嫁は多くても良い?
異世界に行くと、何故かハーレムや逆ハーレムが出来てしまうものです。
宗教的なもので言えばイスラム教はハーレム……と言うか一夫多妻制が認められています。
このハーレムと一夫多妻は、似ているようで微妙に違います。
ハーレムと言う言葉の定義と連想されるものが、ラノベなど娯楽作品とリアルとで少々捉え方が違うと思うので、興味のある人は調べて下さい。
そもそも人間はお猿さんが進化して誕生したと言われている生物なので、小脳にお猿さんの部分が今も残っています。
つまり人間も野生本能的に言うと、強い雄がたくさんの雌を独占したいのは当然なのです。
それが社会やら経済やら軍事やら諸々の事情で、地球上でも一夫多妻制がある場所と無い場所に分かれているのです。
お猿さんだと、種族の維持が生きていく上での最優先事項なので自然とハーレムが出来ます。
まぁ、一括りに猿と言って種類によって違いはあるみたいですけど。
ですが人間はお猿さんとは違うので、強い男性が女性を独り占めする訳には行きません。
イスラム教だと奥さんは四人までオッケーなので、ハーレムメンバーも四人まではオッケーと言う訳でもありません。
多分ハーレムには人数制限はありません。経済的な側面が上限に影響するだけです。あと、そのハーレムに加わりたいと希望する人が居るか居ないかの問題です。
インドに妻38人って人が居たけど、どうやら宗教が関係してるぽい。他界しているので愛はあるんか?と聞けないですけど。
英雄パーティーや主人公パーティーは何故か二人ないし三人ぐらいの女性をメンバーに入れてハーレムパーティーになる確率が結構高い。
男女同権の観点から、男女比は均等にするべきなのでしょうけど、実際には命懸けなのだから実力が優先されるべきです。
意外と追放ものの主人公を追放した側のパーティーの方が男女半々に近い構成かも。
それはともかく、異世界ものでは複数のヒロインが男性主人公に好意を持ちます。強い雄に惹かれる雌と言ってしまうとダメな気がする。
作品によって一人のヒロインを選ぶか、素直にハーレムになるかマチマチですが。
単にヒロイン達とキャッキャウフフで終わるだけか、単なるヤリチンか、流されるだけのだらしない男性は異世界に行って頭にウジでも沸いたのかも。
キャッキャウフフは重要ですが、その後に家庭を持つと言うことまで考えると、そうそう簡単にハーレムなんて作れないのでは?
将来的なことを真剣に考えると、嫁は一人で充分だと思う人の方が多いと思います。
ですが、そんな主人公の思いと違って優秀な男性に娘を嫁がせたいと思い、あれこれと画策するヒロイン達の親も出てくるでしょう。
そもそも出生後の死亡率が高いので子供をたくさん産ませる必要があったり、戦争でたくさんの男性が戦死した為に一夫多妻とせざるを得ないような状況だってあり得ます。
貴族には正妻のほかに第二、第三夫人を持たせるのもありと言った考えも、世継ぎを確保する為に必然かも知れません。
ただ、徳川将軍家の大奥ばりにやる必要があるかどうかは甚だ疑問です。
大富豪と言える主人公なら、異論・真っ直ぐ氏のように何人も子供を作っても養えるでしょう。
そこに愛はあるんか?と聞きたくなりますが、規格外のお金持ちは心の広さも規格外なので何人でも愛せるのです。
名前は忘れたけど、中国の皇帝の一人がキャッキャウフフではっちゃけ過ぎて若死にしたと何かで見たことがあります。腹上死なのかも。
異世界に行ってハーレムが作れたとしても、それで死んだら意味が無いですよ。
あと、イスラム教の一夫多妻、妻は平等であることが前提なので第一夫人、第二夫人……はないです。この辺は貴族と違います。
複数の嫁を貰う前に、地域特性や宗教のことを理解しましょう。そうでないと、恐ろしいことになるかも知れません。クワバラクワバラ。




