究極の小説家への道は、まだ遠い
さて、この小説も、そろそろ終わりが近づいてきたようだ。
枚数的にも話数的にも、かなり書いてしまった。あまり長くなり過ぎても仕方がない。どうせ、このまま同じ展開が続くだけだろう。
結局、今回も、僕は究極の小説家にはなれなかった。
けれども、そのキッカケは掴んだ。3ヶ月前とは比較にならない程、成長もした。苦手分野も、かなり潰すコトができた。
長い作品も、かなり書けるようになってきた。会話文も、基本はマスターした。人や物に名前を与えるのも、以前よりかは速いスピードで行えるようになってきた。
これまで身につけていた能力も、総合的に伸ばすことができた。ストーリーも、キャラクターも、設定も、以前よりも深みが増し、細かい部分まで考えられるようになってきた。
表現力に関しては、まだいくらか不満も残る。それでも、こぢんまりと終わらずに、普通の人が使わないような変わった表現にも果敢に挑戦していった。その効果は、いずれ現われる時が来るだろう。今すぐではなくとも、遠い未来に。
もちろん、まだまだ先はある。「もっと!もっと!」という気はあるけれど、2ヶ月半程度でこの成長ならば、充分だろう。
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この「だから、僕は小説家になれない」という小説について言えば、いろいろと実験的な手法も試すコトができた。そこは、よかった。
けれども、途中から、ストーリーらしいストーリーはなくなってしまった。そこは、ちょっと残念だったかも…
次の作品では、もっとストーリーやキャラクターを前面に出すような作りにしてみようか?と思っている。
ほとんどの作品は完成させるコトができたけれども、1つだけ、書きかけのまま長期執筆停止してしまっているものがある。それも、そろそろ再開させなければ…
あとは、新作だな。もう1つ2つは、早々に始めたい作品もある。ただ、それをやってしまうと、現在進行中の作品にも影響が出るだろう。かなりの支障をきたすかも。
そこまで無理をしてまで、やる価値があるのかどうか?ここは、思案のしどころ。
いずれにしても、まだまだやるべきコトはある。やらなければならないコトはある。
それらを全てやって、やり尽くして、それでも駄目ならば仕方がない。だが、まだそうではない。やれるコトがある限り、やり続ける!戦い続ける!諦めるのは、それからでも遅くはない!!