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そのお薬の使い方は?

 神話にも色々と出てくると思うけど、まぁ人間って今も昔も変わらずお薬の話が大好きです。

 お薬だけでなく、サプリも昔からあってたくさんのスッポンやマムシがそのせいで生け贄になって異世界にます。


 水銀が不老長寿の薬になるなんて馬鹿なことを考えた偉い人も居るし、それ以外にも水銀を薬として飲んでいた人が居るし、薬って言うだけで何故か夢や希望が生まれてくるのでしょう。

 熊の胆嚢は本当に薬になるから、熊熊熊とか呑気に小説になってる場合じゃないんだけど、あれとても面白くて良いよね。


 ファンタジー作品やゲームでも薬の材料を取りに行くシナリオは定番だし、転生して薬を作る人も結構な数になってそうです。

 最近ではゾンビ煙草とかあるそうだけど、ずっと昔からゾンビパウダーなんて言う危険な代物もあるんだよね。

 嘘か本当か、ゾンビは実在しててブードゥー教の呪術師が作ってるそうなので、呪術師が知り合いに居たら聞いてみてください。


 ラノベで出てくる薬は大抵が水薬のポーションなんですよね。

 ゲームだと、ボス戦でパーティーの一人が延々ポーションを使ってHPとMPの回復要員になることもあるぐらい、ポーションは大量に使用されます。

 きっと戦闘終了後にはお腹がポーションでパンパンになっていることでしょう。


 それにしても、薬草と水で作ったポーションを飲むだけで外傷が治るのは不思議じゃないですか?

 薬草なんてその辺の森に生えてるヨモギみたいな草と大差無いのに、それから作った物が飲んで良し、ぶっかけて良しの万能ぶりなのです。

 その薬草の持つ薬効と魔力が体の内側から傷に作用するのでしょうか?


 飲み薬は胃に入って吸収することで効果を発揮することが出来るのであって、お腹を壊したからと言って胃薬を水に溶かして体に掛けることはしないです。

 肌荒れ用等の軟膏を飲むことも無いです。それが現代人の常識です。

 しかし異世界に行って薬を作ると、そう言うことに疑問を持たずに飲み薬を作って緊急の重傷者にホイホイと傷が治るポーションを飲ませているのです。

 何も疑問を感じないのか、多少は不思議に思っているのか。どうなんでしょうね。人を救うためにそんなことを考える余裕は無いかも知れませんが。

 実験のためにわざと怪我してポーションで治す。自分の体で試す人もたまに居ますね。


 火傷にその辺にあるアロエを使うってのは、雑菌があるのでお勧めしないのが今のお薬の世界での常識です。

 アロエ自身には有効成分があるので効かない訳ではなく、使い方の問題なのです。


 ポーションだってアロエと同じ。

 バイ菌だらけの魔物の爪で引っ掛かれて出来た傷に、消毒せずポーションぶっかけて傷口が塞がったら破傷風のリスクがあります。


 ポーションを作るのに使う水には、魔力がこもっているから殺菌作用もあるので大丈夫?

 それなら、その旨書いておくべきです……何てことを言ったら単なるイチャモンですからアウトです。


 ですが、異世界産まれで異世界育ちの生粋の異世界っ子ならポーションとはそう言うものだと疑問を持たなくて当たり前ですが、日本から異世界に行ってお薬を作るような人まで疑問を持つことなくポーションぶっかけるのは……異文化にちゃんと適応していますね。


 無駄な葛藤になるだけで、そう言うしょうもない話をカットしているだけなら良いのですが、そう言うことを知らないと、消毒が必要な薬を知らずに使うとことになりそうで問題です。

 でもバイ菌の存在を知っている人がホイホイとぶっかける……やはり誤用のような気がしますが早く慣れましょうか。

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