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蘊蓄好きな神様の解説(諸説あり!)

今書いている小説『転生して神様の放置ゲームのキャラになりました。村長しながら時々憑依されてます 。』で考えていた背景です。

 ダンジョンとは何か。何故発生するのか。

 もし、ここに蘊蓄を語るのが好きな神が居ればこう答えるかも知れないだろう。


『ダンジョンとは各異世界間の魔力が交差する場所に発生する魔力の池のようなものだ。

 水が常に高い所から低い所へ流れるように、魔力もまた常に流れている。

 池で溺れた者が底に沈むように、より重みのある魔力は流れに沿って下層にある魔力の溜まり場、つまりダンジョンへ到達する。

 魔力の流れに飲まれた者は肉体が魔物と化し、装備品はダンジョンに散らばるのだ。

 魔力が常に流れ続けているのは、ダンジョンがある為に異世界間に魔力の圧力に差が生じるからとも言える。つまりダンジョンが先か、魔力の流れが産まれたのが先かは結論が出ないものである』


 神の機嫌が良ければこう続ける。


『神は異世界を産み出す能力を持つが、一から全てを作り出すには長期間に及ぶ設計時間が必要であり、創造にも魔力をかなり消費する。それに何より面倒なのである。

 そこで既に作られている世界の中から好みの物を選択して、コピー&クリエイトをするのだ。

 丸パクりをすると批判の対象となるので、動植物・魔物・アイテムの配色や形状を多少変えておく必要がある。

 大きく変えないのは、ゴブリンがゴブリンに見えなくると閲覧者に説明が必要になってめんどくさいからだ。

 なお、嘘でも良いからコピー元についてはリスペクトをしていると一言書き添えておくのがマナーである』


 更に事情通ぶる神は、こうも捕捉する。


『神がコピー&クリエイトで作る異世界は魔力を通じて複雑に絡み合い繋がっている。何故なら位相をずらしただけで同じ場所に作られるからだ。

 その繋がった先の何処かで強い魔力的変異が発生した場合、余波が異世界のダンジョンへ到達する。

 その影響が強ければ魔物の異常発生やダンジョンの変化が起こる可能性がある。

 故に安定した世界を欲するのなら、コピーせずに自力で別の場所に新たな世界を作り上げることだ。

 ただし、新世界を作るとデバッグが死ぬほど大変であるのでお勧めは出来ない』


 道楽で世界を創るのだから、面倒なことは極力排除し、すぐに遊べるようになりたいのは人も神も同じ。

 それに完全オリジナルの世界を創ると、閲覧者からアレは何だ? コレはどうだと質問やら批判やらが大量に書き込まれて返答するのにもまた時間を取られる。

 そう言う理由もあって、異世界は必然的に似てしまうのだ。


 なお、この解説は多神教の世界に於いてのみ有効です。唯一神、一神教の世界に於いては成立しないので悪しからず。



(4/1まで投稿を待てばエープリルフールネタに出来た……のか?)

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