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骨身を惜しまず、挑め新世界!!  作者: 幸・彦
第四章・捨てたもんじゃない世界
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閑話・必殺技談義

「ところで拓美。」

「うん?」

「こないだデータ共有した、ドラゴンを倒した技についてなんだけど。」

()()()ね。」

「うんそう、必殺技。あれってつまり、ジアノドラゴンの消化液よね?」

「その通り。それを撃ち出して、相手を溶かす技よ。」


「…あなたも大概、えげつない事を考えるわよね。」

「かもね。でもまあ、外側から溶かすんじゃないから、まだマシでしょ?」

「確かに、心臓とかを先に溶かせば、全身の溶解の前に死ぬでしょうけどね。」

「ドラゴンって、とにかく硬いからさ。」

「まあいいけど、あんまり乱用しちゃだめよ?」

「はあいお母さん。」

「誰がお母さん?」

「あ、違ったおタカさん」

「誰がおタカさん?」


=====================================


「それで、念のために確認しときたいんだけど。」

「何でしょう。」

「技名の…」

()()()()ね。」

「うんそう、必殺技名。あれってつまり…」

「死せるジアノドラゴンがあたしたちに遺した、大いなる遺産って意味よ。」

「そう。」

「そうよ。何か含みがあって、カッコいいでしょ?」

「そうね。」

「レガシーって言葉の響きも、すっごい重みがあって…」

「ねえ。」

「え?」

「正直になりましょうよ。」

「何が?」

「拓美。」

「…はい。」

「本当の意味は?」


「…遺産と胃酸を引っ掛けたダブルミーニンg」

「ダジャレね。」

「すみません。」


=====================================


「いや、だって酸撃(ストマック・ショット)と被るし、(アシッド)って言葉は工夫がないし…」

「だからオリジナリティを求めて、ダジャレに走ったと。」

「…はっきり言われるとキツイです。」

「ああ、ゴメンゴメン泣かないで拓美ちゃん。ちょっといじめ過ぎた?」

「泣いてないよ!」


「なになに、何の話?」

「ダジャレの話。」

「ダジャレ?どんな?」

「違う、技の話!」

「拓美。」

「何よ!」


()()()()()、でしょ?」

「……」


「あれ、タクミ泣いてない?」

「ないよ!!」

「まあまあ。さて、お昼何にしようか?」




                 おしまい

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