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闇と光ー壱の理ー  作者: ハイロリ
第1エリア
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第100話 姦9

食事が終わるとオレは昼寝に入る。おっさんとの癖だな。食事は昼寝を含めて食事なのだ。マナを消耗したので一緒に昼寝をしようと言ったら影達にしてもらえと笑いながら言われた。おかしい・・・。大きな陰謀があるのではないかと勘繰ってしまう。だがしかし消耗し過ぎているので素直に姦9の力を借りようと思う。このままではリュカウスにぼこぼこにされるのが関の山だ。



9人を呼ぶと光の速さできてくれた。しかもなぜそんな姿に。隠す気もないようだ。その方が回復速度は上がるのだがな・・・。予めネオはしないとだけ断っておいた。オレの心の準備ができていないからだ。それ以外はいいと許可を出しておいた。現在はすりくんタイムで共鳴作業中だ。



ぶっちゃけてしまうとみんな好みの匂いなのですぐにマナちゃんは暴走している。いつもと違う感触で共鳴するのもありだなと思ってしまった。これは罠にかかっている。わかっていてもオレに選択肢はなかった。というか全員積極的過ぎる。どうやら待ち望んでいたらしい。ネオはしなくともいくらでもできることはあるからな。一人一人違った良さがあるのもまた事実。



水影(みえい)小鳥遊芹香(たかなしせりか)。青いミディアムショート。クールなお姉さんかな。



金影(かえい)辺銀愛琉(ぺんぎんえる)。金髪のショートロング。天真爛漫といったところか。



地影(ちえい)降魔紫苑(ごうましおん)。黒髪ミディアムに紫のインナーカラー。リーダーのせいなのかもしれないが真面目だ。



火影は獅子王茉莉花。赤髪ミディアム。筋肉質で明るい子だな。



木影(こえい)猫屋敷凛(ねこやしきりん)。グリーンのミディアム。おっとりしている子だ。



土影(とえい)雲母水愛(きららあくあ)。ハイトーンカラーのミディアム。この子はダンスのキレが凄い。1番セクシーだと思う。



天影(あえい)豊臣天舞音(とよとみあまね)。金とピンクのユニコーンカラーのミディアム。ミステリアスな雰囲気を持っている子だ。この子は妖艶な子だ。



海影(うえい)徳川葵(とくがわあおい)。銀髪ベースにエメラルドグリーンのカラーリングがされているミディアムロング。お茶目なところを持っているが実は陰でみんなを纏めているしっかり者だ。



冥影(くえい)織田朱音(おだあかね)。黒髪ミディアム。物静かだけれども存在感が1番強い子だ。天性のものなのだろうか。



コマンドはB、A、AA、A、B、B、A、AA、AAA。なにか出現しそうな気もする。苗字から選んだとしか考えられないようなメンバーである。まっオレも人のこと言えない苗字だけどな。名前だけで天下もとれそうだ。



しかも皆、オレの好みになってしまっている。人気があったのもわかる。毎日髪型を変えてアピールしてくる可愛い子達だ。でもオレは怒られたトラウマがあるのでそこまで積極的になれない。いつか勇気を出せたら責任とるから待っててくれ。それか我慢できなくなったら・・・おほんっ。



9人との共鳴作業が終わる。それぞれいい匂いだ。途中飲み物の奪い合いになってたが、無事全員に行き届いたようで幸いだ。アリス先生の講座による成果が十二分に発揮されていたと思う。



オレはリュカウスの元に再び向かった。



「なんだ女の匂いがするぞリュカウス」



「消耗したからな。そういうハイロリこそ同じではないか」



「一応未来の女達だ。夜は本当の女達から回復してもらう。結構な数だなお前は」



「妻も子供も沢山いるからな。やはり強いものに雌は惹かれるものだ」



「さすがおっさんが主なことだけはあるよ」



「お前も主の弟子だけはあるな」



「ふっ・・・んじゃ続きをしようぜ。待ちきれなくてしょうがない」



「気が合うな。こちらも待ちきれなくてしょうがなかったぞ」



再び2つの生物が激突する。1度見た動作は互いに対応してくる。新手を生み出しながら互いに削り合っていく。しかし共に倒れることはない。王という器を持つ者として負けるわけにはいかないのだ。互いの意地がぶつかり合う。倒れそうになっても踏み留まり、本能のままに相手に攻撃を返す。決着はつかず勝負はまた持ち越しとなる。



「茉莉花ただいま」



彼女が伝説のエプロン姿で調理していたので帰宅とともにくんくんする。赤くはなるが、喜んでるようでむしろ押し付けてくる。どうしてこう育ったのだろう。確かに好きなんだけどさ。調理が終わるとオレがボロボロだったので彼女に押し倒され強制的に共鳴タイムに突入している。



汗やら血やら、獣臭が漂っているのでやめた方がいいと言ったのだが、それもまたいい匂いだと彼女は言う。恥ずかしいのだが彼女がいいならオレも彼女を堪能しようと思う。先生譲りで口になにかを含みながら話すのが得意なようだ。血が彼女にも付着しセクシーさが際立っている。・・・危ない、危ない。理性を失ってしまうところだった。



「茉莉花は名前の通り積極的なんだな」



「私は寅年獅子座の肉食獣なんですよ。ご主人様が欲しいんです」



「奇遇だな。オレも寅年獅子座なんだぞ。誕生日はいつだ?」



聞いてみると誕生日も一緒だった。一回り離れてはいるがな。はしゃいでる彼女がとても魅力的に感じてしまった。引き締まった体とのギャップがまた際立っている。運命的なものを感じてしまったオレは、内緒だぞと言ってネオに突入してしまった。うん。我慢できなかったんだ。



8人目の彼女ができた瞬間だった。聞けば姦9は全員経験がないそうだ。アイドルらしく守ってきたらしい。別にオレはその子にとって最後の男であるなら気にしないのだがはじめての子ばかりが彼女になる。



彼女は涙を流しながら喜んでいた。そんな風に思ってもらえて幸せだと思う。特になにかをしたわけではないのだがなぜこんなに彼女に好かれるのかわからない。



しいて言うならばPVの時少しでも嫌な気持ちにならないようにと、彼女達に注ぐような愛情を込めてやったくらいかな。まっすぐに愛されることは幸せだと元カノ達が言っていたが・・・、真偽は謎である。そのくらい他の男も同じなんじゃないかなとは思うけど。まぁ実際過去のあいつらは離れていったんだけどな。



「茉莉花。手短になってしまうが・・・ちょっと出掛けよう」



「みんな帰ってきちゃいますけどいいんですか?」



「大丈夫さ。今行きたいんだ」



強引に手を引きデートに向かう。もちろん普通の格好に着替えてからだ。こっそり桔梗を茉莉花にも入れておいた。ということで街に繰り出そうと思う。

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