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ナイフ1本で戦う戦士(「普通の小説」について)

 まずは、「普通の小説」からいこうか。

 この小説に関しては、ちょっと読み方が難しいかも知れない。なにしろ、ド派手な演出や、変化に富んだストーリーなどが、ほとんど存在しないからだ。一言で言えば、“地味”なのである。


 本来、目的としていたのは、「~普通の名前~」の回。このようなものだった。

 今後も何話か出てくると思うのだけど、主人公の僕が、散々普通でない人の人生を批判して、最後に“だから、普通がいい。普通が一番”と締めくくる。これが、テーマだった。

 ただ、書いている内に、そうでもなくなってきた。もちろん、それも目的の1つではあるのだけれども、それ以外の部分が主体となってきた。もっと普通でいい。普通の人々の普通の人生・普通の生活を語る。

 あえていうならば、主人公の視点だけが、普通ではない。どこか微妙に狂っている。といっても、大きく狂っているわけでもない。


 この小説には、他の小説にあるような強力な武器がない。兵器がない。ド派手な魔法をバンバン放つような小説ではない。たとえるならば、ナイフ1本で戦場に駆り出された戦士のようなもの。

 地味ではあるけれども、確実に敵を仕留めていく。独自な視点や、ガッチリとした文章力、圧倒的なリアリティなどで進んでいく。特に文章に関しては、昔の文豪のようなものを目指してみた。そのまま教科書に載っていてもおかしくないくらいに。それでいて、あまり読みづらくなり過ぎないように。

 今の所、そこそこ上手くいっているのではないだろうか?今後も、これを続けていきたい。

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