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コンコードinチーズ

今回は今までより長めです

酒を呑む

以前呑んだ赤ワインの[無添加信州コンコード]の残りを呑む


バラの模様が彫られた

ワイングラスに一杯注ぎ

一口呑む

赤ワイン特有の渋味から始まり、呑みやすさが余韻を残す


つまみを食べよう

まずは、インスタントのスープである海老のビスクからだ

ビスクかビスタか、紛らわしい名称が、玉に瑕だろう


一口飲む

海老の濃厚な味が美味い

下手すると、一気飲みをしてしまいそうだ


赤ワインを一口呑む

海老のビスクとの相性は良いほうだろう


他のつまみも食べよう

生ハムを一切れ食べる


塩気と食感が美味い

赤ワインを一口呑む

これも相性が良い


まだつまみはある

六種類のチーズが一口サイズに個別内包された

チーズアソートだ

値段も600近くと高かったが気にしない


今晩酌のために買ったものだからだ


まずは、オランダ原産のスモークプレーンを食べる


一欠けだけでも、食べるとチーズの濃厚な味が口の中を満たす


燻製された部分も美味い


赤ワインとの相性も良いな


先ほどの生ハムを、スモークプレーンに包み込んでから、口の中に頬張る


生ハムとスモークプレーンが織り成す食感が美味い

赤ワインとの相性も、さらに良くなった


口直しに海老のビスクを飲む

十分口直しとなったか


今度はゴーダチーズを食べる

これもオランダ原産である

というか、六種中三種はオランダ産だ


美味いから産地は気にしないがな!


内包を剥ぎ取り、一口かじる

スモークプレーンとは違った濃厚さが美味い

赤ワインとの相性も良い


これも、最後は生ハムに包み込みで食べる


生ハムとゴーダチーズとの相性は良い

赤ワインとの相性もだ


口直しに海老のビスクを飲む


粉末から戻された小エビの食感が美味い


今度は、コルビージャックという名称のアメリカ産のチーズだ


見かけの印象としては、チーズの柔らかな薄い黄色の他に、オレンジ色がまばらに存在する


一口かじる

どうやら、二種類のチーズを混ぜたものらしい


これは……生ハムで包み込みのをやめるか

別にケチったというわけでも無い

ただ、今までのパターンに反したくなったからだ


赤ワインとの相性は良かった

酔いによる感嘆を含んだ息をもらす程度にはな


口直しの海老のビスクを飲む

時間を経たために、少し冷えてしまったが

美味さ自体は変わらない


今度のチーズは、ゴーダハーブだ

どうやら、先ほどのゴーダチーズにハーブを練り込んだらしい


一口かじり、赤ワインを呑む

ハーブによって、チーズ自体にも深みをもたせてもいるし

そこに赤ワインが加わり、えもしれぬ味がした


ゴーダハーブも単品でも美味い


口直しに海老のビスクではなく、生ハムを一切れ食べる

塩気と特有の食感が美味い

グラスに一口分残っていた赤ワインを空かし

二杯目を注ぐ

ちなみに、グラスいっぱいまで注いだが

それでも、少しは残ってしまった


まぁいい、どの道、今夜空かすまでのことよ


赤ワインを大きく二口呑む

冷やしているためなのか、少し背中に寒気を感じた

だが、気にはしない


残りの二種類のチーズを食べようか


まずは、アメリカ産のレッドチェダーという名前のチーズを食べる

見かけは薄いオレンジ色をしたチーズだな


内包を剥ぎ取り、一口かじる

味は……濃厚の一言に尽きるぞ

レッドチェダーという名称も、他のチェダーチーズより赤見がしたからと言われたら納得してしまいそうになるな


調べてないから分からないがね


二種類ぶりに、生ハムで包み込んでから、赤ワインとともに口の中に入れる


他のチーズよりも相性が良かった


口直しに海老のビスクを飲む

冷えが進んだが、それでも美味さは不変だな

酔っ払いゆえに当てにはできんがね


さて、最後の種類であるパルメザンチーズを食べる

これは、ニュージーランド産のチーズだ


そういえば、ドラクエの武器にパルチザンという槍があったが、名称が似ているだけだろう


それとも、パルチザンの槍のような鋭さを感じる味だったから、パルメザンという名前をつけたのかも知れない


まぁ、酔っ払いの戯言だ


パルメザンを一口かじる

他のチーズより固い食感だな


柔らかい食感のチーズばかりだったから

固い食感のパルメザンは、良い意味での裏切りを感じる


これは……料理の味付けとして合わせるのに相応しいだろう

溶かしてスープにしたりとかな


赤ワインとの相性は、良くはなかったが悪くもない

つまみとしては……及第点ギリギリだろうか


二杯目の赤ワインを完全に空かし、最後の一切れの生ハムを食べる


単品での生ハムは塩気が美味かった


そして、ボトル最後の赤ワインをグラスに注ぐ


読みが誤っていたらしい

二杯だと思っていたら、三杯だったというオチよ


こうなれば、ストレートで半分呑んでから、もう一つの酒である[ハーブの恵み]を少量加えて呑むか


二種混合だが仕方ない


まずは、赤ワインを二口で半分まで減らしてから

海老のビスクを飲む

スープだとは言え、冷めてもけっこう美味い


残りの赤ワインに、ハーブの恵みを少量加え

木のスプーンでかき混ぜてから、一口呑む


赤ワインの渋味の中にハーブの味がして美味かった


海老のビスクを飲み空かす

ああ、美味かった


しかし、まだ終わりではない


デザートの[ストロベリーチーズケーキ]があるからだ


チーズだらけだが、気にしない


気にしたら負けだからな


一口すくって食べる


コクがあって美味いな


[コンコードハーブ](今更名称)との相性も良い


最後は、ハーブの恵みをストレートで楽しんだあと

オレンジティーで割ってみるか


ワイングラスに軽く注ぎ、一口呑む

甘味の中の酒の味が美味い

ストロベリーチーズケーキとの相性も良いしな


残りのハーブの恵みに、オレンジティーを注ぎ入れる


オレンジティーの量が多かったため、ほとんどオレンジティーの色合いになってしまった


だが、気にしないことにする


オレンジハーブティーを一口呑む


オレンジティーの多さに、ハーブの恵みが敗したらしい


過度の損とはこれのことだな


まぁ、呑みやすさは生まれたことだし、とやかく言うつもりはない


ストロベリーチーズケーキを食べつつ、オレンジハーブティーを呑む


相性は良いほうだ


ストロベリーチーズケーキを食べ終え

オレンジハーブティーを呑みきる


ああ、美味しかった


水分補給のオレンジティーを飲む


紅茶とオレンジの相性が良いな


ハーブの本によれば、オレンジもハーブの一種だし、紅茶にすれば相性が良いのも頷ける


今晩酌の摂取量は、四杯ほどか

深酒の二杯手前だから、深酒安全圏内とも言えるな


酔いが廻ってきたか

近くにあるベットへと倒れ込む


睡魔に抗う気など、飲酒のために

全くないためもう寝る

お休みなさい


《終》

チーズ自体は美味しかったです

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