろしかった。その絶技により普通にやられてしまった。年上のお姉さんっていいよな。うんうん。お風呂に入った時の洗い方も抜きんでていた。さすが遊郭の長。化け物だ。



オレに彼女がいなかったら間違いなくフーカを嫁にしていたであろう。絶世の美女を通り越して傾国・・・いや傾星の美女。そう言ってもよいくらいだ。しかしなぜ独身なのだろうか?この星の三大不思議の1つに認定しようと思う。



しかしオレも負けてはいられない。オレには学習できる頭脳がある。彼女の弱点は既に学習済みだ。攻める度にどんどん妖艶な表情になり、さらに妖艶な匂いを放っている。



途中、煙管休憩を挟む。吸った煙をお互い口移ししていた。そして互いの体内を通して煙が行き来する。この煙には媚薬が含まれている。どんどん互いを求め合ってしまう。会話を最初はしていたが、今は目と体のみで会話している。時を忘れてしまうくらい夢中になってしまっていた。



「ご主人様とお姉ちゃん。もう時間ですよ〜〜」



いつまのにか約束の時間を過ぎてしまっていたようだ。アリスが迎えにきてしまった。扉を開けてこちらを見ている。だけどすまない。止まれない。アリスに見られていることにより2人の共鳴具合はさらに高まっていった。



「むぅ・・・また見たことがないご主人様がいますね。それにこんなお姉ちゃんも見たことがない・・・」



嫉妬しながら落ち込んでいるアリスを見てフーカが手招きしている。



「・・・アリス・・・せっかく・・・ん・・・だから実践しな・・・ぁぁん・・がら教えてあげるよ・・・んんっ・・・」



フーカ師匠による実践講座が始まってしまっていた。オレの弱点や癖などを事細かに指導されている。一瞬にして見抜くその眼力・・・やはり人外なのかもしれない。大好きな匂いが加わり、姉妹の夢のコラボが実現する。少しずつアリスが上達していくのがわかった。



「アリス。まだまだ未熟なようだね。こんなんじゃハイロリを満足させてあげれないよ。やっぱりあたしもハイロリのお嫁さんにしてもらおうかなぁ・・・なぁんてね。あははっ」



「むぅ・・・完敗です・・・ご主人様のあんな表情見たことがありません・・・。でもお姉ちゃんも加えてしまったらご主人様をとられてしまいそうです・・・」



「アリスの男はとらないよ。まぁますます惚れちゃったんだけどね。でもアリスが羨ましいなぁ・・・」



「オレはみんなが良ければフーカが欲しいんだけどな・・・ってそんなに落ち込むなアリス」



本心を言ったらアリスが少し涙目になってしまった。ごめん・・・アリス。オレはアリスを抱き締めてあげた。こんなにがっつりと落ち込んでいるアリスを見たことがない。出産間近ということもあって少し繊細になっているのかもしれない。



「わかったよ・・・お嫁さんは諦めるよ。じゃあハイロリの愛人は?数千年ぶりの男だったし・・・あたしひとりじゃもう満足できなさそう。こんないい男なら愛人の1人や2人くらいいてもいいだろ?それにこの様子じゃ夜の戦闘の方も教えてあげないといけないようだしね。みんなこんな感じなんだろ?ハイロリ・・・あたしはどのくらい良かった?」



そこでオレに聞くなよ・・・嘘はつけんしなぁ・・・。



「まぁ・・・今までで1番良かったかな?」



アリスが強く抱き締めてきた。オレもアリスが潰れてしまわないくらいに強く抱き締め返す。



あくまでネオだけだからな。誰を1番愛しているとかはない。みんな1番なんだからな。



「・・・じゃあ愛人ならいいです。もっとご主人様を満足させてあげたいです・・・みんなの説得は私がします・・・」



「えぇ!?いいのっ!?お姉ちゃん嬉しい!」



フーカは喰い気味に言葉を放ちながらオレを抱き締めてきた。大きなお山が突貫してくる。姉妹によるサンドイッチ状態になってしまった。



「・・・ねぇ?それなら愛人じゃなくて普通に嫁で良くない?変わらなくない?だから彼女に・・・」



オレは途中から言葉を発せなくなっていた。アリスから恐ろしい殺気が放たれていたからだ。



「ご主人様?愛人でいいですよね?お姉ちゃんもそれでいいですよね?愛人とお嫁さんじゃ全然違いますよ?ねぇご主人様?そうだよねお姉ちゃん?」



「「はいっ!それでいいです!!」」



オレとフーカは思わずシンクロしてしまった。まじで怖い。これがフーカも黙るアリスというやつなのか・・・吉子・・・サリー・・・お前らが震える理由がやっとわかったぜ・・・。



この後女達による緊急会議が行われた。会議の中、オレは同じ空気を吸っているのが苦痛過ぎたので庭に逃げた。颯爽と自然に逃げた。今は吉子やサリーそして様々な獣達と戯れている。オレのゴッドハンドによってメロメロ状態だ。オレと獣達だけの時はいつもこうして可愛がっている。女の子がいるとみんなヤキモチを妬きだすからな・・・誰とは言わないが特にあの子が・・・。



「大あるじと一緒にいると落ち着く」



「撫でられると力が入りませんわね・・・」



「グギャァ〜〜・・・気持ちいいですぅ」



「ふふ。ならよかったよ。オレはペットと言いつつもペットと思ってないからな。人間もお前らも同じ命なんだ。オレは本心では平等な立場だと思っている。だからかもな・・・ほれ可愛いなぁお前ら」



オレはたっぷり愛情を注いだ。抱きついてくる獣魔達が可愛すぎる。オレはすべての命が平等だと思っている。地球という星の命、その上に暮らしている命はすべて平等なのだ。すべてが同族。そう信じている。それが昔から動物達に懐かれていた理由なのかもしれないな。



オレも一緒に横になろうかな。もふもふ布団が気持ちいいな。サリーは少し冷んやりしている。それもまた気持ちいい。



この日ハイロリと獣魔達の絆はより一層深まった。ハイロリが同じ恐怖を味わったことを話したからである。女達の会議も終わる。フーカが愛人兼特別顧問に就任することになる。夜の指導を実践しながら教えるのだそうだ。



嫁でよくね?って突っ込みたいけど怖いのでオレは発言できない。とりあえずオレはフーカを彼女達と同じように扱うつもりだ。そもそも普通に愛してしまっている。さりげなくタトゥーとピアスと指輪をプレゼントしようと思う。



フーカは特別顧問に就任した。



ハイロリは愛人フーカを手に入れた。



しかし・・・女心はよぅわからんな・・・。愛人なら嫁でもいいじゃ・・・はいっ!!ごめんなさいっ!!アリスさんっ!!

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