異世界言語理解
転生した場合、赤ん坊の頃から現地語に触れているので現地語を読み書き出来ることに問題は無いですよね。
しかし、召喚されたり、なぜか転移で異世界に来てしまった場合に現地語が使えないとコミュニケーションが取れないのでお話になりません。
その対策として、本当に昔っから転移した人は何故か理由もなく現地語が使えるようになります。
古いアニメだとダンバイン、シュラト、ワタル等が該当するでしょうか。
現地人の声を副音声で流す訳にもいかないですから仕方がないことなんですけど、子供ながらに何でやねんと思ったような、思わなかったような。
なろうの中では、少し古いのなら黄金の帝国が異世界言語スキル無しで奴隷スタートしているのと、今の作品商社マンの異世界サバイバルがコミカライズされています。
他にもまだあるかも知れませんが、少数派なので目に止まっていないと思います。
ちなみに現地語は黄金の帝国ではヘブライ語、商社マンの方では記号で表記されていて、なるほど、確かにこれは読みにくいです。
宇宙戦艦ヤマトの敵側の言葉で○✕△と書かれていて、それっぽく読んでくれと指示されてルマツバクカンサと読んだ声優さんが居るなど、そう言う遊びも出来るので全ての言語を理解する必要は無いかも知れません。
ですが、小説の中に読めない文字を書かれても鬱陶しいだけなので、やはり言語理解スキルはラノベでは必須と思っても良いと思います。
そうなると、ヒアリングとスピーキングは脳内補完で完結するので大した問題にはならないのですが、ライティングは手は動かすので少々問題になるでしょう。
『あい』と発音しながら『愛』と漢字を書けるのは、『あい』と『愛』が脳内で完全に一対一で結び付けられているからです。
『あい』と頭の中に思い浮かべながら、言語スキルのあるせいで勝手に『אַהֲבָה』と書けたとします。慣れないうちはきっと混乱するでしょうね。
文字を書くには、発音と書くと言う行為が完全にリンクしないと不可能です。
ですが、異世界言語理解スキルではその問題が無いのですから、転移する前段階として脳ミソの中の言語中枢を神様に弄られていると断言出来ます。
これは言語だけに限らず、魔法の才能やスキルなども同様のことが言えるでしょう。
そうでなければ、異世界に移動した途端に魔法が使えるようになる訳が無いのです。
神様が出てこないけど異世界転移したケースでも、必ず何処かで神様の手が加えられている筈です。
ひょっとしたら、異世界に来るよりずっと前から知らず知らずの内に異世界に適応出来るように脳ミソを改造されていたのかも知れませんよ。




