第3話 星野芽衣の巻
私の名前は星野芽衣。中学1年生。私はソフトテニス部に所属していて!しかも彼氏もいる!とても楽しい生活!そして一緒に登校している友達も!
登校は演劇部の大久保先輩と親友の浅海真由と一緒!ああ楽しい生活だなぁ!
「おはよーめいっち」
「おはようございます大久保先輩」
「おはよー芽衣ちゃん」
「おはよー真由」
こういう風に登校して、学校で楽しく過ごす。部活はちょっときついけどなんとか楽しくやってる。
そして、帰りも楽しく過ごすはずだった。
帰り道、訳も分からずお腹にパンチをくらった。実は前々から大久保先輩はそうだった。
気に入らないことがあったらすぐ殴る、蹴る、しかも私だけ。
先輩は「いじんの楽しいから」とか言ってるけどただの差別にしか聞こえない。
パンチをくらった後、大久保先輩は何もなかったように真由と歩いてった。
大久保先輩のパンチは予想以上に痛かったため少し泣いてしまった。
でも、大久保先輩も真由も心配のかけらなどなかった。私は憎しみの心が生まれた。大久保先輩に対しての憎しみ、色々な憎しみが生まれた。
私は、前に親友と呼べる人に裏切られた。その時私は死にそうな程の苦痛と憎しみがあった。立ち直るのに3年はかかった。
私は二人から遠ざかった。慌てるかとかも思ったが全然、逆に楽しそうにおしゃべりしてた。私の感情の制御ができなかった。
ふざけんな、ふざけんな。謝りもしない、反省もしない。イライラしながら帰っていると、
「こんばんわ...部活の帰り..?よかったら私のお店へ..どうかしら?」
「あ、すみません私急いでるので...」
「私なら、あなたの願い叶えられるわよ...ただし代わりに私の欲しいものを頂くけど」
「...っ!!!何でそのことを...」
「詳しく聞かせて欲しいけど...いいかしら?」
「.....はい!」
ここから徒歩で20分程度で着いた。
カラーンカラーン...
うわっここアイスクリーム屋さん....?
「ふふ...では、詳しく聞かせてちょうだい..」
私は大久保先輩のこと、今日のことを詳しく言った。
「なるほど...それで?あなたは何を願う...?」
「...反省してほしいです。そしてこれからは差別しない。心清く生きるということを誓ってほしいです。」
「わかったわ...このラズベリーアイスを食べなさい。あなたの願いは叶うはずよ」
「あ...ありがとうございます..!」
「ただし、代償はもらうわよ。私の欲しいものを」
「はい、分かっています。」
「そう...ではお食べなさい」
ぱくっ
「おいしいです!!どうやったらこんなに...」
そのときあの女の人はいなかった。
次の日、大久保先輩はすごい謝ってきた。私は嬉しかった。ちゃんとやってくれた。
「じゃっ行こっ」
楽しく過ごしていこう!
「ふふ...あなたからは疑う心をもらっていくわ、楽しい日々を過ごしなさい...」
カツーンカツーン...
このお話は今日起こった本当のお話です。
先輩が謝ってくれずイライラしているのでこの話でぶちまけました(笑)
マジで謝ってほしいですね