寝て!起きて!小説を書いて!
寝て!起きて!小説を書いて!迷って!悩んで!疲れて、寝て!起きて!小説を書いて!
ひたすら、その繰り返しの1日だった。
正直、質の方は“最高!”というデキではない。量の方も、そんなにたくさん書けたわけでもない。
けれども、迷いつつ、悩みつつ、どうにかこうにか先に進めた。それだけは、よかった。
ハッキリ言って、“全部100点”は無理だよ。
書く小説、書く小説、全て完璧!表現も最高なら、おもしろさも抜群!そうはいかない。
だったら、どうするか?それを考える。
だったら、点数が低い日があってもいい。その代わりに、高い日もある。そういう風な書き方にしてやる。
ここで勘違いしないで欲しいのは、「どれもこれも平均点を目指した作品作りをしろ」と言っているわけではないということ。それでどころか、全く逆!
“おちこぼれ”を作ってやる。その代わりに“天才”も生む!
50点とか60点という回があってもいい。なんだったら、30点でも5点でも構いはしない。その代わり、100点を超える回も生み出す!120点だとか300点だとか、点数にするならば、そういうデキの作品を作る!
それで、結果的に平均点を80点とか90点にしてみせる。決して、「全てを80点以上に!」などと考えてはいけない。そう思い始めた時が、没落の歴史の始まり。結果的に、そんなものは全部50~60点の凡作になってしまうだろう。もしくは、30点以下の駄作に成り下がってしまう。
常に破天荒たれ!ムチャクチャやってやれ!
その結果、いくつかの駄作が誕生したっていい。代わりに、同じだけの傑作も生み出してやればいいのだから!!