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龍と鑑定士  作者: ふっしー
第二部 第五章 貧困都市リグラスラム編 『妹弟子と引き金の硬貨』
91/500

リグラスホールデム

新展開に突入です!




 芸術大陸――『アレクアテナ』。


 そこに住まう人々は、芸術や美術を嗜好品として楽しみ、豊かな文化を築いてきた。


 そしてそれら芸術品を鑑定する専門家をプロ鑑定士という。


 彼らの付ける鑑定結果は市場を形成、流通させるのに非常に重要な役割を果たしている。

 

 アレクアテナにおいてプロ鑑定士とは必要不可欠な存在なのである。


 ――そのプロ鑑定士の一人、ウェイル・フェルタリアは、相棒である龍の少女フレスベルグと共に、大陸中を旅していた。


 贋作士集団『不完全』と部族都市クルパーカーの大戦争は、大陸全土に知られることになり、各都市は犯罪組織に対する認識を大きく改めることになった。

 治安局はこれまで以上に監視、規制の強化を行い、贋作絡みの犯罪はさらに影をひそめることとなった。

 アレクアテナ大陸に、束の間の平和が訪れていた。





 ――●○●○●○――





 窓を開ければ青い空。

 深呼吸すれば新鮮な空気。

 底なしに青い湖は、太陽の光を反射してキラキラと輝き、まるで宝石のように見る者を魅了させる。

 そんな誰もが慈しむ景色を前に、フレスはウンザリといった表情で欠伸していた。


「ふわぁあああ……。……飽きたよ……」

「そうだな……。俺ですらもう嫌気がさしてるよ……」


 マリアステルを出発してすでに三日目。

 ウェイル達は次の仕事の為、長時間の車上生活を強いられていた。


「……何か暇つぶしって無いの?」

「暇潰しかぁ……」


 ポツリと洩らしたフレスの呟きにウェイルは閃く。


「あ、そういえばこれを持ってきたんだった」


 ウェイルがバッグから取り出したもの。それは――


「ウェイル! それ、トランプじゃない!?」


 フレスは目を輝かせた。


「あれ? トランプ知ってるのか?」

「それくらい知ってるよー!! 昔やったことがあるんだ!!」

「そうか、なら話は早いな。暇つぶしにやるか?」

「やる!!」


 シャッシャと手慣れた手つきでカードをシャッフルをするウェイルにフレスは目を輝かせる。


「うわぁ、手さばきがカッコいい……!!」


 なんてフレスが言うものだからウェイルもつい調子に乗ってしまう。

 リフルシャッフル、ヒンドゥーシャッフルなど様々なシャッフルを見せつけてやる。


「ボクにも貸して!!」

「言うと思ったよ。貸してやるが、カードを散らかすなよ?」

「ボク、そんなに不器用じゃないよ? ……あっ」


 なんて言っているそばからシャッフルに失敗し、カードをばらまくフレス。

 実にお約束だ。


「……うう……ごめん……」

「……まあこうなることは最初から判っていたからな。早くカードを拾えよ?」


 急いでカードを拾い集め、仕切り直し。

 もちろんシャッフルはウェイルがやった。


「さて、フレス。ゲームとしては何を知っている?」

「う~~ん、ババヌキとか神経衰弱とか、かなぁ?」

「残念ながらババヌキは二人でやるゲームじゃないし、座席で神経衰弱も出来んな」

「でもボク、他のゲームっていったらポーカーくらいしかしらないよ……」

「なんだ、ポーカーも知っているのか。なら少し変わったポーカーをしないか?」

「普通にポーカーしないんだ?」

「普通のポーカーは運要素が高すぎて、あまり駆け引きとか出来ないだろう? すぐに終わるゲームなんてまた飽きてしまうだけだ。今回やるポーカーは、『リグラスホールデム』と言うゲームだ。これから向かう都市『リグラスラム』発祥のゲームなんだ」


 

 ――リグラスホールデムというゲームがある。


 普通のポーカーと基本ルール、役の強さは同じだが、使用するカード枚数に違いがある。

 通常ポーカーというのは五枚のカードを手札とし、その五枚で役を作り、役の強さで勝負する。一度だけ手札を任意の枚数交換することが可能で、カード交換によって役を強化し、その駆け引きを楽しむのだ。

 それに対しリグラスホールデムというルールでは手札交換を行わない。

 最初に手札を二枚貰い、それ以降は手札を交換できない。その代わりとして場に五枚のカードを並べ、その内三枚をオープンする。

 開けられた場のカードと、手札のカードで役を作るのだ。

 場の皆が金を賭け終ると次のカードを開く。

 その作業を二度ほど行い、場のカードが全て開くと、手札と場の計七枚の中にある役の強さで勝負を決めるのである。


「ほえぇ……。なんか複雑で難しそう……」

「そんなことはない。何回かやれば慣れる。幸か不幸か、目的地はまだ遠い。プレイ時間はたんまりあるからルールだってすぐ覚えられるさ。このゲームは最後まで互いの手が決まらないから、それまでの駆け引きがたまらなく面白いんだ。まあ二人だとあまり盛り上がらないが、やってみようか」

「うん!!」

「賭けの対象は……そうだな。負ける度に夕食の品一品を差し出すってのはどうだ?」

「それいいね! 絶対お腹一杯食べてやるんだから!」


 それからしばらく、二人はリグラスホールデムに興じたのだった。






 ――●○●○●○――





 外の景色も闇に染まったころ。


「…………うう……全然勝てない……」


 勝負はフレスの全敗。


「ボクのご飯が……」


 リグラスホールデムは互いにチップを賭けあうゲーム。

 しかし肝心のチップはどのみちウェイルの懐から出るのだ。賭けの意味を為さない。

 したがって少しでもスリルを出すためにと、チップを夕食のおかずにしたのだ。(結局夕食代もウェイル持ちではあるが)


「ハハハハハ! フレス、お前は本当に単純だな!」

「誰が単純じゃーーーー!!」

「だからお前だ」

「むぅぅぅぅぅ……!!」


 フレスの手は、あまりにも読み易い。

 何せ手の善し悪しが全て顔の表情に出ているのだ。

 ポーカーフェイスなど、素直すぎるフレスには無理なのかもしれない。


「だってさ、お前、俺が妙に突っ張ると強い手だと勘違いして勝手に降りただろ?」

「……だって負けるのは嫌だもん……。ウェイルの手強そうだったし……」

「ほら、見てみろよ」


 ウェイルが手札を公開する。


「……あれ? 手札がこれで、場がこれだから……ちょっと、ウェイル! これ4のワンペアじゃない!?」

「そうだ。お前は?」

「……これだよ……」


 おずおずと手を開くフレス。

 結果は――10のワンペア。


「お前の勝ちだったな」

「だって!! ウェイルの顔凄く自信満々だったし!」

「ブラフだよ。手が弱くても勝つことは出来るんだぞ? 相手が勝手にフォールド(降りること)するのを待てばいいんだから」

「……おお!! そんな手が!」

「お前、トランプゲーム全般駄目だろ……。顔に全部出ているから読み易すぎる」

「そんなことないよ! 次は絶対ポーカーフェイスしてやるもん!!」

「無理すんなよ?」

「無理じゃないもん!! ウェイル! もう一回!! もう一回やって!!」

「はいはい」


 ウェイルは余裕しゃくしゃくな表情。


(……次こそは絶対勝ってやるんだから……!!)


 カードをよく切り、手札を貰う。



(……手札は……♦の3と♦の5……。……弱いよ……。でも、場のカード次第では……!!)


 場のカードは♠の3、♦のQ、♦のA。


(ワンペアだけど……弱すぎる!?)


「どうした? フレス。手が弱いのか?」

「そ、そそそそそ、そんなことはないよ!?」


(……そ、そうだ、ポーカーフェイスだ!! もっと堂々としてないと……!! もしかしたらウェイルが勝手に降りてくれるかも知れないし!!)


「……ふ、ふふん!!」

「……おいおい……」


 ――丸わかりであった。

 ……フレスにポーカーフェイスなど出来るわけがなかった。


「どうする? 降りないのか?」

「お、おおお、降りるわけないでしょ!? ボクの手札、もの凄く強いもん!! もうウェイルじゃ絶対勝てないよ?」


(……うう……、もうボク、これ以上負けると夕ご飯なくなちゃうよ……!!)


「そうなのか? 実は俺の手札も最高に強いんだ。……よし、ならばこうしよう。俺は豚肉の腸詰二本賭ける」

「腸詰を!? 二本も!?」


(うう!! とってもおいしそう……!! これは負けられないよ!!)


「じゃ、じゃあボクは……パンを半分賭ける!!」

 

 そのパンはフレスに残った最後の夕飯のチップである。


「……レートに違いを感じるが、まあ許そうか。よし、じゃあターン(四枚目のカード)を開くぞ?」


 ウェイルの手によって開かれたの四枚目は――♣の5。


「……おおっ!?」


(地味にツーペアになったよ!? ……数字は弱いけど……)


 ウェイルの表情を窺う。


(…………駄目だ、読めない……。……っ!?)


 するとウェイルはこちらを一瞥すると、にやりと笑った。


(表情を窺おうとしていること、ばれちゃってる!?)


「あれ? フレス。手が悪いのかな?」


 逆にウェイルの方からプレッシャーを掛けてきた。


「……そんなことないもん……!!」


(むぅ……。このままではまずいよ……!!)


「フレス。俺はさらにこの手に……そうだなぁ、今までお前から勝ち取った全ての夕飯を賭けよう! レイズだ!」

「な、なんですとーーーーーー!?!?!?」


 こうなればフレスはフォールドしない限り、夕飯全賭けになってしまうことに。


(やばいよ……! ウェイル、相当手札良さそうだよ……!! ボク、今日ご飯なくなるかも……、いや諦めたらダメだ!)


 ひとまず状況把握をしないと。


 場に出ているカードは♠の3、♦のQ、♦のA、♣の5。


(……♦のA……!! ウェイルは間違いなくこれを握っている……!!)


 ウェイルの余裕そうな顔。先程の手札強い発言。

 たぶん、今回はブラフじゃないと思う。

 今まで何回かゲームしてきて判ったことがあるんだけど、実はウェイル、あまりポーカーフェイスは得意ではないのではないか。

 ウェイルは鑑定士だ。鑑定士は嘘が付けない生き物だとサグマールさんに教えてもらった。


(……だとすると、今の表情は間違いなく大物手が入っている証拠……!!)


「どうだ? フレス。ここでフォールドか?」


 さらにプレッシャーを強めてくるウェイル。


(……ウェイルがAを絡めたツーペア以上ならボクの負け……!! ウェイルの表情を見るに、手は相当強いと思う! おそらくはツーペア、もしくはスリーオブアカインド……!! でも、ボクだって今ツーペアなんだ。最後の一枚が3か5ならフルハウスでボクの勝ちなんだ!)


「ボ、ボクも今日の夕飯を全部、コール(相手と同じ額を賭けること)するよ!!」


 フレスは高々に宣言した。


(ええい、もう考えても仕方ないよ! ここは勝負!! できればこれでウェイルが降りてくれればいいんだけど!!)


「よし、じゃあリバー(五枚目のカード)をオープンだ!」


 ウェイルは迷わずチェックを宣言。

 フォールドをすることなく、最後のカードに手を伸ばし、いよいよショーダウン(全てのカードを開け、決着をつけること)へ突入した。


(だめだ! ウェイルにボクのブラフは通用しなかったんだ!!)


「ぼ、ボクの夕ご飯~~~~!!」

「ショーダウンだ……!!」



 ウェイルによって開かれたカードは――♦の――K……!!



「ハッハッハ、フレス! 流石にこれは俺の勝ちだろう! 何せほら、Aのスリーオブアカインド!」


 手札の二枚のAを見せつけながら、Aのスリーオブアカインドを証明してくるウェイル。


(やっぱりAが三枚……!! ……それに比べボクは…………)




 ……………………。



 …………。



 ……ん?



「…………あれ!?」



「ん? どうした? 俺は賭博の勝ち負けについては厳しいぞ?」

「いや、そうじゃなくて……。ウェイル! この勝負、ボクの勝ちだよ!!」


 フレスは手札を公開した。


「見てよ! ボク、最初はただのツーペアかと思ってたけど! これ――フラッシュだ!!」

「……なぬ?」


 フレスの手札は♦の3と♦の5。



 

 そして場のカードは♠の3、♦のQ、♦のA、♣の5、そして――♦のK。




「フラッシュだよ、フラッシュ!! フラッシュはスリーオブアカインドより強い役だ!!」

「……まさか手札A二枚で負けるとは……!!」

「やったぁ!! これでボクも夕ご飯が食べられるよ!!」

 

 フレスが勝ったのはたったの一回だが、その一勝にフレスはたいへん喜んだ。

 何せ出会ってから初めてウェイルを出し抜いてやった気がしたのだ。


「師匠って言っても大したことないね!」

「……たった一回でそんなに天狗になるなよ……」



 今の勝ち分で無事夕ご飯を手に入れたフレスは、リグラスホールデムの面白さに魅了されたようだった。



 ――夕食後……。


「ねぇ、ウェイル! もう一回やろうよ!!」

「もうそろそろ寝かせてくれよ……」

「お願い! もう一回だけ!!」

「お前、その台詞言うの、今ので45回目だからな……」




 ウェイルは、フレスが寝落ちするまでゲームに付き合わされる羽目になってしまった。








リグラスホールデムとは、トランプのポーカーの一つ『テキサスホールデム』をモデルにしたゲームでルールは全く同じです。

作中ではテキサスという地名は存在しないので、勝手に名称を変更しています。


本章では何度かリグラスホールデムを持ちいた心理戦を描きますので、軽くですがルールを説明したいと思います。


 ○テキサスホールデムの基本的なルール


自分の手札2枚とコミュニティーカード(全てのプレイヤーが使用するカード)5枚、合計7枚の中から5枚を使用してポーカーの役を作り、一番強い役を作った人が、皆が賭けあった全てのチップを獲得します。


 ○ゲームの流れ


1.ディーラーの左隣の人が、「スモールブラインド」をする。次に、その左隣の人が「ビッグブラインド」をする。


2.ディーラーは、各プレイヤーにカードを2枚ずつ裏向きにして配る。残りのカードは裏向きにして重ね、積み札とする。


3.ビッグブラインドをした人の左隣の人から順番に(反時計回りに)ベットしていく。「ベット」、「チェック」、「コール」、「レイズ」、「フォールド」のいずれかを行う。 フォールドをしなかった人が2人以上いたら、次へ進む。


4.ディーラーは、コミュニティーカードを3枚、中央に表向きに置く。(これを「フロップ」という) 各プレイヤーは、コミュニティーカードと自分の2枚の手札を合わせて役を作ることを考えていく。


5.ビッグブラインドをした人の左隣の人から順番に(反時計回りに)ベットしていく。「ベット」、「チェック」、「コール」、「レイズ」、「フォールド」のいずれかを行う。 1人を除いて全員フォールドした場合は、フォールドしなかった人の勝ちである。フォールドをしなかった人が2人以上いたら次のラウンドへ進む。


6.ディーラーは、コミュニティーカードを1枚追加する。(これを「ターン」という) コミュニティーカードが3枚のときと同様にベットを行う。 フォールドをしなかった人が2人以上いたら次のラウンドへ進む。


7.ディーラーは、最後の5枚目のコミュニティーカードを場に置く。(これを「リバー」という) コミュニティーカードが3枚、4枚のときと同様にベットを行う。


8.最後のラウンドが終了したときに、フォールドをしていない人が2人以上いたら、残った人は手札を公開する。(ショーダウン) 全7枚中5枚で、より強いポーカーの役を作った人の勝利である。勝者はポットをすべて獲得する。 ただし、勝者が2人以上いた場合は、ポットを等分してそれぞれ勝者に与えられる。


このようにしてゲームを続けていき、チップが無くなった人はゲームから抜けていき、最後まで残った人の勝利となる。


 ○ゲーム用語


『コミュニティーカード』


中央に表向きに置かれたカード。最初は3枚で、最終的には5枚になる。各プレイヤーが共通して使用する。 各プレイヤーは、手札の2枚とコミュニティーカードの5枚を合わせ、計7枚の中からポーカーの役を作っていく。


『ディーラー』


カードを配る人(親)のこと。各プレイヤーが順番にディーラーになっていく。


『ベット』


チップを賭けること。


『ポット』


各プレイヤーが賭けたチップの集合


『スモールブラインド』


ディーラーの左隣の人がするベット。ゲーム開始時に必ず行わなければならない。


『ビッグブラインド』


スモールブラインドをした人の左隣の人がする、スモールブラインドの2倍のベット。ゲーム開始時に必ず行わなければならない。


『チェック』


チップを賭けないこと。誰かがベットした後はできない。


『コール』


前の人と同じ枚数のチップを賭けること。


『レイズ』


前の人よりも多い枚数のチップを賭けること。


『フォールド』


ゲームから降りること。


『オールイン』


ゲーム中にチップが無くなった場合、持っているチップをすべて出し、出したチップ分だけ勝負すること。


『サイドポット』


オールインをしたプレイヤーがいた場合、オールインのチップ以上に賭けられたチップを別にして、2つ目のポットを作ること。 オールインをしたプレイヤーは、2つ目のポットを獲得する権利はないが、ゲームを続けることができる。


『ノーコンテスト』


他のプレイヤーがすべてフォールドして、プレイヤーが1人だけになること。ポットはすべて勝者のものになる。


 ○ポーカーの役

 弱い順に並べてます。


・ワンペア

同じ数字2枚の組み合わせが一つ。


・ツーペア

同じ数字2枚の組み合わせが二つ。


・スリーオブアカインド(スリーカード)

同じ数字3枚の組み合わせが一つ。


・ストレート

マークに関係なく数字が5枚連続している。


・フラッシュ

5枚同じマークのカードがある。


・フルハウス

同じ数字3枚の組み合わせが一つと同じ数字2枚の組み合わせが一つ。


・ストレートフラッシュ

ストレートとフラッシュが両立している。


数字は基本的にAが最強で、マークは強さに関係ありません。


テキサスホールデムは非常に面白いトランプゲームなので、興味ある方はやってみてください!

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