赤ワインinビーフシチュー
前回呑んだミディアムボディの赤ワインを、ビーフシチューと合わせてみました。
酒を呑む
前回呑んだミディアムボディの赤ワインを呑む
バラの模様が施された
ワイングラスに一杯注ぐ
隣に置いてあるグレープジュースの色彩と比べると
明暗の差が浮き彫りになるな
グレープジュースの方が明るい紫色で、赤ワインのほうが暗い紫色だ
一口呑む
ミディアムボディゆえの、ドシっとした重さで
喉に落ち流れていった
ミディアムボディでこれなら
フルボディだったら、
ドンっとした重さなのだろうか?
今度、フルボディのを呑むなら試してみたいところだな
つまみを食べよう
レトルトパックのビーフシチューだな
レンジで温めるときに
チーズを千切って底に置いて
バターを乗せて温めたものだ
ブラウン色をしたビーフシチューに
溶けたバターが趣を醸し出しているように見える
私は若輩と称せるほど、年は食うていないのにな
一口食べる
レトルトパックと言っても、300円近い値段がしたから、美味いのも当然だな
バターとチーズの相乗効果も忘れてはいけない
カットしただけのフランスパンを、一切れ付けて食べる
単体でも美味いのに、パンと組み合わせたら、さらに美味い
パンを食べきったあとだが、赤ワインを一口呑む
タイミングが遅かったようで、赤ワイン単体の味しかせんかったか
ビーフシチューを一口食べたあと、バターをつけて焼いたフランスパンを一切れ食べる
個人的には、焼きが甘かったやつだが、一口食べるとまぁまぁだったな
ビーフシチューにつけて食べてから、余韻が残っている内に流し去るように赤ワインを一口呑む
美味い!
ただ、その一言で十分だと思うほどに、美味い
もう一つのつまみである、モッツァレラチーズを一つ食べる
ちなみに、ビーフシチューに入れたのも、このチーズだ
二口分残ったチーズを、一口分だけカットしただけのフランスパンに埋め挟んでから食べる
フランスパンの弾力と、モッツァレラチーズの美味さが合わさって、別の意味で美味い
残りの一口分も同じようにしてから食べ、赤ワインとも合わせてみる
赤ワインによる複雑さが合わさり、美味さを底上げしたな
口直しの残りの生のフランスパンも美味い
ここにきて、一杯目の赤ワインが空いた
二杯目をすぐに注ぎ入れる
バターで焼いたフランスパンを一口食べてから、赤ワインを一口呑む
シンプルな組み合わせだが、これでも美味いな
瞬く間に、一切れ食べきってしまう
最後の一口はビーフシチューにつけてから、赤ワインを流し込むようにして食べた
現状を確認しよう
ビーフシチューはまだ半分ほど残っている
赤ワインも約一杯分だけか
フランスパンはバター焼きが一個のみ
モッツァレラチーズは3ピースだけ
チーズに重点を置きながら呑むか
モッツァレラチーズを軽く一口食べてから、赤ワインを一口呑む
まあまあの組み合わせだな
今度はチーズをビーフシチューにつけてから、赤ワインを一口呑む
二種でなかなかの美味さで
三種でかなりの美味さだった
次は、最初と同じく、赤ワインとビーフシチュー単体でだ
ビーフシチューを一口食べたあと、余韻が残っているうちに赤ワインを一口呑む
まずまずの組み合わせと言ったところか
フランスパン最後の一切れを食べよう
軽く一口食べる
口直しにはちょうどいい
今度も一口食べたあと、赤ワインの二杯目を空かす
組み合わせはまずまずと言ったところか
酔っ払っているため、二重複なんざ気にしない気にしない
残りの赤ワイン全部である三杯目を注ぎ入れる
バター焼きのフランスパンと
ビーフシチューつけのフランスパンが
一口づつ口の中にあり
それを赤ワインで流し込むように一口呑む
そして、最後のバター焼きフランスパンを口直しに食べた
ああ、美味しかった
しかし、まだご馳走さまではない
ビーフシチューとモッツァレラチーズが二切れ残っているからだ
チーズを一口食べ、ビーフシチューにつけて食べる
相変わらずの美味さに、赤ワインを流し込み、喉に落とす
モッツァレラチーズは最後の1ピースとなった
大げさに言うなれば、1ピースになり果てたとなるだろう
どこぞの三流ファンタジーというか、ファンタジー寄りの中二病だ?
まぁいい、気にしないことにしよう
最後の1ピースは……何もせず、生のままに食べよう
その前に、ビーフシチューを食べ切るとするか
くどさはあったが、食べきった
チィッ、フランスパンを一つ残して、こびりついたビーフシチューを拭い食べれば良かったか
過ぎてしまったことは仕方ない
モッツァレラチーズの最後の一切れを食べる
その前に、赤ワインを一口呑むのも忘れずにか
最後のモッツァレラチーズを食べる
まずは一口を軽く食べ、口直しに使う
役不足気味なのは仕方ない
一口、さらに一口と繰り返し食べ、ついには食べきる
一口分残った赤ワインを呑むのも忘れない
これで、晩酌は締めになるのだろう
しかし、ただ酒とつまみがなくなっただけだ
口直しにグレープジュースを一口飲んだあと
デザートのコーヒーゼリーを
ワンカップ食べるか
まずは、カップの蓋を開け、一口食べる
これだけでも十分美味い
あと、数口食べて、ゼリーの小丘陵を作ったあと、備え付けてあるクリームシロップを注ぐ
ちなみに、クリームシロップだけでも、私は十分だ
蓋を開け、中身をコーヒーゼリーに注いだあと
カップに残ったクリームシロップを舐めとる
クリームシロップだけでも十分美味いな
瞬く間に、クリームシロップを入れたコーヒーゼリーを食べ終える
ああ、美味しかった
口直しと水分補給用のグレープジュースを飲み、
近くにあるベットに倒れ込む
睡魔が来た
抗う気力などない
目を閉じる
お休みなさい
《終》
作中にもありましたが、クリームシロップだけでも私は十分なんですよ。
多分、[セットで使う]という固定概念の欠落かと。