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アディス級潜水艦、潜航せよ!〈6,270PV!!〉  作者: ジャポートエイリアン
4,特殊作戦傭兵部隊
19/39

#18 攻勢と優勢、そして勝利

やっと#18だぁ!


途中、PCゲームで有名な某バトロワ最新作に出てくる双眼鏡型の装備が出てきます。

FPSがお好きなそこのアナタ!(ビシッ!)


戦車がどれほどウザい物なのか、分かるでしょう!(笑)

「全隊、突撃しろ!」

「「はい!」」


 岩陰から出て匍匐ほふくをやめて全力で走り出したネルスを先頭に、他の小隊員はため息を吐いて後に続いた。


 銃声が鳴り響く中、またあのロボットが城門から出て来たので咄嗟とっさに特殊作戦傭兵部隊《S,O,M,F,》の共通装備である照準機能搭載型双眼鏡《B,W,B,A,I,F,》と言い正式名称はBINOCULARS WITH BUILT-IN AIMING FUNCTIONという。この双眼鏡は照準ロックボタンを押し込んでいる間、覗いて見ている対象が人や建物等であれば即座に対象から破壊目標デストロイ・ターゲットに切り替わり艦砲射撃時の誘導的になる。ただし、ボタンを押さないで覗くとただの双眼鏡になる。


 簡単に言えば、一石二鳥の優れものだ。


「対象をロック・オン!」

『――確認した、これより艦砲射撃支援を行う』


 ロボットをロック・オンしたら後は、その後ろから来ている敵騎兵や敵魔剣士たちに銃口を向けて蹂躙《掃除》と言う名の凱旋《破壊》を行っていく。


  ○○〇


『初弾、誘導徹甲弾。弾着――今!』


 インカムから聞こえてくる砲術長ルドゥリア・ヴェルリアの声と共に攻勢をかけた任務部隊は、ネルスの指示と共に5・56×45ミリNATO弾を100発も撃つことが出来る軽機関銃ライトマシンガンのMINIMIや5・56×45ミリNATO弾30発を連続で撃てる突撃銃アサルトライフルのM4A5などの銃声が夕闇にこだまし始めた。


「こちらネルス隊、ロボットは無力化された!」

了解コピー


 インカムから砲術長ルドゥリア・ヴェルリアの声が聞こえると共に再度攻勢をかけた結果、劣勢から優勢に変わった。敵は魔法《現代武器》に歯が立たずに後退して行き、味方は絶好の好機チャンスと見てさらに歩を進めていく。少しでも優勢にしようと躍起やっきになって壁から身を乗り出せば後方から16式機動戦闘車やブラッドレイなどの車両が後方支援として弾を叩き込んでくれる。さらに敵が盾を分厚くしたロボットを城門から進軍させても、照準機能搭載型双眼鏡《B,W,B,A,I,F,》で破壊目標デストロイ・ターゲットに指定されてアディス級潜水戦艦の艦砲射撃支援で木端微塵こっぱみじんに破壊《掃除》される。


 こんな絶望的な状況では、敵兵士達の士気も右肩下がりだ。


「も、もう駄目だぁ!」

「俺達は、・・・この国は負けたンだぁ‼」


 敵兵士達は城門を潜って来たネルス達に抗うという意識《戦意》すら無く、蹂躙されるのをただ茫然と放心しながら見ているしか出来なかった。


隊長ノヴェラス、こちらネルス隊。目標制圧ターゲット・クリア。 ナームス傭兵国城を墜としました」

『――作戦完了ミッション・コンプリート、今からそっちに行く。送れ』

「了解、お気を付けて」


 インカムを切ると、ネルスは小隊員達と共に勢いよく銃口を天井に向けて「・・・――ぅらああああぁっぁぁぁ!!」と雄叫びを上げた。その光景はまるで、海に捕らわれていた生物が陸を制したかのように。

これにて4,特殊作戦傭兵部隊編の物語は一区切りです。


ここまでご覧いただき、ありがとうございます!



★☆★作者より一言☆★☆

作「(戦闘シーン、文章で表現は厳しすぎる!でも、それが無いと・・・)」

作「ど、どうも!作者のジャポートエイリアンです!」


※これからも『アディス級潜水艦、潜航せよ!』をお願いします!

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