スキルって何?
スキルとは?で検索してみると。
weblioによると、『ある特定の分野や活動において、高いレベルで遂行できる能力や技術を指す英単語』『特定の分野や活動における技能』とあります。ボヤッとした表現で良く分かりません。
マイナビさんによると、『簡単にいうと訓練や学習によって獲得した技能のことをいいます。 つまり、自ら努力して技術を磨き、その技を熟練させたものというイメージ』です。
これなら何となく納得出来ますよね。
ことラノベにおける転移者、転生者の持つスキルとは、マイナビさんの言うスキルの定義から努力要素を無くしたものですね。
神様におねだりして貰ったり、いつの間にか与えられる物なので、努力する余地すら無いのです。
変わり種で地球から物品を取り寄せたり、地球と行き来したりするような荒唐無稽とも取れるスキルがありますが、これらは技能も技術も関係が無いのでスキルの枠には収まらず、ファンタジーマジック、神の業と呼ぶべきです。
では、普段台所で料理を作っていれば自然と調理スキルは身に付くでしょうか?
やる気、向上心があったり、楽しく作っている人なら、そこそこの腕前に達するのは早いし美味しいものが作れるようになるでしょう。
ですが、何も勉強しない人は料理の腕はなかなか上がらず、臭い肉料理や魚料理しか作れないのです。
まぁ、料理に限って言えば、レシピの指示通りに作れば食べられない物は出来ないでしょう。多分ね。
そんなレシピ通りの作業が果たしてどれだけスキルアップに貢献するのやら。
技術を向上させる為には、何度も同じ動作を繰り返す必要がありますよね。それであればレシピ通りの作業を繰り返すだけでも調理スキルがレベルアップしてもおかしくないです。
でも恐らく何も考えずにレシピを真似するだけの人だと、それは期待薄でしょう。
何故なら考える、理解するってことが抜けているからです。野球部員が素振りするとき、何も考えずにバットを振っているでしょうか?
剣道の竹刀の素振りも同じく。
単に回数を多くして上下運動を繰り返すだけでは、筋力はアップしたとしてもスキルには直結しないかも知れないのです。
ただ、これらの繰り返しは体に覚えさせるので反復練習として大きな意味があります。
つまり、剣術スキルは頭で覚えるスキルではなく体が覚えるスキルと言えるでしょう。
その最たる物は、野球のピッチャーの投球術ではないでしょうか。
投球スキルが身に付いたは良いが、そのスキルの影響で体を壊す、なんてリアルでの話なのにラノベみたいな感じがしませんか?
ラノベは気軽に読むものなので、努力と言う要素は嫌われがち。
なのでジャンプコミックのように、一度負けてから努力と言うか修行するぐらいで良いのでしょうか?
お約束の展開をやり過ぎると駄作になるので、これから出てくる作品には新しいパターンをどんどん生み出して欲しいと希望するばかりです。




