シーン79本当の聖獣の元へ。
私達はヘキサちゃんの涙をほおっておけなくなった。
そんな私達はヘキサちゃんについていく事にしたんだ。
すると女王様は口を開く。
『それはいいかも知れません……敵も人質をとりながらですが、聖獣様の元へ向かっているはずです……ならば私は聖獣様には大変な恩義もございます………国はまた建て直せばいいのです……この周囲にはまだ敵の本体もいるはずです……それも数はかなりの数……我々も………………。』
女王様のそんな話。
するとロイズが話に割って入ってくる。
『女王様……お言葉ですがこの件に関しまして…僕からの助言なのですが…………』
『なんでしょうか?』
冷静気味にそう答えを返す女王様。
『ここは戦場と言っても過言ではありません……しかも一国の主が城を開けるなど……如何なものかと思うのですが。』
『ええ……確かに城のもの達からもその様な言葉はでました……ですがやはり私の恩人を救う為ならば……そしてそれには向こうも軍勢なのです………兵だって必要でしょう。』
そう反論した女王様。
するとそこへ声をかけてきたのはあのヘキサちゃんだったの。
『そういえば…………麒麟ちゃん!?おじいちゃんのところにいってきたんでしょ!?』
『おおっ!?ヘキサ………いってきたぞ?』
『じゃあさ……山に鎧をきた兵士さん達っていなかったかなあ!?』
するとヘキサちゃんの言葉に麒麟ちゃんはしばし考えると返答する。
『うーーーん………おおっ!!あいつらかあ!?確かにいたなあ。』
『うんうん!それでそいつらはおじいちゃんとこに着いたのかな?』
『あーーーー!何か下から色んな魔法を投げてきたからさあ…………』
『うんうん………それで!?』
『僕が吹き飛ばしちゃったあああ』
『『なにーーーーーーーーっ!!!???』』
麒麟ちゃんの言葉に私達は驚きの声をあげる。
そう……この恐ろしい力を持っている麒麟ちゃんは聖獣様を狙っていた者達をやっつけたというのです!!
確かにあのパワーならば皆一掃される事でしょう。
但し気になったのは助けに行こうとしていた彼女達の事だった。
そこへエルフィーナが問いかける。
『麒麟さん?その時捕まっていた二人の獣人を見ませんでしたか!?』
『うーーーーん…………そういえば何かの動物達がどこかに行ったような……空からだからあんまり分からなかったあ。』
『そ、そうでしたか!?ありがとうございます!』
エルフィーナが振り向き口を開く。
『なら、私達だけで聖獣様の元へいきましょう!!!そうすればなにかわかるかもしれないわ。』
『分かった!!』
私はそう返事を返す。
するとヘキサちゃんが会話に入ってきたんだ。
『おおっ!!それなら私も呼び出されたし一緒におじいちゃんとこに行こうよラブラちゃん!?』
『うん!!分かった!!』
この時私の目標も決まったんだ。
そして女王様達は城へと戻っていったんだ。
残された私達メンバー。
そしてヘキサちゃんの道案内で私達は再び出発したんだ。
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するとさすがの住んでいるヘキサちゃんを連れていたためその道のりはスムーズで早かったんだ。
そして私達はとうとうキリマジャーロの入口に立っていたんだ。
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『おおっ……ここがキリマジャーロ………凄い高い山だな………。』
そう口を開いたのはロイズだった。
『そういえばヒューマンにはこの高度差って大丈夫なの?』
エルフィーナがロイズを心配し問いを投げかける。
『ああ……僕にはそれに対応するだけの装備はあるさ。』
そう言って取り出したのは何かの缶のようなものだった。
『ロイズ……それはなんなの!?』
エルフィーナの言葉にロイズが口を開く。
『これは携帯用酸素ボンベって奴さ……普通の人間には厳しい環境でも対応できるものさ……まあ自作だけどね。』
確かにこういうものもロイズは天才だろうかと思えるものだった。
すると物珍しそうにヘキサちゃんはそれを見ていたんだ。
『これ………なあに!?』
『あはは、これは僕が作った道具さ。』
『へええええ!!いいないいな!僕も何かほしいい!!』
こういった所も彼女にとってはとても新鮮なのだろう。
『じゃあ……ヘキサちゃんにはこれをあげよう!!』
『なになにい!?』
するとロイズが取り出したのは何かの帽子だったの。
『これは僕が作った変装アイテムさ!もしヒューマンの国に行く時があれば使ってみるといいよ!』
『わああっ!!ありがとう!!』
ヘキサちゃんは満面の笑みで返事をする。
『よぉし!!じゃあヘキサちゃん!聖獣様の所へ行って獣人達を保護して、それからラムネの事を聞けたら…人間達の街に変装して遊びに行って美味しもの沢山食べようね!?』
『うんっ!!ありがとう!!みんなあ!!』
ヘキサちゃんはすっかり元気を取り戻し、私達はキリマジャーロへと入山したんだ。
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