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砂漠に水をやる
砂漠に水をやっているようなものだな…
そう感じる。
この「小説家になろう」というサイトでは、この手の文章は、うけがよくない。それをヒシヒシと感じている。ただでさえ人々から理解されづらい作品を書いているのに、それに加えて、この環境である。
もしも、人々から喝采を浴びたいならば、書いている作品の内容を変えるべきなのだ。ジャンルを変え、ストーリーを変え、キャラクターを変え、表現方法を変え、執筆スタイルも変える。その方が、遥かに大勢の人に読まれるだろう。少なくとも、今よりかは多くの人々に読んでもらえるだろう。
そんなコトは百も承知だ。わかった上でやっている。その上で、砂漠に別に植物を根づかせてみたいのだ。砂漠を緑地化してみたい。それが、今の僕の願いなのだ。
ただし、そうでない思いも、また存在する。
砂漠に育つのはサボテンばかり。
いずれ、サボテンも育ててみたい。できる限り巨大で、美しい花を咲かせるサボテンを。そういう気持ちもある。




