表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/66

魔道具のコンロについて

 ファンタジー世界で魔法、錬金術と双璧を成すお楽しみ要素と言っても過言ではないのが、魔道具ですね。


 古いファンタジー作品でも……と言うか、神話の中でもこれに相当するものがバンバン出ている訳ですよ。

 それが最近では洗浄機能付き便座なんかも出てきてますからねぇ……きっと神話を考えた古代人もコレを欲しがることでしょう。

 でも神様の持つようなアイテムはベッカムとして……もとい別格なので除外しましょう。


 有名どころで身近な魔道具と言えば、ドライヤーとか携帯コンロ?

 

 今回は火が付くだけの着火装置で考えましょう。


 着火装置、これは現実世界で言えばライターです。マッチは最近使えない人も出てきているので除外します。

 参考にするためにガスの切れた百円ライターを手元に用意してみたのですが、思ったよりパーツ数が多くてこれが1個百円未満で買えるなんて信じられません……が、魔道具の参考にはなりません。


 燃焼の三要素はご存知の通り可燃物、点火源、そして酸素です。

 最後の酸素は問題外として、点火源はフリントとヤスリ、火打ち石と火打ち金?

 電子式だと圧電素子と電極に変わりますが、はて? 魔道具に点火源って必要なのでしょうか?


 そもそも魔道具を動かすのに使うのは魔石です。

 魔石そのものは可燃物ではないので、ライターガスもオイルも使わない魔道具の着火装置って燃焼の三要素とは関係が無い!?


 いえ、魔道具では魔方陣が可燃物と点火源の代わりになっているのです。

 ボタンを押して魔方陣の起動すると着火の魔法が発動となり、それを起動させるエネルギーは魔石から取り出します。

 そして魔方陣の起動中は常に魔石から魔法的な処理をして可燃物を生成している筈です。


 火力調整は供給される空気量を変化させることで可能でしょう。

 ただ、これでは本当にマッチやライター程度の火になりそうですから、魔方陣で生成する可燃物を増やさなければなりませんね。


 単なる着火装置であれば、一度につける火が一つあれば済みますが、コンロになると二十個程同時に火をつける必要があります。

 でも原理さえ分かれば何とかなりそうですね。


 着火装置に限らず、一番問題になるのは魔方陣です。

 魔方陣は何にどうやって書けば良いのでしょうか?

 書くものとして、集積回路ICやCPUの基盤に該当するものが必要ですが、多くの小説やコミックにはこのことが書かれていません。


 魔方陣は魔力が流れてなんぼのものですが、逆に魔方陣が書かれる側には魔力が流れたらショートしてマズイ気がしますが、考えないことにしましょう。

 都合よく魔方陣にのみ魔力が流れる、と解釈しなければ、大半の作品から魔道具が消え去って大事になりますから。


 いえ、上記の考察は誤りです。

 何故なら魔方陣は一筆書きではなく、たくさんの文字?等が書かれるのだから、書いてある基盤にも魔力が流れないと機能しないことになります。


 なので、基盤は魔力が流れやすいが魔方陣のインクよりは流れにくい材料である、と結論を出しましょう。

 具体的に何があるかって?

 それは各作家様に聞いてくださいね。


 次に、魔方陣を書くインクについての記載は幾つかの作品に見受けられます。

 ですが、インクで書いた魔方陣だと熱の影響を受けたりして壊れそうなので、溶かしたミスリルなどで作るか、基盤に魔方陣を彫り込むことをお勧めします。


 基盤と魔方陣と魔石、後は魔道具の筐体が出来れば着火装置やコンロが完成ですが、これだけではPL保険の対象外でしょう。

 ファンタジー世界にそんな物は無いですけど。


 人が作った物は必ずいつか故障します。

 着火装置が想定以上の勢いで火勢になって火炎放射器みたいになるかも知れません。

 常に火力のフィードバックを行い、異常な燃焼が起きた場合には即時機能停止する安全装置を付けましょう。


 着火装置、コンロを買った人は、勝手に改造して火炎放射器にしてはいけませんよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ