たまにじゃなくて
《たまにじゃなくて》
いつもの昼下がり、
「ねぇ、甘えてもいい?」
突然、アヤがそう言った。
珍しい一言に、僕はすごく驚いていた。
「どうしたの?急にそんなことを言うなんて」
「ん、なんとなく」
「なんとなく、って・・・」
呆れていると、
「たまにはいいじゃん」
と言って、アヤは笑っていた。
「たまに、ね・・・」
「何?」
「たまにじゃなくて、いつもそうしてくれるとありがたいんだけどなぁ」
「何のこと?」
絶対判っていて尋ねている。
「今は元気だけど、何か抱え込んだアヤは、誰にも甘えようとしないで一人で抱え込むからね」
そう言うと、アヤが静かになってしまった。
「一人で抱え込んだ時こそ、甘えてくれるといいんだけどなぁ」
「・・・・・・努力する」
「そうだね。そうしてくれると嬉しいな」
とは言ったものの、アヤは絶対に一人で抱え込む。
その時は僕が声をかけて、傍にいてあげよう。
そんなことを思った、昼下がりの一日。
―――――――fin
ブログよりお題
…「ねぇ、甘えてもいい?」
初出:H23 6/3
変な文になってしまいました。今度はこんなことにならないようにしよう。
眠い(ρд-)zZZので、これからすぐに寝ます。おやすみなさい




