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貴族の爵位って、おかしくない?

 私調べで九割以上の転生者が貴族になるのを嫌がっています。

 貴族、いいじゃないですか!

 でも、米が高いならパンを食べれば良いのです!とか言うと批判浴びますよ。議員バッジなんか飾りです、偉い人にはそれが分からんのです。


 冗談はさておき。

 貴族の階級で男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵ってのがありますね。

 ラノベではほぼお約束でこの呼称を変えずに使用されているのですが、女性が叙爵して男爵の位となると女男爵と呼ばれる超違和感。


 Baronを男爵に決めた人は、きっとそう言うことを考えていなかったのですね。

 そりゃ明治時代に華族をこの五つの爵位に区分したんですから、女性に家を継がせるなんてこれっぽっちも考えていなかったのでしょう。


 しかし、viscountを子爵にしたのはもっと訳が分からないです。なんで子なの?

 それなら男爵を孫爵、伯爵(Earl/Count)を親爵にしなきゃおかしいです。

 元々日本に無かった概念と言うか言葉だから、言った者勝ちなのは諦めるけど翻訳センス……というかネーミングセンスが無いわぁ、と思います。


 でも、実はこれ、翻訳したのではなく五爵と言う中国の目茶苦茶に古い時代の貴族階級を表した言葉をそのまま引用しただけって言う、マジ超手抜きなんです。

 いやいや、上からこの仕事を押し付けられた担当者は、ネットが無い時代だから文献を探すのに苦労したんじゃないかって? そんなの知らんがなっ!


 でも、まあ欧州と中国の爵位をマッチングさせた発想だけは褒めてやるよ……どこ目線だろ?

 でも、五爵を使うと決めた人、子とか男とか使うの本当におかしいと思わなかったのかな?


 あとですね、ジェンダーレスやらガラスの天井撤廃論議が進みつつある現代において、わざわざ女と言う文字を付けて女男爵と称すること自体がアウトなのです。

 更に言えば、男爵の男の文字もアウトの判定を出すべきなのです。


 そんな明治時代に決められた意味不明でカビの生えた単語が、令和になっても誰も不思議に思うことなく使われているのです。

 女男爵や子爵なんて単語は違和感しかなく、時代の流れにも取り残されているわけなので、男や子を使わないオリジナルの爵位があっても良くないですか、ってことです。


 折角物語を作るのだから、キラキラネーム張りの爵位を考えてみよう!

 例えば龍爵とか獅子爵とかに良さげなルビ振ってさ。

 でもね、既に定着してる爵位を変えていた作品が一つありましたが、読むと分かりにくいんですよね。

 なので大納言、中納言、少納言とか……納言は爵位ではなく職位だからダメ。

 上級爵、中級爵、下級爵とか……カッコ悪いな。やはり私には才能が無かったと言う結論です。

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