表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/31

番外編0話

※3話からは1話分量が1/3位になってかなり読みやすくなると思うので番外編1話位まではぜひ見てほしい。バトル展開は本編5話以降が熱いです!

元々この作品は厨二病を拗らせ高校生になった主人公のクラスに何故か厨二病全開の発言を理解できる転校生ヒロインが現れるという日常作品でした。


でも…ここからネタバレ

ただそれだけだと話が膨らまないのとやっぱりバトルが書きたいということで今に至ります。

番外編は元の構成に寄せて書いてある(つもり)なのでコメディよりのお話が多いです。そう言うお話が書きたかったんだなぁと暖かい目で見てもらえると嬉しいです。一応無理なく本編と繋がるように書いてあるつもりではありますが若干キャラブレしている部分もあると思います。


 主人公は高校2年生の男の子。神宮寺神威じんぐうじしんい君です。

その妹は同じ高校に通う1年生の桜夜ちゃん。実は桜夜ちゃんは神の子と呼ばれる。神様の力を借りて使う事ができる凄い子だったりします。

 普段は結構ゆるふわ系の女の子なんですけどね(笑)

メインヒロインは物語の第1話で転校してくる……神楽寺蘭子じんらくじらんこちゃんです!イメージは銀髪ストレートのクーデレお嬢様って感じですかね。大人しめに見られることが多いですが、結構ユーモアのセンスがあったり、芯の強い所があったりする女の子です。この子も実は神の子とは違うんですがある能力が使えるという。実は戦える系ヒロインとなっています。


ここからあらすじ

主人公(神宮寺神威)は転校生(神楽寺蘭子)の転入をきっかけに今まで知らずに過ごしていた邪鬼なるものの存在を知ることになります。邪鬼と遭遇したことにより神威はある能力に目覚め蘭子の仕事を手伝う事に......妹ちゃんがどう活躍するかはぜひ本編で!大体10話目くらいまでにはその辺の設定もある程度分かる予定です。ぜひ完結までお付き合いください!(応援してくださいおねがいしますm(_ _"m))

☆つけてもらえると跳んで喜びます。コメントしてもらえたらスライディング土下座でお礼します。(まぁその姿は見えないと思いますが)

これは運悪く中二病な兄を持ってしまった妹と

本気で世界を滅ぼせる力を持った兄と

なんやかんやで巻き込まれる仲間たちの物語である……




A.M 07:28


いつものように風がざわついている。

揺らめく視線を遮るための布(愚民どもはカーテンと呼んでいる)の

隙間から、体を照り焦がすような灼熱の陽光が差している。

うだるほどのあつさに嫌気がさしてくる。

一体どれほど体を休められたのだろうか・・・はたはた疑問である。


このように思考を巡らせているとそれを遮る者が一人。


「お兄ちゃんいつまで寝てるの?学校遅刻するよ~」

「耳障りな声だ、早く立ち去るがいい」

「それは通訳いらないかもwwwいいから早く起きなって」

我が愚妹の騒々しい声で覚醒へと導かれる。


「いつもの朝だ。平和だが、刺激が足りないともいえる」

「わけわかんないこと言ってないで朝ご飯食べなって今日は目玉焼きトーストだよ~おいし~よ~」

「あぁ、分かった。すぐに行く」

ふんわりと、焼き立てのトーストと目玉焼きのにおいが鼻腔をくすぐる。

それを自覚したとたんに、とてつもない空腹が全身を支配していることに気づいた。


「やっぱりきついなぁあれ……」

窓を開けて呟いた。その声は暖かい風に流され、誰の耳にも届かない。


中二病の兄は中二病のままなのだ。




今日も今日とて学校へ

朝食を食べ終えた後、高校へ向かう。

退屈な日常だがかけがえのない日々だ。


「お兄ちゃん早くしないと遅刻するよ?」

「刻限が迫っているのか、まだその時ではないというのに」

時計の針がいつもより速く動いている気がする。

「いーから!は・や・くぅ!」

妹が足をジタバタさせて迫ってくる。


「……いいだろう。本気を見せてやる」

(30秒で支度した)




「あぁ~~~っなんっとか間に合った~」

滴り落ちる汗が心なしか色っぽい。

程よく膨らんだ胸が情欲を誘う。

さすがはJK(あぁもちろん略は『ジョーカーキリング』)だけあって破壊力が凄まじい。

意識をもっていかれるかと思った。


妹はふらふらとした足取りで校門へと向かう。


「不甲斐ないな、我が愚妹いもうとよ」

「なんでお兄ちゃんは汗かいてないの!!ズルいよ!!!」

「カラダの作りが違うからな」

本当に違うのだから仕方ないといえば仕方ないんだが


「もういいよ!授業始まっちゃうからバイバイっ」

そう言って走っていく妹。

「俺も学び舎へと急ぐか……」

空は雲一つない晴天だった。


これから始まる物語を

まるで祝福するように。


読んでいただきありがとうございます。

カクヨムと同時連載してます(コメントはそちらで受け付けています。)

少しでもキャラクターだったりストーリーだったり気になるところがあれば

評価をお願いします!!

完結させられるかはあなたにかかっています!

目に見える形での応援(評価)お願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ