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勇者ラブラ伝説~私って実はちょっと凄いんだよ?~  作者: 黒羽冥


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34/122

シーン34襲い来る魔物達。

私達はリーポと共に『カールフォニア』の街を出発した。

目指すは彼の父の足跡を辿り行く旅なのだ。

『リーポ君?大丈夫?』

『は……はい!!だ、大丈夫です!』


エルフィーナの声に緊張を高めるリーポ君。

誰が見ても緊張感が伝わるのはリーポ君に不安を感じてしまう私達。

私もそんなリーポ君に声をかける。


『緊張してるの?』

『す、少し……ね……でも全然大丈夫さ!!僕は今までも一人で冒険してきたんだ。』


そう言い放つリーポ君。

だけどこうして彼の父親が向かったとされる洞窟へと私達一行は向かっているのだ。

そして隣を歩いているガロウ。

ガロウはハイウルフという種族でこの辺りでは強敵という魔物だ。

私にも懐いてくれているガロウ。

するとリーポ君は歩きながら口を開く。


『ガロウは僕が七歳になった時に父さんが子供のコイツを僕にプレゼントしてくれたんだ……それからずっと一緒に過ごしてきた……でもさ…ある時、父さんが言ったんだ……魔物使いは魔物との仲を深める必要があるのだと……そして僕もガロウともっともっと仲良くなる為に頑張ってきたんだ……でもね……世界に魔王が現れ初めてから……時折りガロウがああして暴走するようになってしまったんだ……そんな時に父さんは村を襲う魔物討伐の依頼を隣り街のギルドから受けて……帰って来なくなったんだ……初めは僕たちも村に住んでいたんだけど…ガロウもしょっちゅう暴走してしまって、父さんもいないし居ずらくなって僕はこうして旅を始めたんだ……。』

『そうだったんだね。』

『はい………でもね…どれだけガロウが暴れてもやっぱり僕は兄弟のようなガロウを扱えるように頑張りたいんだ。』


そういったリーポ君。

目に涙を浮かべた彼の目は父親の事を心から案ずるように感じる。

洞窟へ向かう私達……その道のりにまずは彼の住んでいた村もあるみたいだ。

すると向かう私達の目の前に彼の村が見えてきたんだ。

その時……突然走り出すガロウ。

走りだしたガロウを追いかける私達。

するとグングン村へと走っていくガロウ。

私達も離されないように着いていく。

そして村へと走り入っていってしまったガロウ。

ガロウを追い私達も彼の村へと入っていくと。

なんとそこには村を襲っている魔物が数体いたんだ。


『村の……………皆…………………。』


そこで暴れていたのは『ゴブリン』の群れだった。


『ギャギャっ』

『ウヘヘヘっ』


奴らはリーポ君の村中を蹂躙していたんだ。


『皆あっ!!???』


叫ぶリーポ君。

そして一足早くガロウはゴブリン達に襲いかかっていく。

そして私達もその光景に武器を手に取る。


『うおおおおおーーーーーーーーーーっ!?』


ドワフロスが奴らを斬り倒していく。


『こんな事は許さない………はああーーーっ!』


ロイズの銃が火を吹きゴブリン達を撃ち倒していく。

そして魔法を詠唱するエルフィーナ。


『火の精霊よ……目の前の敵を燃やす力となれ…………ファイアーーーーーブレス。』


集まったゴブリン達を燃やしていくエルフィーナ。


『すごい………本当に皆凄いよ。』


そういったリーポ君。


『そうでしょ?私の友達の皆は凄いんだよ。』

『うん……本当に。』

『きっとリーポ君も勇気を持てればガロウも暴走する事無く君の力になってくれるさ。』

『小さい…………お姉さん……………。』


私の声に驚きの声をあげるリーポ君。


『じゃあ……見ててね……君もきっともっともっとガロウと仲良くなれるよ。』


私がそういいながら手にしたのは魔神具である魔神具ゴブリンアクス。


『それは?』

『これは……こうして使うのさ………いでよゴブリン…………………。』


パーッと私の魔神具から光が放たれる。

そして、そこには私の魔神『ゴブリン』が武器を手に現れたんだ。


『えっ!?ゴブリン!?小さいお姉さんも……魔物使い……なの?しかも魔物はゴブリンだなんて……』

『そうだよ………私の魔神……力になってくれた仲間達は元……魔物なんだよ?』

『そう……なんだ…………。』

『うん……私も初めは上手くいかなくて皆に迷惑かけた事あったけど……今は。』


私は魔神具を構え走る。


『リーポ君……きっと君だってもっともっと強くなれるから……。』


次々と斬り倒していくゴブリン達の群れ。

そして私の目の前にはこのゴブリン達の群れのBOSSがその巨大な身体でなんと、大きな杖を構え振り上げていく。


『ぐあっあっ!!!』


咆哮を上げたゴブリンのBOSSは杖から魔法の石つぶてを発射してくる。

これはこのゴブリンの土属性魔法だ。

石つぶての銃弾はこちらに向け無数に放たれる!!

私はふぅーーーっと息を吐くと目を見開く。


『魔神ゴブリン……『ゴブリンアクス』』


私はゴブリンアクスを構える。


(あれ……そういえば複数の同じ魔物を封印したらどうなるのかな?)


私の脳裏にそんな疑問が沸き起こる。

だけど今は………………。


『たあああーーーーーーーーーーーっ!!』


私の刃はゴブリンの身体を斬り裂いた……そして腕輪が光り出す。


魔神封印デスペラード

『ぐあああああーーーーーーーーーーーっ!?

こうして私はゴブリンの群れのBOSSを封じたんだ。

お読みくださりありがとうございました。

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