表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/34

「さそり」


 元は静かに呟くような声で言った。


 「ヒトシどこだ。」


 怯えるウルフカットが腰を抜かしてその場にしりもちをつく形でコンクリートの地面に尻をついて黒い豹のような元を見上げながら言った。


 「ヒトシさんなら今頃ゴーパチ流してると思います。」


 「案内しろ!」というと元はウルフカットの襟首を乱暴にワシ掴みして半ば無理やり先導するように促した。


 ウルフカットは後ろからついてくる黒豹のような元のゼファーをサイドミラーで確認しながら58号線を北上し飛行場を嘉手納を過ぎて恩納村の多幸山と呼ばれる走り屋たちが多くいる暗い山道に向かった。


 多幸山は大きなワインディングロードが続くストリートのレースコースで多くの走り屋と見物の期待族がいたが南部連合の連中は見当たらなかった。


 元がウルフカットのバイクの前に出て左に寄るように指示器を出したのでウルフカットもぼんやりするアタマでそれに従った。


 バイクを停めると元は自分のゼファーから降りてウルフカットのバイクに近づくと何も言わずにバイクごと蹴り倒して倒れたウルフカットのヘルメットに間髪入れず強烈な蹴りを入れた。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ