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白紙の本
ついに投稿してしまった……
不定期更新ですが頑張りますのでよろしくお願いします!
「こんな噂を聞いたことがあるだろうか」
著者不明、そして表紙、本編、全てが白紙の謎の本が何処かの図書館や本屋で時折見つかる。殆どの場合は発見され次第直ぐに破棄されてしまう。
しかし、稀に何かに取り憑かれた様にその本を読み続ける人がいる。
その人は読み終わると本を持ったまま、まるで魂が抜けてしまったように、静かに、そして何かに導かれるように歩き出し、路地や建物に入ったかと思うと霧のように消える。
幻覚か、夢か、それとも神隠しか……
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彼がその噂が事実だったと知るのはもう少し後の話。
読んでいただきありがとうございます。
プロローグはアニメのOP前をイメージしてみました!
プロローグなのでかなり短いですが次話からは頑張って2500文字ほど書こうと思います!
皆様の声援が私の燃料です。レビューや感想を頂けると嬉しすぎて泣いてしまうかもしれません(笑)