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清酒晩酌

銚子一本だけで呑んだものです

酒を呑む

「あさ開」という名の清酒を、常温の冷やで呑む


白い銚子一本分、注ぐときに見た酒の色は

薄い琥珀色だった


お猪口一杯呑む

呑んだ瞬間、酒の味が口の中に広がる


コンビニで買った三種あるつまみの、最初の一種類めである炙り明太子を食べる


明太子特有の味が美味い

お猪口二杯目を呑む

酒の味が喉に伝わる


二種類めのつまみである

厚焼き玉子を一切れ食べる

玉子の味が美味い


お猪口三杯目を呑む

早めに呑んだのか、サーッと胃の中に落ちていった


腹の熱さはまだ感じない


炙り明太子の二切れ目を食べる

明太子の辛さが喉奥に残ってしまった


お猪口四杯目を呑む

一気に口の中に入れたあと、しばらく口内に含み酒の味を楽しむ

含み時間が長かったのか、舌にあさ開の味が残ってしまった

軽くこびりついたでも、同じことか?


厚焼き玉子の二切れ目を食べる

舌にあるあさ開の味が、厚焼き玉子に上書きされ

あさ開の味が一掃された


お猪口五杯目を呑む

今度は口に含まず、一気に嚥下する

喉奥を掠めたが、味はすぐ胃へと去っていった


炙り明太子の最後の一切れを食べる

今更だが、炙った皮の食感が良い

相変わらず、辛さが口に残るが気にしない


お猪口六杯目を呑む

すかさず、お猪口七杯目を注いだ

再び今更だが、白い銚子一本にお猪口七杯も入るとは思わなかった


多分、一杯分のお猪口に入る量が少ないためだろう


厚焼き玉子の最後の一切れを食べる

味の加減がちょうど良い


お猪口七杯目を呑むと

睡魔が襲ってきた

抗う気など毛頭ない


ベットに横になり

布団をかぶり

まぶたを閉じた


お休みなさい

次も同じ「あさ開」です


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