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闇と光ー壱の理ー  作者: ハイロリ
第1エリア
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第102話 ライブに向けての準備

リュカウスとの激闘を終え、回復を済ませからみんなで食事をしている。ふとアリスから思わぬ発言が飛んできた。


「ご主人様。明日の9時から次の日の9時までフーカお姉ちゃんが1日だけ彼女になるので2人きりで過ごしてくださいね」


はい?まぁたしかに・・・君達がそんな取引していた記憶はあるが・・・本気だったのかよ。しかも満面の笑顔で言っている。ふとみんなの顔を見る。みんな笑顔だとっ・・・なんか怖い・・・。浮気してこいって言われて、はい行きますってオレは言えない・・・。公認浮気を勧めてくる彼女達・・・僕はもうわけがわからないよ・・・。


フーカ的にオレへの気持ちは本物らしい。それは彼女達が保証すると言ってきた。取引もしちゃったのでせっかくなのでちゃんと過ごしてきてくださいということだった。


フーカは嫌いじゃない。むしろ好みのタイプなのだが・・・罠の存在を疑ってしまう。もう怖い思いはしたくない。疑いつつもあまりにごり押されるのでオレは仕方なく了承した。基本的にオレは押しに弱いんだ・・・。


了承した以上は24時間フーカの彼氏をしっかりやろうと思う。姦9のライブの準備をしようかなと思っていたが、本格的な準備は終わってからでいいだろう。元々リュカウスに断りをいれようとしていたのでオレは颯爽とリュカウスの元へ行く。


リュカウスは構わないと言ってくれた。まぁボス戦なんだからオレがいつきてもいいわけだよね。うんうん。ついでに今度から午後にくると伝えておいた。ライブの準備があるからな。思いたったら吉日なのですよ。仲を公認してくれたファン達にささやかなお返しだな。


こういう時に自分が日本人だと思い知らされる。何かをもらったら何かを返す。無償の愛でいいじゃないかと思うが、まぁ商品などの利益を出すための策略にまんまと操作されてしまっているわけである。気を遣い合うこともなく、持ちつ持たれつつの関係が自然な関係よね。


それはともかく彼氏になる以上、明日は記念日だ。なにかフーカにプレゼントしようと思う。ばばあだから湿布とかでいいか?・・・いや・・・流石に色々まずいな。彼女だからそれはやっちゃいけない。公認浮気OKの彼女達からも殺されそうな気がする。真面目に考えよう。明日のフーカはオレが愛してる女なのだと自分に言い聞かせる。


ということで午後の激闘を終えたぼろぼろのオレはヴェルンドに会いに行く。困った時のヴェルンドさんだよね!作ってもらった方が早い。思惑通りすぐに紹介してくれた。さすが仕事が早い。オレはそんなヴェルンドが好きだ。


うむ。我ながら素晴らしい出来だと思う。喜んでくれたら嬉しいな。次は悪人からライブ会場を確保してもらいにいくとしよう。


さぁいつも通り転移してきたぜ。今回は扉の前だがな。とりあえず優しくノックする。


「アデルソン様・・・折り入ってご相談がございます」


マナによって声を変える。今回は幼気な少女の声にしてみた。どんな反応をするのだろうか。


「入ってよいぞ!」


なにこいつ・・・女の子に対してもこんなんなの?もっと優しくしろよ。そんな無礼なやつにはお仕置きが必要だな。それでは行きましょう。・・・せぇのっ!!


ドガァーンッ!!


ふっ・・・この程度の扉、今のオレなら簡単に壊せるのだよ。ざまぁみろアデルソン。


「お前!?普通に入ってこいって行ってるだろっ!?」


「女の子に優しくできない無礼者にはこれが普通だ!」


「はぁ・・・まぁいい。今日はなんだ?」


「僕お爺ちゃんにお願いがあってきたんだぁ」


「・・・気持ち悪いから普通に話せハイロリよ・・・」


せっかくお爺ちゃんって呼んであげたのになんだこの悪人は・・・。やれやれ・・・ということで普通に理由を話す。


「んー・・・駄目だな」


「なんでだよっ!?」


「来訪者達がきてうるさくなってきただろ?住人から不満が出ているからな」


なるほど・・・ったく来訪者ども・・・好き勝手やりやがって。おかげでこっちがとばっちり受けてるじゃないか・・・。もう1回懲らしめないと駄目なのかね・・・ん?うるさくなきゃいいのかな?


「アデルソン。騒がなきゃいいのか?」


「まぁ歌くらいならいいが・・・そのライブとやらは騒ぐんだろ?」


「ふっ・・・オレに任せろ。騒がないようなライブにしてやる。あの観客達ならたぶん可能だ」


「具体的には?」


「それはな・・・」


オレは思いついたことを説明した。ついでに出店とかで利益も出ることを教えた。守銭奴顔だからきっと喰らいつくだろ。それに悪人顔といえば屋台のおっちゃんだからな。


「ほぅ・・・面白い。一角を貸してやる。日時が決まったら教えろ。フーカも巻き込んで場所代とやらを稼いでやろう」


随分簡単に乗ってきたな。まぁお爺ちゃん補正も少なからずあるだろうな。なんていったってオレはアリスの子供のパパだからな。ふふ。


次はファンの元へ行こう。オレからお願いしなければならない。でもきっと彼らなら受け入れてくれるだろう。いいファンだからな。


ファン達に告げると二つ返事で了承してくれた。歌がよほど聞きたかったらしい。そしてなんか知らんが特訓しなければと言って足早に消えていった。あいつらなにすんだよ・・・。騒がないとは思うが・・・まぁ好きにしたらよい。


さて明日はフーカを愛する日だ。出来る限り彼女の要望に応えてあげたいと思う。彼氏としていっぱい可愛がろう。

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