女子トーク
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魅麗「うむ、みんなに集まってもらったのは他でもない。重要な案件を話し合う必要が出てきた 」
霞 「みんな……と言っても女子しか集めていませんが
?」
花凛「重要な案件って、今日の泊まる場所のことですですよね」
魅麗「そうだ。今日はこの公民館を使っていいと言わ れた。あんまり使用してないから埃くさくてすまんなとか晩御飯ぐらい届けてあげるなとか、 なかなか身にしみる対応を受けた」
花凛「さすが、子供が誘拐されても動じない村……私たちの町に はない対応ですよね。見ず知らずの人たちにそんなことするなんて」
霞 「衣食住が確保されているなら、ほかに話し合う ことがありますか?」
魅麗「何を言っているんだ霞くん。呆れてものも言えないよ。ヤレヤレ」
霞 「…………(イラっ)」
魅麗「蓮水くんと一つ屋根の下だぞ!一緒に寝泊りだぞ。こんなに興奮するシュチュエーション どこにあるというんだい。さすがに一緒に旅行は、実篤が一緒でもハードルが高いかなと思っていた私を嘲笑うかのように起きたこの突発的強制イベント。高揚してくるじゃないか!」
花凛「ああ!」
霞 「英さん。そこで納得するのは間違ってますからね。惑わされないでください。というか何かが起きる可能性なんてありません。兄さんには完璧に仕込んでありますからね」
花凛「蓮水に何を仕込んだの!怖いよ!」
霞 「少々女性に対する作法などを。女性に対しは常に敬語を使いなさいとか。話しかけてくれる人は気を使っているので話を早々に切り上げてくださいとかなどですね」
花凛「全くこちらからのアプローチに乗ってこない思ったら霞ちゃんのせいか!」
魅麗「落ち着きたまえ英くん。今まではそうだったろうが今日は違う」
霞、花凛 「「??」」
魅麗「この公民館は見てのとおり一部屋しかない。そ
して布団に関しては三人分しかないそうだ」
霞、花凛 「「!!」」
魅麗「そうこの雨のなか蓮水くんに野宿をさせるわけ にはいかず。一緒にこの部屋に泊まるしかない。そして布団は三人分。これは蓮水くんと一緒に布団に入れる権利が出てきたと言っていいだろう。もちろん蓮水くんを畳に直接寝させるなんてのは論外」
花凛「やっとわかりました。先輩が私たちだけを集めたわけが」
霞 「鬼無里先輩もまたくだらないことを考えますね」
魅麗「くはは、いいじゃないか。いつも蓮水くんの部屋に忍び込んで寝顔を楽しんでいる霞くんとは違うのだから」
霞 「な、なんで知って……!」
魅麗「えっ?」
花凛「えっ?本当なんですか?」
霞 「……くっ」
魅麗「冗談のつもりで言ったんが、まさかそんなことをしていたとは……」
花凛「いいなぁ〜蓮水いつも教室で寝てる時授業中でも机に突っ伏しちゃうから寝顔は見れないんだよね」
霞 「ん、んんっ。話を戻しますが、兄さんと一緒に寝るのは私ということでよろしいですね。家族ですし無難ですから」
魅麗「いや、ここは私でいいだろう。ここに泊まることになったのも僕の責任だ。だから甘んじて窮屈な蓮水くんとの密着を受け入れようではないか」
花凛「なんで同じ布団で寝るからと言って密着しているんですか……というかそんけーする先輩に窮屈な布団なんてダメです。私が蓮水と添い寝します」
霞 「いえいえ、お気遣いなく」
魅麗「いえいえ、僕のおか…僕のせいだから」
花凛「いえいえ、女騎士の仕事だから」
「「「………………………………………………」」」
「「「最初はグー!じゃんけん…」」」




