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支配人の誕生

「ふ、ふふふふふ」


「お父様!妾はお父様の悲願をやっと叶えることが出来るわ!見るがいい!…忌々しい勇者共!」


『星の鼓動よ、大地の嘶きよ、我がもとに付き従う者を!!』


-------

俺、田崎裕翔は悩んでいた。どんぐらいかってなんか一人語りが始まりそうな雰囲気を出すぐらい

「ここでゴーレム出すべきか?でも次の返しが怖いなぁ…」

「あー!くそ!全然考えがまとまんねぇ…」


最近流行ってるゲーム「迷宮の支配人」にどハマりした俺は色んなコンボをCPU相手に試していた


(迷宮の支配人は自分だけのダンジョンを作って攻めて来る勇者を倒すゲームだ。ちなみに、勇者側のゲームもありそちらでは普通のRPGのような感じになる)


「やっぱ生身の人間じゃないとブラフとかはあんま意味ねぇなぁ…」


「あー、なんかジュースでも買ってくるか」



----

歩いて15分ぐらいのコンビニに行き、

ジュース

メロンパン

お菓子etc..

を手に入れた!


RPGっぽくやってみたけど大して面白くないな、よしもうやらん


「ん?なんだあの光…」

近くへ寄ってみると魔法陣のようなものが道路に描かれていた。しかもこっちへ動いているような気がする。うん、気のせいじゃないわ………逃げるか


「んだよあれぇぇぇぇぇぇ!?」

アレに触れたらやばい!確実に!嫌な予感しかしないもん!うっわ、『もん』とか気持ちわりぃな…つか、速い速い速い!

「あっ……」


ユート は ひかりにのまれてしまった!


----

「おい、ニンゲン…おい!起きろニンゲン」


「ん、んあー?」


「やっと起きたか愚か者め」

えっと…これってあれか?異世界転生?なんで?…って原因はあの魔法陣しかないよな…

つーことはこの目の前のゴスロリ幼女は…

「ん?てことはあれか!テメーが俺を呼んだのかゴスロリ幼女!!」


「ろ、ろりってなんじゃ!なんか不愉快なのだが…それよりじゃ!妾は貴様を呼んだのは分かっているであろう?」


「あぁ、嫌というほどな!さっさと帰しやがれゴスロリ幼女!」


「ろりって呼ぶなぁ!……くっ、呼び出すやつ失敗したかのぅ…」


失敗?え?こいつ失敗って言った?これはアレですわ。さんざん振り回された挙句失敗とか流石にキレそうですわー


「あ?失敗とか唐突に呼び出されて何言ってくれてんの?つかなんのために呼び出されてんの?」


「ひうぅっ!お、怒らないでよぉ…」

あれ、そんな怖かったかな…


「んん!ゴホン…今のは何でもない。貴様、名前はなんだ?」


「名乗るなら普通は自分からだろ?それとそんな怒ってないし」


「ううっ…エルティア・シルフィード。それが妾の名じゃ」


「よく出来ましたー。よしよし」

ふむふむ、よく言えたな撫でてやろう。


「な、撫でるなぁ!ううー…早く貴様の名前を教えんか!」


「ごめんごめん、俺は田崎ユート」


「ユート、ユートか。ふむ、覚えてやろう」


あ、もうこいつはあれだ根っからの正確なんだ…まぁもういいか、なんか慣れてきたわ

「で、俺はなんで呼ばれたの?」


「勇者共にお父様を殺されてな、復讐…という訳じゃないのだがあの時何も出来なかった…それが悔しゅうて悔しゅうて…」


意外と辛い過去があるんだな、なんか可哀想になった。あれ?理由は?


「手助けじゃ、手助けして欲しいんじゃ!」


「あー、まぁそんぐらいならやってやるよ」


「ほ、ホントか!!」


「俺は嘘は嫌いなんだ、つくのもつかれるのもな」


「あ、ありがとう!ユート!」

すごいな、傲慢な感じのエルティアがこんな可愛い顔で笑うなんてな


「で、具体的には何すれば?」


「だ、ダンジョンをつくってくれんか?」


「え?」


「ダンジョンじゃ!妾のためにダンジョンを作ってくれ!いくつか作ってみたんだが…上手くできなくて残り1つしかなくなってしまっまた…」

まさかとは思うけどさ…これって迷宮の支配人の世界観と似てる気がするんだけど…


「そこでユートには迷宮の支配人となって欲しい!」

あ、確定だわ…うん、まぁ楽しそうだしやってやるか!

「ふっ、俺でよければいくらでも力を貸してやろうじゃねぇか!」

「ちなみにエルティアが作ったダンジョンを少し見せてくないか?」

「ま、まぁいいのじゃが…驚くなよ?」

驚く?まぁいいか、見てみるとしよう


----


「これが妾のダンジョンじゃ…」


1階層ダンジョン

サイクロプス《MP170》


「え?終わり?」


「終わりじゃ…」

確かにサイクロプス強いけどさぁ……これじゃ突破しやすいだろ…


「なんで1階しかねぇの?」


「あんまり増やすとめんどくさいしのぅ」


「もっとさぁ、トラップ使うとかすればいいんじゃないか?」


「そ、その手があったか!!」


「考えてなかったのかよ!?」

と、とりあえずコストを下げてもっとダンジョンそのものをグレードアップさせるか…


「ちなみに残りのマナはいくつだ?」

マナはモンスターの召喚やら、ダンジョン内のトラップを作るために必要なポイントで貯めるにはダンジョンに入ってきた人を倒せば手に入る…というのがゲームの設定だ


「に、20じゃ」


まてまて、落ち着けまだ慌てるような時間じゃ………ええええええ!?せいぜいゴブリンに武器持たせる程度じゃねぇか!?(ゴブリン《MP15》)


「どーすんの?」


「どうするかのう…」


「あー、ちょっと考えてみるわ」


マナ20で出来ること-----------

モンスター

ゴブリン《MP10》:1番安い。グレード1の武器を使うことが出来る。汎用型

ミニデビル《MP15》:簡単な魔法を操れる。物理攻撃はイマイチ

ドラコ《MP20》:竜の子供。まだまだ発展途上だが遺伝子は本物


トラップ

落とし穴《MP5》:パーティの動きをある程度封じる。使い捨て

弓の部屋(仮)《MP15》:矢の雨がパーティに降り注ぐ。威力はイマイチ


武器

石の剣《MP5》:石でできた剣。グレード1

石の矢《MP5》:石でできた矢。弓が打てるようになる。グレード1

棍棒《MP5》:至って普通の棍棒。グレード1

---------------------


「さて、どーすっかなー」

サイクロプスは近接系だから…とりあえず中距離方のドラコにしとくか…


「ドラコでいいか?エルティア?」


「いいと思うぞ?」


「よし、じゃあ召喚するぞ」


『龍の魂を受け継ぎし幼き獣よ、世界にその身を顕現せよ!』


-----

ダンジョン

1階層

サイクロプス

ドラコ

-----



「お、丁度いいところに勇者が来たな」


「ふむ、行けぃ!我が軍勢よ!鬨をあげよぉ!」

軍勢(2体)かぁ凄いなぁ…


戦闘でこっちからは何も出来ないししばらく適当に時間潰すか…


「あ、ユート!凄いぞ!ドラコがサイクロプスの後ろから炎を出してどんどん倒しておる!」


「おぉー、これは勝てるかもなー」


「ふふっ、妾の初勝利じゃ!」

今なんつった?


「え?どんだけ負けてたの?つかどれぐらいマナ使ったの?…」


「ゆ、ユートを呼ぶ時に2万マナは使ったの」


「ウッソだろおい…」

ま、まぁこれから貯めればなんとかなるか?


「今日は初勝利のお祝いをするぞ!ユート!」


「はいはい、あーそーいやメロンパンとかあったかな?」

おぉ、気付いてなかったけどずっと持ってたのか…


「な、なんじゃ?そのめろんぱん?とやらは?」


「ん?食ってみるか?」


「た、食べる!」


「ほらよ」


「ふおぉぉ……なんじゃこれはぁぁぁ…」

な、なんか溶けてるんだが…


「そんなに美味かったか?」


「うむ!美味じゃ!」


「気に入ってもらえたのなら嬉しいよ」

なんか見てるこっちまで幸せになるような顔で言ってるなぁ


「あ、そだ。エルティアっていちいち言うのめんどいからエルって呼んでいいか?」


「う、うん!?ま、まぁいいのじゃが…うん…いい、ぞ?」


「?どうかしたのか?」


「な、何でもないわ!」(こやつ…渾名で呼ぶのは結婚相手だけということを知らんのか!?、ま、まぁいいわ…)


「そ、そうか」

なんかすげぇ反応してた気がするけど気にしないことにしよう





「これからもよろしくたのむぞ?ユートよ!」


「あぁ、わかってるって」


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