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全ての日を“調子のいい日”に変えるには、どうすればいいのだろうか?

 相変わらず、“調子のいい日”と“調子の悪い日”の違いがわからない。

 いや、感覚的に違いはわかるのだけれども、「どうすれば、全ての日を“調子のいい日”に変えられるのか?」がわからない。

 これができるようになれば、まさに無敵なんだけどな…


 とりあえず、今の僕のやり方は天気のようなもの。

 “サンサンと太陽が照っている日”もあれば“ドンヨリと曇った日”もある。あるいは、“土砂降どしゃぶりの大雨の日”だって。


 かといって、その日の天気しだいで小説が書けたり書けなかったりしても困る。風が吹いていたり、雨が降っていたりして仕事ができないわけにはいかない。ハメハメハ大王じゃないんだから。

 雨が降っているならば傘を差したり、カッパを着たりすればいい。さすがに、そのくらいの賢さは僕も身につけた。

 それどころが、槍が降り注ごうが、隕石が落ちてこようが、小説は書き続けなければならない。


         *


 では、どうするのか?


 調子が悪い日には、調子が悪い日だというコトを認識する。そして、それを受け入れる。さらには、それに対応する。

「あ!今日は、絶好調だ!いくらでも書ける!!」とわかった日には、そのままバリバリと書き続けばいい。これは簡単!こんなものは、誰にだってできる!


 問題は、そうではない日。

「ああ…今日は駄目だな。あんまり書けそうにない」と感じた日には、それに対応して、無理をしない。ちょっとだけ書く。でも、“全然書かない”だけは駄目!それだけは、やってはならない。

 それをやると、引きずられてしまう。そのまま、ズルズルと何日も書けなくなってしまう恐れがある。


 上手うまくすれば、最初は無理をせずボチボチ書き始めていたのに、途中から絶好調に変わる日もある。そうなれば、しめたもの!あとは、バリバリと書き続けるだけ!!


         *


 “スランプは、極力短くする”

 これがコツ。


 普通の人は、1度スランプにおちいると、何日も何週間も(時には、何ヶ月も)書けなくなってしまう。昔の僕も、そうだった。

 でも、今の僕は違う。スランプは数時間に抑える。どんなに書けなくても、翌日には書く。できれば、その日の内に書けるようになっておく。ありとあらゆる手段を講じて、書けるようにする!わけは一切しないように心がける!

 あらゆる言い訳を心の中から排除して、頭の中を物語の世界でいっぱいにする。どうしても、それができない時には、ボ~ッとする。お昼寝をする。散歩に出かける。図書館に行く。お茶を飲む。あまり金銭的に余裕があるわけでもないので、なるべくお金をかけない方法で。

 これが、雨が降った時に傘を差すのと同じ行為。


 調子の悪い日にも、いろいろとタイプがある。

 経験をこなすことで、自然とそれらにも対応できるようになってくる。

「あ、今日は、この方法でいけるな」とか「このくらいの枚数は書いても大丈夫だな」などと、わかるようになってくる。

 繰り返して言うけれども、調子の悪い日には無理をしない。ボチボチやる。無理をすると、翌日以降に影響する。長期のスランプに陥りかねない。だから、決して無理はしない。これは鉄則。

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