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骨身を惜しまず、挑め新世界!!  作者: 幸・彦
第三章・魔法国を目指して
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能力解説・1

初期の段階での、拓美の能力設定の解説です。

○肉体修復

タカネのナノ制御による、アバターボディの瞬間損傷リセット機能。

物理的な損傷だけでなく、病原菌や毒物による侵食といったダメージも

即座にリセットできる。

また、そういった生物的要因に対しきわめて短時間で抗体生成が可能。

酸素の供給を細胞単位で制御できるため、心臓を長時間停めても生命を

維持できる。もちろん、痛覚などの感覚遮断も対応可能。


○パーツ別体外形成

拓美の体組織の一部を、それのみで空間に現出させる機能。

空間への固定は絶対の処理であり、タカネの意志に反して動かす事は

絶対に出来ない。ただし、物理的に破壊されると制御できなくなるため

ただの物質となり落下する。


○パーツ射出

宇宙船の故障を自己修復した際に、プログラムのエラーとして発生した

追加機能。空間に現出させた体組織パーツを、運動エネルギーを加えて

任意の方向へと飛ばす。最高初速はマッハ1。初速は細かく設定する

事ができる。飛ばした後のパーツは制御から外れ、ただの物質になる。


○デザインバリエーション

2863年の放浪の間に、タカネが作り上げていた「拓美の肉体」の

バリエーション。オリンピック級の種目別アスリートの肉体や、他人に

しか見えない容姿のものまで種類は数十にも及ぶ。中にはマニアックな

ものも存在しているらしい。なお、身体特性の上限はあくまで「人間」

という範疇にあるため、「ゴリラのような怪力」「恐竜のような巨体」

といった規格外は作られていない。


================================


○水の球

体組織を形成するために用いる水分のみを現出させ、空間に球状で固定

する能力。飲料水や洗浄用水など、用途はさまざま。外部から手などを

突っ込んだ程度では崩れない。

なお、血液などの液体状の体組織であれば、何でも生成可能。

射出できるは一度きりであるため、蛇口やシャワーの様な「垂れ流す」

使い方はできない。


○水弾 アクア・バレット

読んで字の如く、水の球を射出する能力。状況により飛ばす球の直径は

異なる。形状の崩壊を抑えるため、初速はきわめて遅い。必然的に、

衝突時の威力も低い。攻撃手段ではなく、炎系の攻撃への相殺、または

鎮火の手段として非常に有効。


○酸撃 ストマック・ショット

水の代わりに、中和する前の胃酸を球にして射出する能力。Ph濃度は

1程度。人の皮膚なら爛れるほどの威力を持ち、使い方次第では相手に

相当なダメージを与える事が可能。ちなみに、もちろん自分にかかれば

相応のダメージを受ける。


○猫よけ

尿素に分解する前の液体アンモニアを球にしたもの。とにかく臭いが

強烈であり、たいていの動物を嗅覚を麻痺させ、退ける事ができる。


○奥歯弾 トゥース・バレット

奥歯を銃弾代わりに撃ち出す能力。貫通力は液体系よりはるかに高い。

しかし軽いのに加えて金属のような強度もないため、銃弾に比べると

殺傷力は著しく低い。至近距離から急所を狙わないと大きなダメージは

期待できない。


○頭蓋弾 スカル・バレット

頭蓋骨を飛ばし、対象に激突させる能力。貫通力はきわめて低く、銃弾

というよりハンマーの様な打撃力・破壊力に特化している。


○鮮血頭蓋弾 スカーレット・バレット

頭蓋弾の中に可能な限りの量の血液を詰めた強化版。質量を増加させた

事により、衝突時の破壊力を格段に高めている。ただし当然、砕けると

大量の血が飛散する。戦闘内容以上に戦場を凄惨な有様に変えてしまう

究極のスプラッター武器。


○囮の拓美 デコイ・オブ・ミー

拓美の体を丸ごと一体現出させ、囮として使う能力。気を逸らすのには

非常に効果的戦法ながら、「負けた気がする」ため拓美は嫌がる。

なお、この能力はどんな姿になっている状態でも使用可能であるため、

意図的に「死体」として遺すという目的でも応用される。


○ 頭蓋歩行 スカル・ウォーク

空中に頭蓋骨を固定させ、その上を歩くという特殊移動法。他の骨では

強度的に負荷に耐えられないため、塊としての頑丈さを有する頭蓋骨を

使う。固定の座標に物理的な上限が存在せず、理論上はこの能力だけで

宇宙まで到達する事もできる。

今回は、他の生物との融合系は除外しました、

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