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黄昏ヒーロー  作者: 雨咲はな
康巳編
3/4

前編



 隣の家に住んでいるのは、自分よりも四つ年下の、ちっちゃくてピーピーとよく泣く女の子だった。


 丸い顔で、これまた真ん丸のくりっとした目を持つその子は、気がつけば俺のあとをくっついて廻るカルガモの雛のような存在になっていた。母親同士の仲が良くて、彼女たちがとめどないお喋りに興じている間、必然的に俺がその子の相手をしてやったためかもしれない。

 妹も弟もおらず、ついでに言うならイトコたちもみんな自分よりも年上ばかり、という環境で育ってきた俺は、まだほとんど赤ん坊に近いような幼児をどうやって扱っていいのか判らず、壊れ物に触れるような接し方しかしていなかったはずだ。

 それでもなぜか俺はその子に気に入られたらしく、よく懐かれた。


 正直、「面倒だな」と思っていたのは否めない。


 なにしろその頃、俺もまた頑是ない子どもであって、チビ助の面倒を見るよりは、同じ年頃の友人たちに混じって遊んだり走り回ったりするほうを優先させたかったからだ。

 しかもその女の子は、結構どんくさいわりに、その自覚なくあちこちをフラフラとしがちで、俺の後ろをてとてとと覚束ない足取りでついてきたかと思ったらすぐに転び、そのたびにわんわん泣き喚くという、目の離せないところもあった。

 そんな時はしょうがなく助け起こしてやり、服についた砂を払い落として、「大丈夫だった?」と訊ねてやるしかない。


 そこで放置して逃げるほど俺は悪辣ではなく、母親たちの目を意識して良い子風に振る舞うことを知っている程度には、計算高いところのある子どもだったからである。


 結果として、俺はその子の「お隣の優しいお兄ちゃん」というポジションに収まることになった。周囲の評価がそれで定着してしまうと、余計にそこから逸脱するような行為をすることができなくなることに気づいて後悔したが、あとの祭りだ。

 泣いていたら声をかけ、転んだらすぐに駆け寄り、いじめっ子がいたら叱りつけてやる。

 最初のうちはそういう役割だと思って、渋々こなしていただけだった。他に誰もいないから、俺が相手だと泣き止むから、仕方なく面倒を見る。それだけ。

 なのに、「それだけ」のことで、その子はいつも、にこおっと満面の笑顔になった。

 健気に自分で涙を拭い、俺にぴったりと寄り添うようにくっついて、安心しきった表情をする。これでもう大丈夫、ヤスくんがいるから大丈夫だと、まるで無敗のヒーローでも登場したかのように。

 そのうち、泣き声が聞こえてくると、俺は自発的にすっ飛んでいくようになった。別に何も言われなくても、そこに大人の目がなくても。

 泣いていたら心配になり、転んだら怪我はないかと真っ先に確認し、いじめっ子は本気で腹を立てて追い払い、ぷるぷると小動物のように震えている幼い女の子を慰める。


 もう大丈夫だよ、と頭を撫でて。


 ──こういうのを、「情が湧く」というのだろう。

 俺はまんまと周りの思惑どおり、いつの間にかその子のことを、本当に妹のように大事に思うようになっていた。


 いつでも可愛い、俺が守ってあげなきゃいけない女の子。

 ……だった。



          ***



 俺の父親は、いつも厳しい人だった。

 笑った顔なんて、ほとんど見たことがない。何がそんなにも面白くないのか、家の中では大体口を曲げて怒ったように眉を上げ、むっとしたように黙っていることが多かった。

 口を開けば、夕飯の内容だとか、掃除の仕方だとか、つまらないことでアラを見つけては、母親を怒鳴りつける。気が弱く大人しい性質の母親は、父親が在宅している時はしじゅう何かに怯えるように身体を縮めていた。

 仕事が忙しいからと家にいる時間が少ないのが、まだ幸いだった。朝から晩まで何かに文句をつけ、威張りくさってふんぞり返っているやつがずっとリビングに居座っていたら、こちらの身が保たない。

 俺がその場の空気を読むことに敏感になったのも、大人の目と評価を気にして行動しがちな子どもになったのも、おおむね、こいつのせいだ。


 我が家では、父親は、上司で、支配者で、暴君で、絶対に逆らってはいけない人間として、俺と母親の上に君臨していた。


 そんなんだから、普通の家庭でよくあるような「父親との思い出」なんてものが、俺にはひとつもない。キャッチボールをしたことも、一緒に風呂に入ったことも、ゲームをして騒いだこともない。旅行に行ったことくらいはあるが、やつが行きたいところに行って見たいものを見る、という行程なので、かえって振り回されてぐったりしただけだった。

 もちろん、父親参観に来たこともなければ、学校行事に参加したことも一度もない。

 あの男にとっての「家族」とは何だったのか、俺は未だに理解できないでいる。なんのために母親と結婚して、俺という子どもを作ったのか。

 名の通った大企業に勤めているということがあいつの最大の誇りであったようなので、妻も子も、単なる世間体だけで揃えたものだったのかもしれない。

 だったらもういっそただのATMだと割り切ってしまえれば、こちらも楽だったのに。


 父親は、常に俺に対して、「人の上にいること」を要求した。


 他人から見下げられる位置にいるな。侮られるな。馬鹿にされるな。いつもそれが口癖だった。

 もしかしたら、あの男はものすごいコンプレックス持ちだったんじゃないだろうか。傲岸で尊大で、自分は一流であるという自尊心ばかりが膨れ上がって、こんな歪な人間が出来上がってしまった。

 誰かの下にいるのは我慢ならない、という本人の性質はともかくとして、その信念を押しつけられるほうはたまったもんじゃない。

 俺という存在には興味を示さなかったのに、父親は俺が勉強でも運動でも他の誰かに負けることを許さなかった。


 テストでいい点を取らなければ怒鳴られ、百メートル走でタイムが上位になければ鼻で笑われる。


 見かねた母親が口を出そうものなら、「おまえの教育が悪いからだ」と責められる。萎縮して頭を下げる母親を見たくないばかりに、俺はいつでも必死だった。怒りと悔しさをバネに、勉強もしたし、縄跳びやハードルの練習だって懸命にやった。

 そして、一抹の希望も抱いていた。

 頑張って頑張って、いい結果を出せば、父親も多少は俺のことを認めてくれるんじゃないかと。頑張ったな、くらいは言ってくれるんじゃないかと。せめてそれくらいのこと、期待したってバチは当たらないだろう?


 ……でも、俺が何をどうやっても、父親は満足しなかった。


 テストで満点を取ろうが、徒競走で一位になろうが、サッカー部の試合で活躍しようが、学級委員に選ばれたと報告しようが、「ふん」と返されるだけ。その後で、当たり前だ、その程度で偉そうな顔をするな、という言葉が追加されることはあっても、「よくやった」という短い一言だけは、不機嫌そうにひん曲がった父親の口からは決して出てくることはなかった。

 何なのかね。あの男は人を褒めると死ぬ、という病気を患ってでもいたんだろうか。少しでも認めるようなことを言えば、その瞬間から俺がいい気になってつけ上がる、と警戒していたのかもしれない。

 あるいは、調子に乗った俺が、父親である自分を「下に見る」ことが、それほどまでに怖かったのか。


 ともあれ、そんな父親が自分の頭の上にいるせいで、俺は小学生の時点で、すでに精神が疲弊しきっていた。


 努力をしてもしても報われない、っていうのは相当に心が荒む。精一杯やった結果がここ、と言っているのに、相手はもっと上まで行けというだけで、その理由も手段も提示してくれないのだから、どこに目標を定めていいのかも判らない。

 当時の俺は、自分のしていることのすべてが虚しくなって、地面に視線を向けてぼんやりすることがよくあった。

 そこには真っ黒な影だけが落ちている。こんな風に顔も身体も闇の中に隠してしまえれば、どれだけ楽だろうと思った。家からも父親からも逃れて、ただののっぺらぼうになってしまえば、もうあれの「息子」として大きな手の平に押し潰されなくて済む。

 まだ小さくて細い影。黒くて薄っぺらで、地面にへばりついているだけの、つまらない存在だ。



          ***



「ヤスくん!」


 ある時、いつものようにそうやって下を向いて歩いていたら、バタバタという後ろから駆けてくる賑やかな足音がして、ぴょこっと視界の中にちっちゃな頭が飛び込んできた。


「……ムッちゃん」


 俺は目を瞬いて、顔を上げた。半年前に小学生になったお隣のチビっ子は、相変わらずくりくりとした真ん丸の目で、こちらを覗き込んでいる。

 肩の上できっちりと切り揃えた髪の毛が可愛らしい。小さな身体にはまだランドセルが不釣り合いなくらいに大きく見えて、なおさら微笑ましかった。

「今、帰り? あれ……でも、一年生の下校時刻はもっと前だったはずじゃ」

「公園で遊んできたんだよ!」

 学校帰りの寄り道禁止、という先生の言いつけを完全に無視した行動を、にこにこしながら堂々と報告する顔は無邪気そのものだった。もちろん俺がこの子に対して怖い顔で説教するなんてできるはずがない。「……危ないから、まっすぐ帰らないとだめだよ」と諭すだけに留めると、はあい! と元気いっぱいの返事をされた。

「ヤスくん、ずーっと下を見てたよね? 何か落としちゃった? むつみも一緒に探してあげる!」

 どうやら、しょぼくれた後ろ姿を見られていたらしい。バツが悪くなって、なんでもないよ、と俺は小さな声で言った。


「ちょっと……疲れてさ」


 ぼそりと、余計な本音までが漏れてしまう。馬鹿だな、とますます自己嫌悪に陥りそうになった。こんな小さな子にそんなこと言ったって、判るわけがないのに。

「そっかあ」

 案の定、ムッちゃんはなんにも判っていないしたり顔で、うんうんと頷いた。何をどう納得したのかは謎だが、なんとなく大人の真似をしているようなその様子が可笑しくて、口元に少しだけ笑みが浮かぶ。

 新しいゲーム買ったから、あとでうちに見に来る? と話を変えようと思ったら、その前に相手が口を開いた。


「むつみもいっぱい走った日はね、くたくたになって、ご飯の前に寝ちゃっておかあさんに怒られるよ! ヤスくんはいつも、むつみよりももっとたくさんのことを頑張ってるんだもんね。ときどきは、疲れちゃうよね。あのね、疲れた時はね、お日さまを浴びて、美味しいものを食べて、ゆっくりお休みするといいんだって! そうしたらね、また明日から、元気に動けるようになるんだって! ヤスくんはお勉強でも、駆けっこでも、縄跳びでも、お絵かきでも、ゲームでも、皆よりずっと上手になーんでもできるから、きっと、他の人たちよりも多くお休みしなくちゃいけないんだよ!」


「──……」

 思わず、言葉に詰まった。

 いつでも、すごいすごいと自分を褒めて認めてくれる、お隣の女の子。ずっと父親からもらいたかった言葉まで、こんなにもあっさりとこの子がくれるとは、思ってもいなかった。



 頑張ってるね、だけど時には休んでもいいんだ、と。



「……そんなに俺って、なんでもできるかな?」

 もしかしたら、その時自分の口から出た声は少しだけ震えていたかもしれない。小さく問いかけたその言葉に、ムッちゃんは自信満々に頷いた。


「そうだよ! ヤスくんはねえ、すっごいの! 誰よりも強くて、頭も良くて、足も速くて、なんでもできちゃうの! むつみがそう言ったらね、おかあさんが、ヤスくんはむつみのヒーローなんだねえ、って言ってたよ!」


 たぶん、その台詞は苦笑とともに出されたものなのではないかと思うが、ムッちゃんはものすごく自慢げだった。

 そう言われたことが嬉しくて誇らしくてたまらない、というように。

「……ん、そっか」

 言葉少なに返事をして、ぐっと強く唇を引き結んだ。そうしないと、ちょっとみっともないところを見せてしまいそうだったから。

 この女の子の前では、俺はいつでも堂々とした、頼りになるお兄ちゃんでいたいんだ。

 格好つけたがりの見栄っ張り。認めたくはないが、こんな自分は確かにあの父親の血を引いているらしい。

「じゃあね、ヤスくん!」

 幸い、ムッちゃんは何も気づかず、明るく手を振って自分の家へと走っていってしまった。

 その小さな小さな背中を見送って、俺はひとつ息をつく。



 そして、顔を上に向けて、青く澄んだ空を見上げた。



 まだ大丈夫、もう少しだけ頑張れる。誰より強い、と一片の疑いもなく言い切った、あの女の子の信頼を裏切るわけにはいかない。

 ぺっちゃんこになった身体に新しい力が吹き込まれて、ほんのちょっと芯が通ったような感じがした。


 もしかしたら、本当になんでもできるかもしれないじゃないか。

 ──ヒーローは、簡単に負けたりしない。


 と、その時の俺は思っていた。



          ***



 俺が高校二年になった時、父親の浮気が発覚した。

 いや、たぶん絶対に、それが初犯だったということはないだろう。それ以前にも何回か同様のことはあって、母親も薄々は察していたはずだ。それが今回に限り、取り繕いようのない状態で表面まで浮上した、というだけの話で。

 日頃は従順な母親も、これにはさすがにキレた。自分の母親が父親に、問い詰めて、責めて、泣き喚くという光景を想像してみるといい。これ以上ないほど嫌な気持ちになるだろう? 俺の精神ももちろん、極限までゴリゴリと削られた。

 でも、これまでずっと抑えつけていたものが、ここにきていっぺんに噴出してしまったのだろうという気持ちはよく判るから、俺は百パーセント母親の味方についた。


 しかし父親は、どこまでも最低なろくでなしのクズだった。


 俺と母親から攻撃されて、やつは完全に開き直った。だったらなんだ、どうして俺のすることでおまえらから文句を言われなきゃならない、ずっと俺の給料で食ってきたくせに偉そうにするな! と大声で言い返してきた。

 浮気がバレたところでどうということはないと、高を括っていたのだろう。長いこと専業主婦をしてきた母親が今さら働くことなんてできるはずがなく、高校生の俺に至っては、親の脛をかじるだけのちっぽけな存在だ。やつはどこまでもこの家の中では「支配者」の立場を崩そうとはしなかった。

 俺が口を挟もうものなら、すぐに、

「誰のおかげでここまで生活できたと思ってるんだ!」

 と、恩着せがましく怒鳴り散らす。親が子に対して扶養してきたことを盾に取り振りかざすのは、卑怯じゃないのか。それは子を作った者が負うべき義務だろう。俺だって、別に望んでこんな父親のもとに生まれてきたわけじゃないのに。

 つべこべ言うならこの家からすぐに出て行け、と言われて、母親は泣いていた。実家の両親ともに亡くした母親には、もう帰るところなんてない。自分が頼りにできるのがこんな男だけ、という現実に、すっかり打ちのめされていた。

 俺はもううんざりだった。身勝手すぎる父親にも、弱々しいだけの母親にも。

 そしてなにより、何もできない自分自身に。


 もういっそ、父親を殺して、自分も死のうか。


 そんなことまで、本気で考えた。

 家にいるとついそれを実行してしまいそうだし、泣くばかりの母親も見ていたくなくて、俺は男友達の家を転々と泊まり歩く日々を送るようになった。鏡に映る優等生ヅラした自分の姿がやけに腹立たしくて、髪も染めたし、服装もがらりと変えた。学校にもあまり行かなくなった。我ながら、絵に描いたようなグレ方だと思う。



 父親の言うとおりに作り上げてきた「今の自分」が、本当に嫌いで嫌いでたまらなかった。



          ***



 そんな時、ぶらりと立ち寄ったコンビニで、隣家の女の子と会った。

 何なんだ。どうしてこういう、俺の人生の過渡期みたいな時にばかり、こいつは俺の目の前に現れるんだ。落ち込んだ時、自分が嫌になった時、死にたい時、まるでどこかの誰かが寄越してくるように、ひょいっとその姿を見せる。一体なんの嫌がらせなんだ。


 ──この子にはこんな惨めな姿を見せたくない、という時に限って。


 苛立ちと羞恥から、俺はことさら感じ悪く睦美に接した。

 嫌いになるならなればいい。怖がって近寄らないでいてくれたらそのほうがいい。その頃、生活が荒れていた俺は、性根のほうもすっかりねじ曲がってしまっていた。

 だけど、睦美は逃げなかったし、怯えもしなかった。

 昔、ぽんぽんと弾む毬のようにあちこちを駆け回っていた女の子は、今やすらりとした細身の中学生になっていた。ポニーテールにした髪も、伸びた腕も、ミニスカートから出ている脚も、どこもかしこも健全すぎて眩しいほどだ。もう以前のような丸っこい顔の面影を探すことも難しい。

 なのに、まっすぐすぎる性格だけは変わらずに、睦美はそれこそ剛速球で打ち返した毬のように、勢いよく俺に反撃してきた。


 今のヤスくんは、ぜんぜんカッコよくない、と。


 自分のほうがよほど泣きそうな顔で、睦美は俺に「目の前の嫌なことから逃げているだけ」と厳しく指摘すると、すぐにくるりと背中を見せて走り去ってしまった。

 その姿が完全に見えなくなってから、俺は目線を下に向ける。


「はは……そりゃそうだ」


 独り言のように呟いて、自嘲した。

 今の自分がカッコいいわけがない。睦美に見限られて当然だ。今も家で泣いているであろう母親から目を背け、父親に反抗するすべも知らず、こんなところでまた下を向いているだけの、情けない子どものような自分。

 正直、本当にキツかった。自分が恥ずかしくてたまらない。こんなところで何をしているんだと、心底から思う。さっきからずっと、胸のあたりが軋むように痛かった。

 こんな俺は結局、ヒーローにはなれない。なれなかった。

 でも──


 ぐっと力を込めたら、手の中のすでに潰れたコーヒー缶がミシッと音を立てて平たくなった。

 それを叩きつけるようにゴミ箱に投げ入れる。

 そして俺は視線を前に向け、決然と歩き出した。



 でもせめて、もう逃げるのはやめよう。

 俺はどう頑張ってもヒーローなんかにはなれなかったけど、いつも笑ってくれていたあの子にあんな悲しい顔をさせるような男にだけは、成り下がりたくはない。






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