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この声が届いたなら  作者: 北条 夏
1/5

第1話 母と子と


息抜きで書いている作品にはなりますが


What is Life/What is Happiness


という近未来SF系の作品も書いてます。


まだそんなに投稿していませんが


宜しければそちらも暇潰しに覗いて頂けると幸いです。



何だか自分の身体が宙に浮いているような、そんな感覚がする。周りは真っ暗。


まるで世界に何も無く、無の空間に自分だけが漂っているような、そんな感覚。


 ただただ何も無い暗闇の中で漂っていたら、少しずつパニックになってくるだろう。


しかし、今正に漂っている()()は不思議と安心感と暖かさを感じていた。


 どれほどの時間が経過したのか、いやそもそも時間というものが存在しているのか?何とも言い様のない心地の良い感覚に身を委ねていた()()は気付いた。


何か音がする。良く聞くと聞き慣れたような音。


 聞いているととても安心出来る優しい、けれどもとても力強さを感じる音。そして他にも、これは…そうか、水だ。


 水の中に浮いて居るのだと分かったが。不思議と苦しくない。何故か呼吸が出来る。


というよりも呼吸をしているのか?いやそもそも生きているのか?この状況は…なんだ?

 至極当然な疑問を持つ。


 疑問に思い考えていると何かが水の中に反響するような音が聞こえてきた。


 ん?何か聞こえる?なんだ?良く聞こえないな。もう少しで、聞こえそう。



《─────?───────?》


 


《──…──────────》


 


《─────────?》


 


《────、───────?》


 


《──!──!──────!》


 


《──、────》


 


《─────。》


 


《──────────────》


 


《────────》


 


 ……駄目だ。やっぱり聞こえない。


でも何でだ?何故だかとても…とても……悲しい気持ちになってしまうのか。

心が…心が苦しい。悔しい。

 何でも良い…誰でも良い…誰か助けて。


 優しさで溢れた声が、そして温もりのある手が考えを回らせている()()を抱き抱えるように包み込み、()()は落ち着く。


 手の持ち主がまるで()()が何を考えているかが分かっているかのように。


 


 「大丈夫。あなたは私が必ず守るから、必ず。」


 


 その声を聞いてから、なにも見えないどこまでも続く暗闇が少しずつ白け始め一瞬にして全てを白くしてしまった。


  

「……またか…なんなんだいったい。」


夢から覚めた男はため息混じりで呟く。そして呟いた頃には今見たばかりの夢の殆どを忘れていた。


 あれ、なんだっけ?何か考えてたような。


そう思いながら気付くと目の前には見慣れた暗く見るからに冷たいであろうゴツゴツとした岩の天井が見える。


その洞窟とも思える、いや洞窟なのだが、空間は、大人が立ってもまだ余裕のある高さに長方形に奥広く、周りには木製の歪な所々穴の空いた机や椅子、何かの毛皮を敷いたベッドがある。


 


上体を起こし眠たそうに目を擦る男、すると外から声が聞こえてきた。


「イラーク?居るの?今日はあなたの大好きなスープ持って来たわよ~」 


聞きなれた声だ、ゆっくり寝ぼけながら起きたイラークは眠そうに外へ出た。


「またそんな仙人みたいな身形してぇ」


やれやれと呆れる様子でイラークを見る者。

 赤髪に少し白髪が混じり、赤と茶色で色付けされた上下サイズに余裕が有りそうな服にカーディガンを羽織った、穏やかな表情の背丈百五十程の小柄な母が両手に大きな荷物を持って立っていた。


 

 「ん?あぁ、寝巻き?だし、誰かに見られるわけでも無いし良いじゃん」


 イラークは十九歳という年には似合わない白髪のような銀髪が肩程まで伸び髭を生やし、背丈百七十八、服は上下茶色の長袖に踝程までのパンツを履いているが、いずれも色褪せボロボロであった。


「も~そういう問題じゃないでしょ?寝巻きっていつもその格好じゃない。だいたい──」


 あぁ、しまった、また始まった。


もう十九歳になったのだからとか、これまでお母さんがどれだけ、だとか、とにかく話が終わらない。

 これ長いんだ本当。


「はぁ~。分かった分かった」


母親の話しをこれ以上は勘弁してくれと切るように話しだす。


「それで、今日はどうしたの?わざわざ来なくても良いよ、母さんも若くないんだ…っずぃ!!」


後頭部と右足の先で左足のふくらはぎを掻き、欠伸をしていたイラークに何とも言えない鈍痛が腹部に走り何が起きたか分からなかった。


が、目線を腹部に移すと自分の腹にしっかりと拳がめり込んでいた。

 というかとっさとはいえ、ずぃ!ってなんだずぃ!って。


「本当にあなたは、女心も親心っていうのも分かってないわね~」


地面に蹲りながらイラークは小さな母親から放たれた一撃の痛みと変な声を出してしまった自分の可笑しさに耐えるのに必死だった。



「久しぶりにイラークの好きなピリグの肉を使ったスープを作りに来たのよ、昼ご飯まだなんでしょ?」


そう言いながら母は大きな荷物から鉄製の鍋と木製のヘラ、食器類を取り出し洞窟、いや、イラークの家の前に準備を始めていたが、イラークはプルプルと身体を小さくしながらそれを眺めていた。




 母はこうして一年か二年に一度の頻度で会いに来る。たまに半年とかのペースで来たりもする。


 まぁバラバラだ。


 そして来る度に色んな話をし、色んな事を教わる。例えば暦だ。


 一年は八ヶ月、一ヶ月は八十日、一日は二十四時間、それぞれ季節があり、一ヶ月毎に精霊に影響が出てくる。

そして特定の精霊が増える事で多少気象にも影響を与える。


火の月、火精霊が活発になる。雨量が減り気温上昇


水の月、水精霊が活発になる。雨量が増える。


雷の月、雷精霊が活発になる。雷雲が増え落雷が頻繁する。


風の月、風精霊が活発になる。台風のような強風が多くなる。


地の月、地精霊が活発になる。地震が増え、ひどいと地形が若干変動する。


霜の月、氷精霊が活発になる。雪が降り気温下降。


闇の月、闇精霊が活発になる。日照時間減、日没時間増。


光の月、光精霊が活発になる。日照時間増、俗にいう白夜が続く。


 大きい特徴はこんなところで細かい事はまだある。


これとは関係無しに多少気候も変わったり、月初月末で多少前後の月の影響をうけるとか。いろいろ。


 とまぁ、こんな具合に物心ついた頃に教えてもらったっけな。 


 脂がのってる野生ピリグの肉。


これはイラークの近くには生息していない動物だ。


これと野草とキノコ、それぞれの味がスープに溶け込み塩胡椒であっさりと味付けした半透明なスープはイラークにとっては母の味だった。


 そしてこれをイラークはパンと一緒に食べるのが好きだった。

 

 口の中でパンと混ぜて食べるのも旨いし、器の中で混ぜるのも同じ混ぜる行程のはずなのにこれはこれでまた少し違った食感、旨さがあって良いんだよねぇ。


そういえば一度だけ穀物を潰して練った物?だったかな?それをスープの中に入れて食べた時も旨かったなぁ。

 要は何と合わせても旨いって事だ。


 二人はいつも通り外の話や母が今まで行ってきた街の話、何気ないやり取りを、会話をしながら家族水入らずの食事を楽しんでいた。


そしてイラークは何気ない楽しい会話を終わらせてしまうかなと、唐突に話題を変えた。



「それで、最近村はどう?母さん不自由してない?」


イラークがこう聞くのは何もおかしい事ではない。


 イラークの居るジェナスの森は緑が生い茂りさまざまな魔獣、精霊、動物、人種が住んでいる森で、母が住むサイナスの村は、ここ洞窟から北東に歩いて一日程のところである。


 イラークの母キーシャは人種だが人種にしては、ずば抜けた魔力の持ち主だった。


それ故に時折魔法を制御出来ない時もあった。

 

 村に住み始めた最初の頃、夜道で男に襲われそうになった時、咄嗟に魔法を使ったのだが、突然の事で精神状態が落ち着いていなかったせいもあり、その男は二度と歩けない体になった。


 それが少し噂になり、どこかの母親が自分の子に何を吹き込んだのか、その子供がキーシャに魔女と言いながら花瓶を投げつけ、それに気付き花瓶を吹き飛ばし、勢いで子供も吹き飛ばしたらしい。


子供にはケガは無かったが自分に起きた事が理解出来ず、それはもう大泣きだったとか。


 それからは嫌がらせは無いものの、陰口を言われるようになっていた。


 そして、その頃にはキーシャには子供が居た。村では心配が多いため、森で産み、最初は常に側にいて子育てをしていた。


 


「気になるのね」


「まぁ、母さんが住んでる所だからね、まぁ、その、一応村の事も聞いとかないと」


スープが無くなった木で作った器の底に木製のスプーンをコツコツと当て、器の底を見ながら言うイラーク。


「そう」


イラークには酷い環境で生きる事を強いてしまった。こんなふうに話してくれるのだからそんな気にしなくても良いとは思うけど。


おそらくイラークも一度や二度、いやもしかしたら毎日私を恨んでたかもしれない。


そう思っているからこそ自分の事を想ってくれた最愛の息子を嬉しげに見る。


こんなに嬉しいのにどうしたらニヤニヤせずに居られるだろうか。


「……気持ち悪いな~」


「ふふっ、昔よりは住みやすくなったわ。それと最近他の土地から商人がちらほら来て、色んな物が行き交うようになった事かしら。それとね──」


楽しげに村の話しをするキーシャ。


イラークもこの楽しそうな顔をする母が、この一時が好きなこともあり食い入るように聞いていた。


 そしてキーシャが思い出したように


「そういえばイラーク、あなた魔法は上達した?」


「あぁ~まぁそれなりにかな?」


 魔法はだれもが使えるが、種族、個々により得意な魔法属性、威力が異なる。


属性には、火、水、地、風、雷、氷、光、闇、古代魔法と、個有魔法というものもある。


これらにはお互いに有効な属性、有効ではない属性の相互関係がある。


 


「水、風、地、闇が得意かな、多分!」


あまり確信はないけどとりあえずこんな感じかな?っという感覚でイラークは言っているのである。


そもそも魔法とは感覚に近いのだ。


「そうなの。やっぱりずっと森に住んでたからかしら」


キーシャがポツリと呟く。



 通常人種というのは威力はそれほどでもないが、火、水、地、風、雷、氷、光、をまんべんなく扱えるのである。


そして人種の寿命は約百二十歳程だが、人種では大体が二十歳には大方の使える魔法属性が決まる。


 それ以降も不得意な属性も訓練次第で多少は扱えるようにはなるが、たいした魔法にはならないとされている。


例え得意な属性でもどこまで使えるようになるかはその人次第なのだ。


 そして古代魔法は大昔の遺産で数が少なく未発見の魔法もあるらしいが威力や効果は大きいという事らしい、つまりあまり良く解明されていない。


 分かっているのは古代魔法の大半は、石板や紙等に使用方法が書かれた状態で発見される事と現在の魔法技術では生み出せないという事だ。


 個有魔法は才能、努力、何かへの強力な想い、奇跡にも等しい偶然が重なって生まれる、その個人のみが持てる魔法と言われている。


 


「随分バランスが悪いのね。独学でそれだけ使えれば良いの、かな?」


とてつもなく分かりやすい考えてるポーズをしながら困ったように言う。


「まぁでも、火も拳くらいのなら出せるし生活には問題ないけどね」


イラークもまた分かりやすい考えてるポーズをしながら今までの生活を思い出しながら言う。

 

 一般的に魔法というのは、魔法に詳しく精通してる人間が子供に教えていくのが普通である。


 本もあるが実際に聞く、見る、使うをしたほうが上達が早く、その分様々な属性をそれなりに扱えるようになる。


 しかしイラークにはキーシャから貰った本はあったが教えてくれる人間が居なかったので、自然と森の中で生活する内に森によくあつまっている精霊、水、風、地、そして日中は日陰が多く夜は明かりなど無く闇が得意になったのだろうとキーシャには推測できた。


 「…そう。なら軽く見せてもらおうかしら。それから今日はまた別のお勉強よ」


 それからはもう母の、いや鬼母の鬼の様な魔法の練習。そしてげっそりした所を見計らっての勉強。


 毎度の事とはいえこればっかりは慣れない。

 

「さて!とにかく魔法もそれなりに使えるようになってるみたいだし元気な姿が見れたし良かったわ、それじゃそろそろ帰ろうかしら」


と身支度をし始めるキーシャ。


「別に無理に来なくても良いから、危ないし」


起きた時は昼だったのに夕闇に染まり始めていた空にお尻を突き立て、完全にダウンしながら、イラークが心なしか嬉しそ…寂しそうな顔をしていた。


「はいはい」


「私がここに魔獣が近づかない魔法を張ってるから安全だけど外は危ないものね~」


片目を閉じ少し舌を出しイラークを見ながら言う姿は知らない人ならまだしも、息子からは当然可愛いなんて感情が浮かぶ事もなく。

 

「はぁ~。嫌みですか」


わざわざそんな事を言うなんて、本当苦笑いしか出て来ないよ。


 けど確かに俺が今住んでいる洞窟の周囲は危険な魔獣がいて人が近づかない危険地帯でもある。らしいから当然感謝してる。


 イラークにはこの魔法の事が良く理解出来ないが、知っているのはキーシャの魔法で守られているというのと、魔獣が入れないのではなく、入りたがらない、ということ。


そしてこの魔法が消えるのは任意に解除した時か、強制的に解除等をされた時だということだけだった。


 キーシャの体にはやや重そうな荷物を持ちながら


「それじゃそろそろ行くね、次はもっと豪華なスープ作りにくるから」


額に少し汗をかきながら手を振る。


 そんな暑い季節じゃないだろうに、と思いながら


「分かった。今度は見たこと無いのばかりでよろしく」


手を振りキーシャの背中を見えなくなるまで送る。


「さて、また一人か」


食料と飲み水と、イラークが明日やることを指折り確認しながら、ブツブツと呟きながらキーシャの置いて行った二つある袋の内一つを開ける。


薬草、布や針や靴などの日用品、メモが有り

《他の袋に色んな地方の食料とお水をある程度入れといたから、無駄遣いしちゃダメだぞ!》


それを見ながら母親ってやつは、と口元を緩めながら思わずにはいられなかった。


 ひとまず荷物を整理し、日課の掃除や薪集めを完了させ、母の置き土産の袋から柔らかくみずみずしいのが伺える青色のリンゴの様な形をしたフルーツ、ピリグの肉の燻製、穀物を取りだし、ピリグ雑炊そして謎のフルーツを食べながら明日からの簡単な計画をたてる。


 腹が満たされ鬼特訓の疲れもあり直ぐに睡魔がやって来たので寝慣れたベッドに横になると沈むように眠れた。


「あぁ~また~ちゃんと溢さず食べなさい」


 んん?誰だ?この人。


 「ほら、またぁ、はいはい分かったからねぇ、これだけ食べましょうねぇ、ハイ、お利口さん、それじゃ次はこれ──」


 この声、母さんなのか?間違いない、母さんだ、それにこの小さい手、俺か?いったい──


 そう考えていると視界全体に白が広がる。


 

 「……また、か、」


最近良く見るんだよなぁこの夢、って何だっけ?確か子供が、ダメだ思い出せない。


 「まぁ、考えた所で仕方ない、か」


イラークはベッドから起きガシガシと頭を掻きながら木の枝で作った歯ブラシで歯を磨き、椅子にもたれ掛かる。


 そういえば俺の父さんの話とか母さんの魔法とか強さについて聞いた事ないな、魔女とか陰口たたかれるくらいだから強いんだろうけど。


 今度それとなく聞いてみよ。


 

 

 

閑話

 



 


 あんなに小さかったイラークが立派とは言えないけど、大きくなって、成長って早いものね。


 キーシャは帰り道の途中に少し太い木の下に座り休憩をしながら母親としての喜びを味わっていた。


 「最近私も体力落ちてきたかしら、こんなに疲れるなんて」


 「……!?」


ふと視線を感じ直ぐに木から離れるキーシャ。

すると先ほどまで背もたれにしていた場所にツルが絡まっていた。


 「ツル?…ヤテーベ、ね」


不意討ちを避けられ木の後ろからまるで、バレたかとでも言うようにのそりと姿を表す魔植物、見た目は完全に植物で何本かあるツルを除いた全長は約二メートル。


頭と思われる所には大きな口以外何もない。


 「あなたじゃ私には勝てないわ、どこかにお行き」


キーシャが優しい声で言うもののヤテーベは溶解液をキーシャに向けて飛ばす。


 「…悪い子ね……」


自分の前に厚い土壁(アースウォール)を作りそれを防ぐと土壁の両脇から絡みつかんとするツルをキーシャが一瞥する、するとブォッと音がした瞬間にはツルが燃え上がっていた。


土壁を解き、怯んだヤテーベを一瞥する。


ヤテーベは体の内側から四方八方へと飛び散った。


 「…だから言ったのに、あっ、魔植物となんて言葉通じなかったわね」


荷物を拾いキーシャは再び村へと向かった。


 「…これだけでも結構疲れるわね、これでも今まで少しは旅して来たものだけど、イラークも居るし、ここが最後になるかしら」


少し歩いた所でハァとため息を吐きながら老いを呪いながらトボトボと歩いていた。

人物紹介


名前:イラーク(一九)

種族:人族(?)

身長:一七八センチメートル

体重:六五

得意魔法:水・風・地・闇・?

固有魔法:なし

特徴:銀髪


生まれた時から魔獣が蔓延る土地で生きていく事を強いられ、偶然か奇跡か実力か、この歳まで無事生きてこられた少年。


本人の知識は本と母親の教育が全てであり、他人と接触した事がない。故に世界を見てみたいと思っている。


野生で育ったからなのか、食への執着が多少ある。

ちなみに現在好きな食べ物は、本人に言うと調子にのるため絶対に言わないが母のスープである。

(母には見抜かれている)


戦闘の際はサバイバルで培った身体能力と魔法で臨機応変に戦う。母親が離れてからほぼ毎日魔獣と命の奪い合いをしていたのもあり、センスはかなりある。


───────────────────

名前:???

種族:???

身長:一八八

体重:九八

得意魔法:?・?

固有魔法:???

特徴:???


イラークの父親。

イラーク本人も知らない。

まだ謎に包まれている。

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