表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/81

赤ワイン[無添加信州コンコード]

酒を呑む

千円近い値段がした赤ワイン[無添加信州コンコード]を呑む


バラが彫られたワイングラスに

一杯注ぐ


一口呑む

赤ワイン特有の苦味を感じるが

心地良い苦味だ


つまみを食べる


インスタントの海老のビスクに

千切ったあとバターで軽く焼いた

イングリッシュマフィンを飾ったものだ


一口飲む

海老の濃厚な味がして美味い

染み込んだイングリッシュマフィンも同様にだ


赤ワインを一口呑む

何ともいえない感じがするな


もう一つのつまみである生ハムを食べる


一切れを口に放り込む

塩気が美味い


赤ワインとの相性も普通に良い


口直しに、海老のビスクを一口飲む


口の中に残っていた赤ワインの味を

気前よく流し去ってくれる


言葉の使い方を誤ったか?

まぁいい、気にはしない


生ハムを千切りマフィンの余りに包んで食べる


生ハムの持つ塩気とマフィンの歯ごたえが調和して美味い


赤ワインとの相性も良いし、良いこと尽くめは言い過ぎだが、そう思いたくなるものだ


赤ワイン、海老のビスク、生ハムあるいは千切りマフィンのループに入る


いちいち書くのが面倒だからだ


しばらくすると、一杯目の赤ワインが空いた


二杯目をワイングラスに注ぐ


今回は二杯だけで良い

三杯だとつまみが持たないからだ


ループに再び没頭する


冷やした赤ワインのためか

時折、背中に寒気を一瞬だけ感じたが

気のせいだろうと思う


木の精だったら、ドライアドやドリアードを推測する


酔っ払いの戯言だ


たまに、サンホラのエリュシオンに収録されている、エルの天秤とエルの肖像の、一部のフレーズが思考に過ぎるが気にしない


海老のビスクを空かし、

二杯目の赤ワインを空かし、

生ハムの最後の一切れを食べ終える


デザートは無い


残るは水分補給用のアクエリアスだ


封を開け一口飲む


失われた何かが取り戻された感じがする


今回呑んでいる場所は、クローゼットを利用した隠れ家だが

真っ白い壁にアジアン風のランプだけだと

どこか、殺風景な感じがするな


思いつく感じだと、


ブックスタンドをネジで固定して、何かの本を飾ったりとか


ワイヤーでも通して、写真を挟み飾ったりとか


趣味で作ったジグソーパズルの作品を飾るのも悪くないな


元々がクローゼットであることを利用して

シャレたデザインの服を飾ったりとかな


……そもそも、シャレたデザインの服なんざ、興味ないわい


所詮は酔っ払いの戯言よ


気がつけば、眠る時間となっていたか


程よく酔いも回ってきた

ランプを消し、

ベットへと歩み

倒れ込む


眠気に抗う気はない

今更起きてようがいなかろうが

どうでもいいからだ


というわけで、まぶたを閉じ

酒ではなく夢へと没頭する

最後に一言

お休みなさい

ちなみに、海老のビスクを[海老のビスタ]と間違えて覚えてました。


紛らわしくて、どっちだか分からなくなります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ