ゴーレム、ガーゴイルは何故動く?
ダンジョンで出てくる定番の魔物の一つ、ゴーレムさん。
材料によってストーンゴーレム、アイアンゴーレムなどに分類されます。
ゴーレムと同じくガーゴイルも定番ですが、こちらは石で出来たものが多いイメージです。
問題は、どちらの魔物も外見上は人の姿を模しているのに、中身は泥や石や鉄だと言うことです。
何故これが問題になるのか?
映画のアイアンマン、中身が人なので実現可能性はあります。
古い映画ですが、ロボコップ。人の脳ミソをロボットに載せているので、こちらも何とか作れそうです。
それに対してゴーレム、ガーゴイルは中身がどう考えても泥だけ、石だけ、鉄だけなのです。
スライムには筋肉は無いですが、内部のスライム液と外皮を操ることで動けそう。アメーバだってミドリムシだって動いているんだし。
ゴーレムの中身がロボコップやターミネーターみたいな機械なら動いても問題ありません。
ですが、泥とかだけが詰まっているだけです。
骨に該当するフレームも、伸縮する筋肉に該当するシリンダーもアクチュエーターもありません。これでは動ける筈が無いのです。
ただ、動物のように内骨格ではなく昆虫のような外骨格と考えれば実現可能性が少し見えてきます。
昆虫では気持ち悪いので、みんな大好きな蟹にしましょう。
蟹の足を茹でてバキッと割ると、中は白い身が詰まっています。
実はゴーレムもこの蟹の身が詰まっている状態と同じなのです。
いやいや、石が筋肉みたいな身になるかと思えないですね?
見た目は石ですが、実はゴーレムの中身は石のように見えるだけで、素材を魔力で変質させて伸縮性を持たせた石、泥、鉄などです。
関節もどう見ても動きそうに見えないけど、蟹の脚と同じ構造を採用しています。
なので今後ゴーレムやガーゴイルを見かけた際は蟹を連想してください。
ついでに鍋に入れて茹でてみると、なるほどと思う筈です。ただし可食部は無いので悪しからず。
何故中身を外と同じ素材に見せかけるように擬装しているか。
それは明らかに違う材質だと夢が無いからですよ。ゴーレムもガーゴイルも、謎の生命体でなければならないのです。
実際はそんなことはないのですが、少なくとも作り手だけはそう思っていたのでは?
ですが、考えてみてください。
中身の詰まったゴーレム、ガーゴイルはまだマシな方です。魔物の中には中身が空洞の動く鎧も居るのです。
動く鎧の方が余程あり得ないのです。
そう考えると……アルフォンスと言う名の鎧だけの人は……きっと夢と希望が詰まって動いているのでしょう。




