数をこなすコトの必要性
ある程度、数をこなすというのは必要なコトなのだな、と。
これは、実際にやってみて実感した。
10作書いて、10作全てを傑作とは、なかなかいかないもので。
もちろん、それを目指すんだよ。全て傑作を書くつもりで書いていって、最終的にそうならないのは仕方がないなと、そういう意味。最初から凡作を書くつもりで挑んではならない。
同じように、1作書いて、その1作を傑作にするのも難しい。けれども、10作書いて、その内の2~3作を「これは!」と思える作品にする。これは、充分に可能!
それは、たとえ、読者の反応を無視したとしても。
読者には全く受けないし、何の反応もない。あるいは、非難の嵐だったとして。それでも、自分の中で「これは、傑作だ!」と思えれば、それは傑作なんだよ。もちろん、ひいき目に見ては駄目だよ。他の人の作品と同じように判断した上で、それでも「いい作品だ」と思えれば、それはいい作品。
同じ作品でも、「自分が書いた時には傑作だけど、他人が書いたとしたら駄作」こういうのは駄目。もっと見る目を養わないと。誰が書いたとしても、傑作は傑作だし、駄作は駄作。そういう判断力と公平さを身につけなければならない。
その上で、10作書いて、2~3作。傑作とまではいかないまでも、せめて自信作くらいにはもっていきたい。もちろん、最終的には全ての作品をその領域まで到達させるのが目標ではあるけれど。




