「詩を書け!」と声が聞こえた!!
天から声が聞こえた!!いや、聞こえたのは地の底からか?
ま、そんなコトはどっちでもいい。重要なのは、聞こえてきた声の内容だ。
「時代の代弁者となる詩を書け!!」
ハッキリと、そう聞こえた!!
聞き間違えなどではない。確実に、そう聞こえた。だから、僕は詩を書こう。
もしかしたら、僕は詩人になるべきだったのかも知れない。
小説ではなく詩を書くべきだったのかも!
ま、何でもいい。どうせ、この小説は何でもありだ。最初に、そう宣言してある。これは、小説であり、エッセイであり、詩であり、日記であるのだ!!
だったら、ここで詩の割合を増やして、何がいけない?他の人達の書くような決まりきり、形式ばった小説ならば話は別だろう。「そんなコトやってはいけないよ!」という決まりごとがいくつもある。そうして、律儀にもそれらのルールを厳格に守りながら生きていくのだろう。
だけど、僕は違う!僕が目指すのは究極の小説家!何でもありさ!だったら進もう!行こう!これからも、世界の作り上げた偏見という名の規則を破りながら、前へ前へと進み続けよう!
たとえ、それにより、この身がボロボロになろうとも!身も心もボロボロになりながら、傷だらけになりながら、それでも進み続けよう!どうせ、それも成長につながる。傷つけば傷ついただけ、それらが新たな能力と化す。だって、これまでずっとそうだったのだもの。
だったら、これからも同じような人生を生き続けるだけさ。




