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時と共にレベルは上がっている

 ちょっと、さっきの話の続き。「悪魔との契約で、僕は1枚ずつ増えていく小説を書かないといけなくなった」が書けないという話。


 これ、ロールプレイングゲームでいえば、倒せないボスがいて、レベルが上がるのを待っている状態。

 もちろん、ただ待っているだけではいけない。“果報は寝て待て”なんて言葉もあるけど、本当に寝て待っていてはならない。実際には、他で経験を積んでレベルを上げてこなければ!

 他での経験とは、もちろん、小説の執筆である。1つの作品が行き詰まっているのならば、その間に他の作品を書けばいい。そうして、能力を上げていく。


 たとえば、1年前、これだけの小説が書けただろうか?

 これだけの小説どころか、1作だって完成できたかどうか怪しい。ましてや、複数の作品を同時連載だなんて、夢のまた夢だった。

 それが、1作完成させて力になった。2作目を半分の時間で仕上げて、さらにレベルを上げた。3作目はさらに半分の時間で…

 こうして1歩1歩、着実に進んできた。実力を身につけてきたのだ。


 1年前にできなかったコトができるようになっている。

 半年前に書けなかった作品が書けるようになっている。

 3ヶ月前に使えなかった表現を身につけている。


 それでいい。たとえ、誰も見てくれていなくとも、確実に能力だけは上がっていく。周りの人々にはわからないかも知れない。けれども、僕自身は心の底からそれを理解している。それならば、大丈夫。満足もできる。


 3ヶ月後、さらにレベルは上がっているだろう。

 半年後には、さらにさらに!

 1年後には、さらにさらにさらに!!


 その時が楽しみだ。そうなったら、現時点では到底書けない小説が書けるようになっているだろう。そうして、さらなる高みを目指し、もっともっと難しい小説に挑戦してやろう!!

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