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勇者ラブラ伝説~私って実はちょっと凄いんだよ?~  作者: 黒羽冥


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シーン67ザイアックの刺客…速水。

私は皆を庇うように速水の前に立っていた。


『『ラブラ!?』』

『ラブラちゃん!?』


すると……そんな私を見ながら速水は笑みを浮かべる。


『ほぉ?何故君は皆の前に立ち尽くす?それでこの僕が攻撃を止めるとでも思っているのか?』

『確かに君のその力は戦ったマグラディアス達にも匹敵……いや……それ以上の力も感じているよ…でも…………だからって!!私は大切な仲間を守るんだ……。』


私はそう叫びながらも速水の強さを感じていたんだ。

三人……ロイズも、エルフィーナも……そしてドワフロスも歯が立たないこの敵相手に私はどこまで戦えるのか………やってみなければ分からない……でもここは私がなんとかしなければ。

私はそう心に誓い…グッと胸に思いをたぎらせている。

すると速水が口を開く。


『ふぅ………やれやれ……君を無事に連れて帰れと依頼をされてきたんだけどなあ……どうやら君はそれをこの僕にさせてくれないようだねえ。』

『何を言っているんだ?私は……』


私が言葉を続けようとしたその時。

突然後ろに倒れていたドワフロスのうめき声が聞こえる。


『うぐっ!!??がはっ!?』

『ドワフロス!?』


私が背後のドワフロスに目を向けると速水の魔神具から出てし魔神がドワフロスの身体を背後から捉え締め上げていたんだ。


『君は!!なんてことをするんだ!?』


叫ぶ私に速水はニヤリと笑みを浮かべ答える。


『何ってどういう事だ!?僕はさっき言ったよねえ……君以外は殺せと僕は命じられたと……だからまずは一人目を見せしめとして始末するのさ。』


速水はそういうと彼の魔神はドワフロスを締め上げながら片手を振り上げていく。

そしていつの間にかその手には鋭そうな剣が握られている。


『そうは…………させるか……………』


そういったロイズがフラフラと立ち上がる。


『ロイズ!?』

『ラブラ……逃げろ……お前一人なら……ここから逃げられるだろう………僕達はここを食い止める。』


そしてロイズはフラフラのまま銃を構える。


『さあ……いけ……ラブラ……………………。』


するとエルフィーナもその弓を構えていた。


『そうよラブラちゃん…………』

『えっ!?』

『私達三人は貴女をこの生命をかけてでも守ると決めてここにいるの…貴女とであったその時から私達の生命は勇者のラブラちゃん……貴女の為にあるの………だから………逃げて!!!!!』


エルフィーナとロイズが速水に向かい走り出す!!!


『皆!!だめ!!ダメなんだから!!!!』


私はそう叫んでいた。

出会ってから沢山一緒にいた時間は長くはない私達。

でも……もうこの三人も……私にとってとても大切な人になっていた。

この三人と、そしてここまで出会った大切な精霊さん達…そしておじいちゃんも。

今の私にはとてもとても大切な人達なんだ。

私の手には再び聖剣が握られている。


『ほお?それが聖剣………勇者ラブラと言ったな……………その力を見るためにここまで来た事…僕は感激しているよ……本来の僕の目的はその君の力を見据える事だ………ここからは。』


そう言いながら速水は魔神具を構える。


『僕のこの魔神具は確かに君がおじいさんと呼ぶ…あのメギノス博士の創りし現最高傑作と呼ぶ魔神具だ…………これで勇者である君の本当の力と力比べもできるというもの………まあ安心しろ……まだ発展途上中の貴様の剣技ではこの僕には届かない……大人しく寝てもらおう。』


すると速水は身構える。

そして私達は対峙する。

次の瞬間。

ズンっと踏み込む速水。


『先手………必勝!!!!!』


私の目の前に瞬間で現れた速水。

確かにこれは早すぎる。

私の目にはおえず突然のお腹への攻撃に息が止まりそうになる衝撃。


『うっ!!??くっ!!!』

『ふっ……………やはりな……精霊によってパワーは格段に上がっているがこの僕の魔神の名……である韋駄天の名は伊達ではない!はああっ!!!』


速水の連撃は次に私の背後からの重い一撃。

背中に受ける激しい痛みに私は吹き飛ばされる。


『ラブラちゃんっ!?』

『ラブラーーーーーーーーーーーーーっ!?』


ロイズとエルフィーナの声が聞こえるけど私の身体は吹き飛び大岩方向へ飛ばされていたんだ。


『これは………』


動けない私は覚悟を決める。

その時。


『すいりゅうううううーーーーーーっ!!?』


どおおおうううううっと激しい水が私の前方に現れ私の身体を包み込む。

それにより私は衝突を逃れたの。


『ラブ……ラちゃんをいたくするやつ………私がおこるよう。』

『そうです……私達の世界にとっての希望のこの方を傷つけるなど……私達も決して許しません。』


そう言って私を助けてくれたのはウンディーネちゃんとドライアードちゃんだった。


『ふたり…………とも。』


私の目からは涙が止まらなかったんだ。

お読みくださりありがとうございました。

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