表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

枕の下に 希望の上に(8)

暗がりドリップ

夜雲を見れば

あの立体的場所に

何かあると思う

星と月と雲

あの雲の上に

何かあると思う




黒く煌びやかな空に

浮かぶ雲は

そんな夜の色にさえ

染まらずに居る

月のおかげである事は

明々白々なのだが

千切れた小さな雲ですら

存在を感じられた




あれはもう少しで

離れて行く

あれはもう少しで

消えて行く

暗がりの変化は

良く見なければ

知らない間に

変わる物だ

決まった物は

世の中には少ない




黒く静かな空に

浮かぶ雲は

そんな夜の音にさえ

染まらずに居る

星が騒がしいからである事は

明々白々なのだが

千切れた小さな雲ですら

存在を感じられた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ