表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/34

風で切れるのか?

 カマイタチ、鎌鼬……と言っても芸人ではありません。

 カマイタチでスパッと切れるかどうかは科学的には否定されているような……いないような。ま、無理です。科学的にカマイタチって起こせていませんからね。


 きっとバットを振った時に飛んできた風がそれっぽくて風で切るイメージが産まれたのではないでしょうか?

 それが何かビジュアル的にかっこよかったので真似されはじめ、いつのまにか一般化したのだと推察します。


 じゃあ、真空を発生させて切る?

 残念ながらこれは物理的に完全に無理です。もし空気中に真空の部分があれば、気圧の差からそこに空気が流れ込んで一瞬で真空状態は消え去るからです。


 真空部分に一気に空気が流れ込んで爆縮を起こす、なんて説を唱える人も居るけど、仮に刀を振って真空が作れたとしても、その真空が出来た直後に爆縮を起こすから攻撃には使えない。むしろ自爆技となりますね。


 しかし困ったことに、1980年代にあったウィザードリー1には、真空の刃を飛ばしてグループ攻撃をする『ロルト』と言う僧侶魔法があるんです。

 ゲームだから夢と希望に溢れていたのだろう、としか擁護出来ません。


 もし空気を操って攻撃をしたいのなら、敵の周りの酸素を奪って窒息させる、又は竜巻を発生させて小石などを巻き上げてぶつける、でしょうか。

 後者は魔法でも風でもなく物理攻撃かも知れませんけどね。


 あと、人間がソニックブームを発生させるなんて不可能ですから、ガイルって少佐はガチムキな魔法使いに違いないのです。


 はぁ……現実を知ると夢が形になりませんね。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ