晩酌種々様々
以前呑みながら書いたものです。
書いた時期は忘れました。
酒を呑む
今日は、四種のみ。
初めは、ミニサイズの「キリンビール」
新しく買った、バラの装飾が施されたワイングラスに注ぎ入れる。
ちょうど一杯分。
泡が消えてしまわない内に呑む。
昔呑んだノンアルコールのビールに比べると、苦さを美味さに感じられるようになったか。
……ただし、少しだけだが。
ああ、つまみを忘れていた。
昼に買った紅茶味のクッキー。
それだけにしよう。
明日の朝に差し支えてはいけない。
五つ入りの一つをつまむ。
サクサクして美味い。
二個目にいきたいが、二杯目のカクテルを注ぐ。
「カクテルスムージー」の[ビーチベリー]
普通サイズの缶であるため、ワイングラス一杯だけ注いでも少し余ってしまう。
少し呑む。
桃の味が美味い。
クッキーの二個目を食べる。
半分まで呑んだら、缶に残っている分をワイングラスに淹れる。
残したまま放置など考えていないから。
どうせなら、全部呑む。
それだけのこと。
クッキーの三個目。
半分ほどかじり、もう半分をカクテルに浸らせる
サクサク感としっとり感が同時に口の中に入り、美味い。
一口呑む。
四個目のクッキーをそのままカクテルの中に入れ、味を染み込ませる。
しっとり感が口内に押し寄せてくる。
どうやって、不味いと感じればよいのか分からない。
ワイングラスに残っているカクテルを、二口に分けて飲み干す。
ああ、美味しかった。
次は、清酒の「のものも」
飲酒前に、レンジで温めたものだ。
清酒に合うつまみは買っていないため、酒のみとする。
徳利を触る。熱すぎず冷たすぎず。
ちょうどいい温度。
お猪口に注ぐ。
匂いを嗅ぐ。
ツンとした僅かな匂い。
舐める程度に呑む。
舌にくるのを感じた。
まぁいい。気にはしない。
今度は飲み干すように呑む。
酒の味が喉にきた。
作務衣の上着を羽織る。
日本酒を呑むなら、和服を羽織ったほうが粋ではないのか?
一人酒や個人の好みだ。
猪口二杯目を注ぎ、呑む。
酒の美味さに、感嘆の吐息をせずには入られない。
飲酒特有の酔いを感じる。
意識はまだあるため、ほろ酔い程度か。
お猪口三杯目にして、徳利一杯分を空かす。
美味かった。
羽織った作務衣の上着を脱ぎ、代わりにガウンを羽織る。
清酒の時間は終わったからだ。
最後に呑むのは、「ハーブの恵み」
いつもの飲酒の締めに呑んでいるリキュールだ。
お湯で割りたいが、めんどくさいためストレートで、ワイングラスに少量。
それでちょうどいい。
匂いを嗅ぐ。
十三種のハーブが織り成す良い匂いが鼻腔をくすぐる。
この間のアップルハーブとは、類するとは思えないぐらい良い匂い。
甘さもまたちょうど良い。
最後の一口を空かす。
……ああ!? 五つ目のクッキーのことを思い出した。
浸して食べようかと思っていたが、すでに空かしたあと。
新たに注ぎたくはないため、そのまま食べる。
サクサク感が美味い。
眠気が襲ってきた。
このまま眠ることにする。
それでは、お休みなさい。
呑みすぎには気をつけて