地球にダンジョンが出来たら
今回槍玉に上げるのは、現代の地球上にダンジョンが出現する作品についてです。
既に結構な数の作品がコミカライズされているので、説明不要でしょう。
最近はダンジョン内での行動を配信する作品も増えていますね。
それらの作品では、ダンジョンが出現したことによって人は魔法が使えるようになったり、スキルを得たりしています。
ここに主人公が無能扱いされる要素がくわわるとハイファンタジーの作品の舞台が現代に変わっただけのような気がします。
それなら別に現代を舞台にする必要って無いのでは? と言う素朴な疑問が出て来るかも知れませんが、独自の異世界をデザインするにはそこそこの労力が必要なので、舞台を現代にする方が作者はラクだし、読者も世界観を気にする必要はないので理解しやすい。
なので抵抗も少なく受け入れやすいと言うメリットがあるのだと思いますが、反面、非日常感の演出がダンジョン内だけなので似たような作品に成りがちです。
主人公の特徴付けでそこはカバーする必要があるでしょうね。
他の作品と差別化するのに突飛なシステムを導入すると却って分かりにくくなるので、システムは無難な物にして、ダンジョンの中でどれだけ別世界感を出すかが腕の見せ所?
若しくはダンジョン外での権力者との関係や日常で如何にして特色を出すか。
それでも、純然たるナーロッパよりも舞台的にはイメージしやすいので、今後もこのジャンルは増えていくでしょうね。
似たり寄ったりな作品で溢れないようにと願うばかりです。
しかし、現代に現れたダンジョンでは何故か火器ではなく、剣や魔法で戦います。
軍も自衛隊もダンジョンでは役立たずなのがお約束。そりゃFPSゲームが舞台でもない限り、派手なアクションやエフェクトのある剣技や魔法の方が見映えもするから当然でしょう。
それがファンタジーと言えるのか個人的には疑問に思いますが、魔法やスキルがあればローファンタジーになるのでしょう。
逆にダンジョン内で火器で戦闘するならファンタジーの定義に疑問が生じるのですが、取り敢えずダンジョンが出現した時点でファンタジー。
うんうん、ファンタジーって言葉は何でも片付く万能ワードだな。
でもね、ダンジョンに未来から来たロボットに乗り込んでバトルしたらSFじゃないの?
だってバックトゥザフューチャーがSF扱いだからね。




