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「君は、社会の家畜」

 君は、社会の家畜

 この社会という名の農場主に飼われた家畜


 もちろん、家畜には家畜なりの幸せというモノがある

 僕は、それを否定したりはしない。むしろ、心の底から肯定しよう!

 もしも、君がそのコトを知った上で、自ら望んでそうしているのだとすれば


 だが、僕は違う。僕には、僕の人生がある

 そのコトを知った上で、家畜となる生き方を否定した者


 僕は、カゴに入れられた途端、その能力を失ってしまう

 大空を飛ぶ際には最大限に役立つこの立派な翼も、狭い鳥カゴの中では何の役にも立ちはしない


 君と僕とでは、そもそも生き方が違うのだ

 全く逆の考え方をし、全く逆の生き方をしている


 あるいは、こうも考えられるかも知れない

 君は、僕の別の姿。あり得たかも知れない未来の可能性の1つ

 もしも、僕が社会に飼われることを自ら望んで生きたとしたら、君のようになってしまっていただろう


 もちろん、それは全く逆のコトでもある

 僕は、君の別の姿。あり得たかも知れない未来の可能性の1つ

 もしも、君が社会に飼われることを自ら否定して生きたとしたら、僕のようになってしまっていただろう


 僕らは、お互いにお互いの希望であり、反面教師でもあるのだ

 僕らの違い、それは選んでしまった選択肢の違い。ただ、それだけ

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