お湯割りウイスキー・ダブルチーズ
前回のウイスキーの続きです
酒を呑む
前回呑んだウイスキーを
前回と同じお湯割りで呑む
まずは、ウイスキーをカップに適量注ぐ
目分量でワンフィンガーだ
感覚でジョロっと注いだ
ストレートの匂いを嗅ぐ
相変わらずの、ウイスキーであることの主張だな
まぁ、過度にならないからマシだろう
ほんの少しの量をストレートで呑む
高度数の刺激が口の中に
瞬間的に満ちた程度か
ああ、ちなみに度数は40度だ
冷めてしまわぬ内に
カップにお湯を注ぐ
匂いを嗅いだが
仄かにウイスキーの匂いが香る程度だった
そろそろ呑むか
軽く一口呑む
お湯にアルコールが包まれて
口の中を刺激せず
喉を通り越したか
まぁ、高度数の洗礼は受けたがね
つまみを食べよう
今回もチーズを食べる
前回の残りの
熟成チーズ3Pと
クリームチーズを二つを
一口サイズに
半分に割ったものだから
量だけはそれなりにある
熟成チーズの半欠けを一個食べる
安定の味に不変はないか
ウイスキーのお湯割りを一口呑む
相性はまずまずだな
それを二回繰り返す
正直に言おう
チーズを食べ終えた後に
ウイスキーのお湯割りを呑んだから
相性について分からんかったため
二回繰り返した
何事も正直が良い
どんな結果を招こうとも、な
ウイスキーのお湯割りを二口呑む
今度はクリームチーズだ
前回のウイスキー晩酌で
熟成チーズとは違った食感を楽しめたから
今回も食感を楽しめる
クリームチーズを一欠け食べる
口の中でとろける感覚が病みつきになりそうだ
ウイスキーのお湯割りを一口呑み
クリームチーズを一欠け食べる
美味いなぁこの組み合わせは
チーズ単体だから、混ざり気のない純粋なチーズの味を楽しめる
ウイスキーのお湯割りを一口呑む
今度は熟成チーズを一欠け食べるか
熟成チーズを口に入れたあと
即座にウイスキーのお湯割りを一口呑む
相性はまずまず
そして、先ほどの一口で
カップ一杯目が空いた
チーズはまだある
二杯目を注ぐか
今度はお湯を先に注いだあと
ウイスキーを注ぐ
お湯で量を調整できるから、そんなにウイスキーは入らないしな
口直しにお湯を一口呑む
うん、やや温さがあったが
お湯割りには大丈夫だ
ウイスキーをカップに注ぐ
相も変わらぬ琥珀色だな
そう言えば、ウイスキーの色は書いてなかったな
酔っ払っている状態だから、そんなに信用はならないと思うが
一応、色を書いておく
シングルモルトは光に照らせば
明るい琥珀色だな
暗いところで見れば、色が濃く見えるから
適当な感じで色彩変化で遊べれるな
さて、晩酌に戻るか
ウイスキーのお湯割りを一口呑み
クリームチーズを一口食べる
酔っ払っていても、クリームチーズのこの食感は
好きな食感だ
もし、クリームチーズを作るときにウイスキーを適量混ぜ込んだら
どんな風になるんかな?
ウイスキーの琥珀色を継いで、淡白な琥珀色が色付くんじゃなかろうか?
試したいとは思わんなぁ
ウイスキーのお湯割りを一口呑んで
クリームチーズを食べる
相性の良い組み合わせじゃな
少なくともワシの舌ではじゃい
熟成チーズとクリームチーズと
ウイスキーのお湯割りを介して
交互に食べる
酔っ払いの身なれど、熟成チーズをじっくりと味わってみた
熟成された旨味が馴染んでゆき
口の中を心地良さで満たされたような気がしおったわい
クリームチーズをじっくり味わう
口の中でさーっと溶けてゆき
早く口内を己の味で満たそうとしてくるが
それもまた別種の心地良さがあった
ウイスキーのお湯割りの二杯目を空かす
次で三杯目か
残りのウイスキーは大まかに見積もっても
ツーフィンガーも残っているか……
よし、ワンフィンガー分を注いで
残りは冷凍庫にしまっておくか
というわけで、カップにワンフィンガー分注いで
即座にポットのお湯を注ぐ
お湯というよりぬるま湯が正しいがね
ウイスキーのぬるま湯割りを一口呑んでから
熟成チーズを一口食べる
熟成チーズをしっかりと味わう結果になったが
噛むたびになかなかの食感になってゆく
しかも、それが心地良い
ウイスキーのぬるま湯割りを一口呑む
最後のクリームチーズと合わせず
単体で食べる
この食感、フランスパンに挟んで食べたら
どんな食感になっていたのか
今度パゲットを作るときに試してみるか
ウイスキーのぬるま湯割りを一口呑む
口内に残っていたクリームチーズの味を
流し去ってくれた感じがした
そして、熟成チーズを一口かじる
空かさないのは、食後の楽しみというやつだ
ウイスキーのぬるま湯割りを空かす
これで、今夜の酒は終いだ
最後の熟成チーズの欠片を食べる
最後まで噛むたびに心地良い食感だった
ポットに残っていたぬるま湯をカップに注いだ
それを飲み、今夜の晩酌は締める
扇風機をベットの近くにおてから
ベットに倒れ込む
締めの一言
お休みなさい
《終》
これからは、ウイスキーを含めた蒸留酒も呑み書きます
私は呑めると分かれば
それさえも利用しますよ