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〈番外編〉トリックオアトリート

番外編です。

今更ですがハロウィン関係の話を書いてみました。


楽しんでいただけると幸いです。

-side 田島亮-


 俺の名前は田島亮。今年度から天明保育園に赴任した新米保育士だ。


 ......いや、ちょっと待て。保育士ってなんなんだよ。


「ちょっと田島先生、そんなところで何してるんですか」


 突然のことに唖然としていると保育士の格好をしている柏木先生に声をかけられた。


「え? 先生なんでそんな格好してるんですか? ていうかなんで俺たち保育士になってるんですか? つーか、そもそもコレって一体どういう状況なんですか?」


「何言ってるんですか田島先生。そんなことワケの分からないことを言ってる暇があるなら作業を手伝ってくださいよ。今日は今私たちが居る天明保育園の体育館の中でハロウィンパーティーがあるんですよ? そして現在私たち保育士はそのパーティーの準備中です。もうすぐ仮装をした園児たちが体育館にやってくるので田島先生も準備を手伝ってください」


「えぇ...何言ってるのか全然分からないんですけど...ていうかなんなんですかその説明的な口調...」


 体育館でハロウィンパーティー? 仮装した園児? ダメだ、なんのことかさっぱり分からん。


「はい、コレ田島先生が持っておく分のお菓子です。園児たちがイタズラしに来たらそのお菓子を渡してあげて下さい」


 先生はそう言うとお菓子が大量に入った袋を俺に手渡してきた。


「あのー、柏木先生...もう少し詳しい説明を聞きたいんですけど...」


「あ、そろそろ園児が来る時間ですね。それじゃあ田島先生はそのお菓子を持ったままそこに立っていて下さいね」


「え、いや、あの...全然状況が掴めてないんですけど...」


「園児たちの相手は結構疲れると思いますけど頑張ってくださいね。番外編だからといって手を抜かないように」


 いや、番外編ってなんのことなんだよ。


「あ! 田島先生! 仮装した園児たちが来ましたよ! 入口の方を見てください!」


「え、入口の方? ......え、嘘だろオイ...あの子たちってまさか...」


 入口の方を見るとそこには12人の子供たちが横1列に並んでいた。なぜだろう。皆5歳くらいのはずなのに全員見覚えがある。


「田島先生は新米保育士なので一応園児たちの名前を紹介しておきますね。えーっと、左から順に、田島友恵ちゃん、新島翔くん、リン・ユーチンちゃん、相川瀬奈ちゃん、仁科唯ちゃん、岬京香ちゃん、渋沢アリスちゃん、市村咲ちゃん、RBIの3人、の順番で並んでます」


「......あー、はい。全員知ってますね」


 ていうか今吉原と西川と脇谷の3人の紹介が略されてなかったか。


「じゃあこれから私は帰るので後のことは田島先生にお任せします」


「...え? 柏木先生も俺と一緒にあの子たちの相手してくれるんじゃないんですか?」


「何言ってるんですか田島先生。私と本編で絡んでない子が12人中9人も居るんですよ? 会話が続くわけないじゃないですか」


 アンタは一体何を言っているんだ。


「じゃあ田島先生、後のことはよろしくです」


 すると柏木先生は本当に後のことを全て俺に丸投げして体育館から出て行ってしまった。



----------------------



 柏木先生が体育館を去ると園児たちが突然俺の目の前に縦一列で並び始めた。おそらく1人1人が順番で俺の元に来るのだろう。もう疲れる予感しかしない。


 ちなみに列の順番は


友恵ちゃん

翔くん

リンちゃん

瀬奈ちゃん

唯ちゃん

京香ちゃん

アリスちゃん

咲ちゃん

RBI


 という並びになっている。


 ...ていうかなんでRBIの3人がラストに控えてるんだよ。もうその時点で嫌な予感しかしないんだけど。


----------------------



〜1番手、田島友恵ちゃん〜



「兄貴先生! 兄貴先生! トリックオアトリート! お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」


 いや、兄貴先生ってなんなんだよ。兄貴なのか先生なのかハッキリさせろよ。


 でも友恵の園児姿ってめちゃくちゃ可愛いな。なんで園児になってるのかは知らんけどずっとそのままの姿でいてくれねぇかな。


「友恵ちゃんはどんな仮装をしたのかな?」


「魔女だよ! 自分で衣装作ったの!」


「おー、すごいね! よくできてるよ!」


 友恵は紫色のワンピースを身につけており、頭にはとんがり帽子を被っている。なかなかのクオリティの魔女だ。いや、マジでかわいいなコイツ。


「兄貴先生! はやくお菓子ちょうだい! 別に私の魔女姿に対する先生のリアクションとかどうでもいいから!!」


 酷い言われ様だ。見た目は5歳児でもやっぱり中身は友恵だな。これ以上コイツに罵倒されるのも嫌だしさっさとお菓子を渡して退散してもらおう。


「はい、じゃあ友恵ちゃんにはクッキーをあげるね」


「本当はマカロンが良かったけどまあいいや。ありがと、兄貴先生」


「お、おう...」


 ...うん、まあ、アレだ。どんな姿をしてても友恵は友恵だな。



〜2番手、新島翔くん〜



「お菓子ちょうだい。俺は別に仮装してないしイタズラもしてないけど」


 おいまだ2人目だろ。いきなりハロウィン放棄するなよ。


「翔くんはどうして仮装しなかったの?」


「いや、日本で言うところのハロウィンってさ、街中で若者がコスプレするだけのイベントじゃん。海外みたいに子供たちメインのイベントじゃないじゃん。そんなの俺たち子供にとっては本来のハロウィンの意味を失って形骸化したクソイベントでしかないよ。仮装なんてするわけないじゃん」


 お前絶対5歳児じゃないだろ。どっかの名探偵みたいに頭脳は大人になってるパターンだろ。普通の園児は『形骸化』なんて言葉使わねぇよ。


「ほら、チョコあげるからそんなに不貞腐れるなよ」


「まあお菓子がもらえればそれでいいよ。じゃあ俺帰るね」


「え? ああ、うん...気をつけて帰ってね...」


 いや、ホントなんなんだよコイツ...見た目は幼いのに全然かわいくねぇ...



〜3番手、リンちゃん&瀬奈ちゃん〜



「トリックorトリートであります!」


「イタズラするしお菓子も貰うアル」


 それはトリックandトリートだね。


「2人はどんな仮装をしたの?」


「ワタクシは陶芸で作った作品の仮装をしたのであります!」


 なるほど、相川さんらしい仮装だな。まあこの子、灰色のTシャツ着てるだけなんだけど。


「ワタシはキョンシーの仮装アル」


「うん、まあ見た瞬間そうじゃないかとは思ったよ」


 俺が見たところリンさんの仮装は相当レベルが高い。いや、マジで顔に付けてるお札とかめっちゃリアルだわ。メイクとかもしっかりしてるし。


「実は仮装用の服を用意するために1度中国に帰ったネ」


 そのモチベの高さは一体なんなんだ。


「よし、じゃあ瀬奈ちゃんには駄菓子をあげようかな」


「わーい! ありがとうでありますー!」


「リンちゃんにはゴマ団子をあげよう。一応中華系のお菓子だし」


「いや、ゴマ団子はもう飽きたアル。ガトーショコラが良いアル」


 要求が厳しすぎやしないか。


「ごめんリンちゃん、ポッ◯ーで我慢してくれない?」


「...まあそれでも良いアル」


「ふぅ...なんとかイタズラはされずに済んだか...」


 この子たちは姿が幼くなってても平常運転だな...まあ見た目は可愛らしいくなってたから少し新鮮ではあったけど...




〜4番手、仁科唯ちゃん〜



「たじませんせー! たじませんせー! イタズラしたーい!」


 お菓子はいらないのかい?


「ねぇねぇ、せんせー! 私が今何の仮装をしてるか当ててみてー!」


「......ごめん、ちょっと考える時間ちょうだい」


 ぶっちゃけ仁科の服装を見ても何の仮装なのか全く分からない。というかこの子が本当に仮装をしているのかすら怪しい。


 ちなみに今の仁科の姿はこんな感じだ。


・厚化粧

・儀式用の正装

・デカイ日傘


 ......アカン、全く分からん。


「ごめん、先生にはちょっと難しい問題だったよ。答え聞いても良い?」


「仕方ないなぁー。じゃあ答えを言ってあげる!」


 いや、マジで何の仮装なんだろう。めっちゃ気になる。


「正解は......小池百◯子の仮装だよ!」


「なぜ東京都知事の仮装を!?」


「私マラソンを見るのが好きなの。だから百◯子の仮装をしたの」


 まあ確かに仁科は長距離選手だからマラソン好きなのは分かるけど...でもそれと都知事に一体何の関係が...?


「ごめん、マラソンと都知事は全然関係ないと思うんだけど...」


「いやいや! めっちゃ関係あるよー! だって今IOCと百◯子が東京オリンピックのマラソンを札幌開催にするかどうかで揉めてるじゃーん!」


「あ、ああ、なるほどね......その発想は無かったかな.....」


 おい仁科、お前も翔と同じパターンだろ。絶対中身は高校生だろ。そんなに時事ネタに精通してる5歳児がいてたまるかよ。


「ねぇねぇ、せんせー! なんかマラソンの話してたらお外走りたくたってきたー!」


「じゃあ唯ちゃんには塩分チャージ用の塩飴をあげようかな。はい、どうぞ」


「わーい! ありがとう、せんせー!」


「外走ってきてもいいけどあんまり無理しないでね」


「うんわかった! じゃあお外走ってくる!!」


 俺にそう告げると仁科はあっという間に体育館から出ていってしまった。


「仁科は普段の性格と全然違ったな...」


 仁科唯(5歳児)の姿はなかなか新鮮なものだった。もしかしたらアイツは子供の時はこんな感じだったのかもしれないな。



 ...それと胸がペッタンコなのも新鮮だったな。




〜5番手、岬京香ちゃん〜



「た、たじませんせい! お菓子くれないとイタズラしちゃうよ!」


「お、京香ちゃんは雪女の仮装をしたんだね。うん、よく似合ってる。かわいいよ」


 岬さん(園児)は丈が長い白のワンピースを着て俺の目の前に現れた。メイクで顔を少し白くしているから恐らく雪女の仮装だろう。シンプルでとても似合っている。


「えへへ、たじませんせいに褒められちゃった! 京香嬉しい!!」


 かわいらしい反応だ。うんうん、やっぱ5歳児って普通はこんな感じだよな。今までの園児たちが特殊過ぎたんだよな。普通の子は小池百◯子の仮装なんかしないもんな。


「よーし、京香ちゃんには特別に高級ようかんをあげよう。はい、どうぞ」


「わーい! やったー! せんせいありがとう!!」


 初めてマトモな5歳児っぽい反応をしてくれたんだ。お菓子のグレードを上げるのは当然だろう。それにしても柏木先生がくれたこの袋って菓子類ならなんでも入ってるのな。普通にこの袋欲しいんだけど。


 いやー、それにしても5人目にして初めて子供の可愛らしさに癒された気がするわ。ずっとこんな感じの子たちが来ればいいのに。




〜6番手、渋沢アリスちゃん〜



「ダーリン先生! ダーリン先生! ウェディングオアトリート!! お菓子くれないと先生を私のお婿さんにしちゃうぞ!!」


 1番マトモな子の後に1番ヤバそうな子が来たな。


「アリスちゃんはウェディングドレスを着たんだね...」


 アリス先輩(5歳)は純白のウェディングドレスを着て俺の元へやってきた。つまり金髪ハーフの5歳児がウェディングドレスを着ているということだ。


 なかなかパンチがある光景だなオイ。いや、まあ普通に似合っててかわいいんだけどさ。


「5歳児用のウェディングドレスなんて初めて見たよ...すごいねそれ...」


「えへへ、パパの知り合いのファッションデザイナーさんに特注で作ってもらったの!」


 いつも思うけどアリス先輩の親父さんの人脈は一体どうなってるんだ。


「ねぇねぇ先生! どう? このドレスわたしに似合ってる? わたしと結婚したくなった?」


「うん、すごく似合ってるよ。アリスちゃんはまだ5歳だから先生と結婚はできないけどね」


「うーん、そっかぁー。結婚はまだダメかー。やっぱそうだよねー。まだわたし5歳だもんねー」


「ごめんね、アリスちゃん。代わりにお菓子あげるからコレで許してくれないかな」


「わーい! スイートポテトだー! うん、分かったよ先生! 今回はスイートポテトに免じて先生を許してあげるね! 先生が私と結婚するのは私が大人になった時でいいよ!」


「う、うん...じ、じゃあアリスちゃんが大人になるまで待っとくね...」


 な、なぜだ...今俺が話している相手はロリっ子のアリスちゃんのはずだろ...なのにどうしていつもみたいにアリス先輩が優位な立場になっているんだ......



〜7番手、市村咲ちゃん〜



「お菓子をもらってあげてもいいわよ」


 なぜ上から目線。


「え、えーっと...咲ちゃんは仮装しなかったのかい...? それ私服にしか見えないんだけど...」


 咲(5歳児)は翔の時と同様に仮装をしているようには見えない。もしかしてこの子もハロウィンはクソイベントだとでも思っているのだろうか。


「何言ってるのよ亮先生。わたしはちゃんと仮装をしているわよ。ほら、今のわたしの髪型いつもと違うでしょ?」


「いや、まあ確かにいつもと違って髪型がツインテールにはなってるけど...髪型変えただけでは仮装とは言えないような気が......咲ちゃんは一体何の仮装をしたつもりなの?」


「ツンデレ幼馴染」


「それ絶対仮装じゃないよね!? いや、まあ確かにツンデレキャラのツインテール率は高いけどさ!!」


 ていうか5歳児の咲が俺の幼馴染とか無理があるだろ。お前まだ幼いじゃん。まだ幼さに馴染んでないじゃん。


「べ、別に亮先生からお菓子を貰いたいわけじゃないんだからね!」


「金平糖でいいかい?」


「べ、別に金平糖が好きってわけじゃないけど仕方ないから貰ってあげるわ! 感謝しなさいよね! ふん!」


 この子は一体何を思ってこんなキャラ設定にしたんだ...でもなぜか普段の咲とあまり変わらないような気もするんだよな...不思議なこともあるものだ...




 ...つーかこのワケの分からん茶番はいつまで続くんだよ。



〜8番手、RBIのみんな〜



「た、たじませんせい助けて...なぜか西川くんがぼくを縄で縛ってきたんだ...縄がきついよぉ...」


 吉原...お前園児姿の時も西川から攻撃受けてんのかよ...


「西川くんはどうして吉原くんを縄で縛ったの? そんなことしたらダメだよ?」


「抜け駆けして女の子と話そうとしてた吉原くんが悪いんだよ。ぼくは裁きを実行しただけだから何も悪くないよ」


 お前ホントブレねぇな。


「ねぇ西川くん、そういえば脇谷くんの姿が見当たらないようだけどどこにいるのか知らない?」


「あー、脇谷くんはさっき魔女姿の友恵ちゃんを見て鼻血出して保健室に連れて行かれてたよ。めっちゃ興奮してたみたい」


 先生は君たちの将来が心配になってきたよ。


「吉原くんも脇谷くんも見たところ仮装はしてないみたいだけどそれはどうしてなの?」


「吉原くんは仮装してないけどぼくは仮装してるよ。ほら、先生見てよコレ」


 西川くんはそう言うと短パンのポケットの中から黒い球体を取り出した。


「え? ねぇ西川くん、それ何?」


「爆弾だよ。ハロウィンの日に街中でイチャついてるカップルが居たらコレを投げつけるんだ。リア充はやっぱり爆発するべきだよ」


 いや、それ仮装じゃなくて武装だろ。


「あ、そういえば先生ってさっきまで色んな女の子たちとお話ししてたよね」


「...え? 西川くん? いきなり何言ってるの?」


「先生もリア充側の人間ってことだ」


「え、ねぇ、ちょっと待って。どうして君はその黒い物体を俺に投げる構えをとってるの? ていうかさ、まさかとは思うけどそれって本物の爆弾ってわけじゃないよね?」


「はは、何言ってんだよ先生。本物に決まってるじゃないか」


「アハハ、笑えない冗談はよしてくれよ西川くん......え? それマジ?」


「これでもくらぇぇ! リア充死すべし!!」


 西川くんはそう叫ぶと本当に俺の方に爆弾を投げてきた。




 しかし爆弾らしき黒い物体は俺の足元で転がったまま爆発しそうな感じは特に無い。はは、やっぱり本物の爆弾なワケないよな。


「はは、西川くん、大人をからかっちゃいけないよ? コレ全然爆発しないじゃないか」


「そりゃそうでしょ。その爆弾はぼくのカウントダウンに合わせて爆発するように作ったんだから」


 ......え? 今何と?


「3...」


「ちょ! 西川くんストップストップ! そんな物騒なカウントダウンするのやめて! 謝るから! 先生が悪かったから!」


「2...」


「え、なんかその黒い物体膨らんできてる気がするんだけど気のせいだよな? おい、嘘だろ? 本当に爆発したりしないよな? ただの5歳児のお茶目な冗談だよな?」


「1...」


「あ、これ絶対爆発するわ。どんどん膨らんできてるもん。いや、ちょっと待ってホントにヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!」


「0!」



------------------------



「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」





「うわ、ビックリした。なんなのよ兄貴。いきなり絶叫しながら飛び起きないでよ。心臓に悪いじゃない」


「え...? 高校生の友恵...?」


「...は? 何寝ボケてんのよ」


 気がつくと俺は自分の部屋のベッドの上に居た。そして俺の部屋の入り口には15歳の友恵が立っており、いつものように俺の方を冷たい目で見ている。




 ......あ、そうか。やっぱりアレは夢だったんだな。


「日曜だからって寝過ぎでしょ。もう昼食の時間なのよ? いい加減起きなさいよ」


 友恵はおそらく昼過ぎまで寝ている俺を見かねて起こしに来たのだろう。いつもなら『もう少し寝かせろ』と言い返しているところだが、今回に関してはグッジョブだ。よくぞ俺をあの悪夢から目覚めさせてくれた。


 ...よし、今日くらいは素直に礼を言っとくか。


「友恵、起こしにきてくれてサンキューな。マジ助かったわ」






「......え? 今日はなんでそんなに素直なの? 熱でもあるんじゃないの?」

次回から本編再開です!


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