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しぼりたて原酒「富士錦」

原酒は多分初めて呑んだと思います。

酒を呑む

「富士錦」というしぼりたて原酒を呑む

ちなみに日本酒だ

……ラベルの名称が少し達筆過ぎて

酒造会社の名称になったのは仕方ないことだろう


潔く諦めることも大事なことだ

知ったかぶりで恥を晒すのは愚かしいことだしな


まぁいい、酒を呑もう

まず、キャップを開け匂いを嗅ぐ

アルコール臭のような

ツンとした匂いだが

甘酒にも似た良い匂いもする


よし、呑もう

徳利に注ぎ

お猪口に注いで

一口呑む


口の中に酒の味が広がって

喉に熱さを伴って

心地よく落ちていく感覚がする


面倒くさいから一言に言おう

美味い

ただ、それだけだ


つまみを食べよう

コンビニで買った「野菜豆」を数分煮込んだものだ


一口つまんで食べる

一口サイズの人参も牛蒡も豆もこんにゃくも

良く煮込まれていて美味い

それでいて、日本酒にも合うな

和食に日本酒は当然の組み合わせゆえに

合うのが道理だろう


お猪口に注いで呑む

喉奥に軽くついたのか

少しむせかけたが

気にしないことにする


野菜豆を軽くかきこむ風にして食べる

程よく煮込まれた豆と野菜たちが美味い


お猪口に注いで呑む

そういえば、回数を書いていないが

まだ徳利一本だと言うのは確かだ


まぁいい、気にせず呑む

酒を呑み込んだあと

息を吸って吐く

酒を含んだ息だから

匂いを嗅いだら

酒臭いだろうな


嗅がせたい相手などいないから

どうでもいいと言えば

どうでもいいのだがな


まぁ、高アルコールのウィスキーやブランデーを

頭上に被せたいボケどもはいるがな!!


ふむ、脱線したな

飲酒に戻ろう


野菜豆を食べる

煮物特有の程よい甘味を感じた

お猪口に注いだ酒を一杯呷る

扇動の意味の煽るもあったが、意味が分かる程度には

思慮がまだ残っているようだ


野菜豆の豆の部分を主体として食べたあと

お猪口に二杯注いで

徳利を一本空かした


すぐに二本目の酒を

徳利に注ぐ

今度は徳利に口をつけて呑むか

なぜなら、つまみが

野菜豆の残りと

厚焼き玉子が四切れしか無いためだ


優雅さにかける?

庶民の酔っ払いに

優雅さなど不要じゃい!


徳利に口つけて呑む

お猪口とは違いたっぷり口に入るからいいな

野菜豆を食べる

というか空かす


酒を一口呑む

酒のもたらす酔いが

動きをオーバーに

いや、オーバーロードにさせるが

仕方ないと思う

なぞなら、酔っ払っているからだ


もう一つの、というか

締めのつまみである

厚焼き玉子焼きを食べる

まずは真ん中の部分から

玉子焼き特有の美味さが良い

酒が美味い

玉子焼きの端を食べる

そういえば、クランプ先生のトリックという作品で「端っこスキー」という言葉があったが、端ならではの美味さがあるな

酔っ払っているからよく分からんが


酒を呑めるものなら、分からなさが分かるだろう

それしか言えんわい


オヤジ化があるか?

精神年齢の心理テストで、年齢よりかなり成熟していると評されており、欠点としてやられたが

それがなんだと言うのか


まぁいい、徳利から酒を直接呑み

玉子焼きを食べる

そういえば、玉子焼きには大根おろしの辛さが合うと言ったが

本当だろうか

今度日本酒を呑む時に試してみよう

徳利の中の二本目の酒を空かしてから

玉子焼きの最後の端っこにして最後の一切れを食べる


これで、酒もつまみも最後だ


飲み物の締めは、おーいお茶の抹茶にしよう


徳利に注いで、そのまま呑む

形式なんじゃ、どうでもいいわい

抹茶を一口飲む

日本酒の口直しにはお茶がよさそうじゃわい


お茶を空かす

酔いに抗えない

眠りにつく%0

呑んだ翌日の朝、初めて酒を呑んで……吐きました。


量はいつもと変わらないんですが。


原酒が合わなかったんでしょうかね?


というわけで、原酒「富士錦」は料理用に使うことにします。


二度と吐きたくはありませんので。

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